
エアコン機器は三菱霧ヶ峰の支給品です。
え?BY???初めて見ました、何この品番。


調べて見ると「民防機」との事。
なんじゃそれって思った方は調べてみてください。
一般に販売されている機種ではない様です。
なぜ売られていたのかは?です。
さて、お引越しされてからこのお家にはエアコンが1台もありません。
この猛暑をよく耐えてますね...
取付けるのはこちらのお部屋。

配管穴も専用コンセントもありません。
分電盤は奥の部屋に設置されています。

奥の部屋にはエアコンが設置されていた形跡があります。
分電盤が古く、分岐回路は空きがありません。
この部屋にはエアコンを設置することはないそうなので、この専用コンセントを撤去して増設回路にします。


平屋なので天井裏にケーブルを通していきます。


分電盤の立ち上がりも隠蔽したかったのですが、土壁なので壁の中にケーブルが通りませんでした。
収納の点検口から屋根裏へアクセスします。

平屋なので屋根裏が高いのかと思ったら、低い上に梁と柱が入り乱れて分電盤の方角がよく見えません...


結構な時間が掛かって、なんとか室内機のところまでケーブルが通りました。


分電盤周りはこんな感じで。

今回、化粧モールは使いませんでした。
将来、分電盤を取替える際に、モールがあると上手くいかないからです。
分電盤取替えのご依頼をいただいた際には、きれいにモール仕上げにしたいですね。
コンセントを取付けて、専用回路増設完了です。

ちなみに分電盤の製造年が1985年でした。

新築時から取替えられていない様で40年選手ですね。
ブレーカーは見た目では故障しているかしていないか判断はできません。
テストボタンはありますが、ここまでの年式になるとテストしてトリップしたらトドメを刺してしまう可能性があるので恐ろしいのです。
そろそろ取替えの方向でお奨めさせていただきました。
ではエアコン取付けに掛かります。
まずは穴開けから。

「この壁にはアスベストが含まれている」という前提で、みなし作業を行います。
粉塵が飛散しない様に、HEPAフィルター内蔵の掃除機で吸引しながら配管穴を開けていきます。
気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして、背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はテープ巻き仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


分電盤にアースが無かったので、室外機で直接接地しました。


室外機周りは、こんな感じで完成です。


「暑い中、引き受けてくださってありがとうございました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
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