三菱電機 MSZ-JXV4024S-W ムーブアイ搭載ハイスペックモデル、MSZ-GV2224-W スタンダードタイプを、お買い上げいただきました。

既存機はダイキン、2011年製です。
盛大に水漏れしていた様で、壁に水漏れ跡が残っていました。


コンセントに掛かっているのはマズイですね...


気になるのでこのエアコンは使わず、隣の部屋のエアコンでリビングの方も賄っている状況でした。
室外機は室内機のすぐ裏側にありますが、配管は隠蔽配管です。

暖房は使われていないという事で、先行して先月エアコンを取外しにお伺いしていました。
しかし隠蔽配管でこういう施工をする人は、何を考えているんですかね?

ぴったり接続してしまうと、取り換え時にお客様の負担が増えることが想像できないんでしょうか。
ポンプダウンして室外機を撤去。


無理して繋いでいたので、配管がぐねぐねで硬化してしまっています...


元の配管を折らない様に曲げて、ろう付け延長します。


こんな感じで延長しておきました。


室内機も撤去。

お客様が水漏れ跡を拭いてみた様ですがキレイには取れなかったので、一部だけクロスの貼り替えもご依頼いただきました。
エアコンを先行で取外したのは、クロスを貼り替えるためです。
さすがに阿部はできないので、古くからお世話になっているクロス屋さんにお願いしました。
お客様のご希望で、この部分だけ柄の違うクロスを選択されましたが、なかなかいい感じじゃないですか。

では取付作業に掛かります。
まずはコンセント電圧が変わるので...


200Vへ切り替えました。


位置決めをして、背面板を設置。
配管に新しいフレアナットを取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管穴は気密性を上げるために、パテで塞いでおきます。


室外機に配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機周りは、こんな感じで完成。


作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してリビングが完了です。


はぃ。もう1台あります。
こちらは2階寝室で、エアコンがありません。


室外機はベランダに置けますが、外壁材が...


配管穴を開けるのですが、お家の図面に柱や筋交いが記載されてる図面が一切ありません。
この建築メーカー、他でも構造に関する図面をお客様にお渡ししていなかったりします。
仕方ないので、コンセントの開口部から壁に中に障害物がないか確認して、穴を開ける位置を決めます。


室内側から慎重に穴開けを行っていきます。


ちなみに2011年完成の建物なので、建材にアスベストは含まれていません。
この陶製タイルは内側から開けると浮いてしまうので、外側から飛ばさない様に慎重に開けていきます。


こんな感じで貫通しました。


配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


位置決めをして、背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管は、アイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ダクト付けて配管繋いでいる間は小雨が降っていましたが、室外機を繋ぐ頃には晴れて暑いくらいの日差しになりました。
室外機周りは、こんな感じで完成。

「いやぁ、きれいにしていただいて、ありがとうございました。また他の部屋の取替えもあるんで、また阿部さんにお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿