2023年10月29日日曜日

2023年 八坂地区自主防災連合会 防災訓練

日曜日はお休みをいただいております。
週に一度はじっくり体と気持ちを休めるために、昨年からきちんと休む様にしています。

そんな日曜日ですが、八坂小学校で開催された、八坂地区自主防災連合会の防災訓練に参加してきました。
阿部は連合会の副会長 兼 広報委員という立場上、欠席する訳にはいきません。
もうこの地域の防災士として関わって軽く10年以上は経過してるので、ホント誰か代わってください(^_^;)
今年はコロナ開け以降、一般のみなさんも参加いただいての訓練になりました。

連合会会長の挨拶後グランドへ移動して、今年優勝した城東分団のみなさんの消防操法を披露していただきました。
テキパキと動かれて、カッコよかったです。

消防操法の見学が終わると体育館へ戻って、連合会の役員防災士による座学。
地震や洪水などの自然災害に対しての備えと対策について、講話いただきました。

講話が終わると、体育館内各所に配置されたブースを、参加者のみなさんが自由に見学。
婦人防火クラブのブースでは、チラシや新聞を使って災害時に役立つアイテムの作成体験を。

女性消防団・市民救急サポーターのブースでは、AEDを使った心肺蘇生法の体験。

東消防署城東支署のブースでは、応急手当や簡易担架の作り方などの体験。

自主防災連合会のブースでは、今までに各町へ貸与してきた防災資機材を集めて、使用の仕方などの説明を。

阿部は何をしてたのかと言うと、伸縮ハシゴを使って遊んでいました...

じゃなくて(^_^;)...実はひとつブースを任されまして、数年前にも展示させていただいた感震ブレーカーのブースを開設しました。
パソコンとモニター、パナソニックに貸してもらった展示キットを持ち込んでの展示です。
これだけですが、結構段取り大変なんですよ。

おかげさまで、たくさんのみなさんに興味を持っていただいた様です。
ちなみに阿部は仕事モードじゃありませんから、一切セールス活動は行っていません。

屋外では、松山市公営企業局のみなさんによる、応急給水栓の取扱方について指導いただきました。

あと、子供たち向けに、分団の消防車の乗車体験も行われました。

お天気も良くて、暑くも寒くもないいい気候で開催できて良かったです。
できればこの訓練の成果が活かされない様、祈るばかりですね。

2023年10月28日土曜日

室内機フラップ交換のついで?に9年経過のエアコン分解洗浄作業

9年前にお買い上げいただいたエアコンの分解洗浄が完了しましたので、本日夕方から再取付にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV224-W(2014年製) スタンダードタイプのエアコンです。

こちらの建物は賃貸マンションで、9年前にオーナー様からのご依頼で取替えをさせていただきました。

今回、「エアコンが故障したので見てほしい、修理が無理なら取替えの方向で。」とご連絡いただきまして、そんな重症な故障なのかと点検にお伺いすると...
「羽根の根元が外れちゃってて、羽根が動かないんです。」と、入居者様。
なんだ、フラップですか...(^_^;)
部品交換で治りますよ。

ところで、ファンが汚れていますね。
見えるところは入居者様が拭き掃除をされていた様で、9年目にしてはあまり汚れていません。
オーナー様に現状報告をさせていただき、もうそろそろ10年を迎えるので、このタイミングで洗っておかれませんか?とご提案させていただき、ご依頼いただきました。

室内機を取外して、お預かりします。

フラップはメーカーへ部品手配して、お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

あれ?阿部さんとこ、足場組んでるから洗えないってBlogに書いてませんでした?って思われますよね。
はぃ。足場はあるんですけど、ちょうどこの日は塗装屋さんが軽作業の日だったので、隅っこの空きスペースで洗わせてもらいました。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

取付けが終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
入居者様は、「ありがとうございます!これでまだ数年はここで過ごします!」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2023年10月25日水曜日

賃貸マンションで間取り変更リフォームに伴う電気設備改修工事

Blogが滞っていますが、毎日バタバタとさせていただいています。

本日は、8月から取り掛かっていました、賃貸マンションの一室をリフォームするための電気工事の最終日でした。

いつもの賃貸マンションです。
入居者が出て空部屋になったタイミングでリフォームを行っています。
今回は間取りの変更もあるため、いつもとはちょっと違います。
この和室はなくなって、ダイニングと繋がって広いLDKになります。

既存のエアコンは能力不足になるため、新しいものに取替えます。
このエアコンは年式が新しいので、分解洗浄して保管しておきます。

工事が始まったのは8月初旬でした。
夏場の忙しい時期は避けてほしかったんですけど、大工さんを待たせる訳にもいかず、合間を見て現場入りしました。

壁を取っ払ったので、コンセントやドアホンの位置変えなど、やること山盛りです...

ひとつコンセント回路が使えなかったのでおかしいなぁと思っていたら、壁の中でビスで突き刺されていました。
このケーブルは使えないので、新たに引き直します。

大工さんが間仕切りを組みだしたところで、コンセントやドアホンのケーブルを仕込んでおきます。

エアコンも邪魔なので、取外しておきます。
ここまでが8月の作業でした。

すぐにボード貼ってクロスも終わるのかと思ったら、しばらく放置されて10月中旬にクロスが終わったとの連絡が入りまして、一昨日から現場へ。
見違えるほどキレイに仕上がっています。

まずは、エアコン取付けから。

いつも通りの流れで。

ベランダ周りはこんな感じで完成。
外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。

取付けが終わると試運転を行い、異常がないことを確認してエアコン完了。

分電盤も耐用年数が遥かに超えているので、

新しいものに取替えます。

配線器具も新しいものに。
すべてコスモシリーズの配線器具をチョイスしています。

配線器具が変わると、部屋の雰囲気もグッと変わりますね。

照明はすべてLEDのものに。

トイレの二室用換気扇は、音が高くなっていたので新しいものに取替えました。

ドアホンは元々付いていたものを、配置を変えて再取付け。

工事完了後、チェックを行ってお引渡しです。
これで新しい入居者さんは、気持ちよくお過ごしいただける様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2023年10月14日土曜日

量販店で高さ的に標準タイプは取付けできないと言われたエアコン取替工事

初めてのお客様のご依頼で、2台のエアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2223-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機は富士通ゼネラル製が2台。
こちらは2008年製。15年お使いです。

こちらも富士通G製。
2003年製。なんと20年お使いでした。

実は量販店でエアコン購入されて、取替工事に来た業者さんが既存機の設置状況を見て、「持ってきているエアコンは高さが合わない(高さ30cm)ので、取替えできません。高さの低い機種(高さ25cm)でないと無理です。」と言われて、持ち帰ったそうです。
その後の業者さんの対応に不信感を持ったお客様は、いろいろと調べられてアベ冷熱技研へご相談いただきました。

確かになかなかタイトな感じです。
お客様は、あまり使わない部屋なので安価な機種が良いとの事です。
東芝や富士通Gのであれば、安価な機種で高さ25cmのものはありますね。
でも現地調査をさせていただいて、三菱霧ヶ峰のGVタイプでもいけると判断させていただき、ご依頼いただきました。

では、作業に掛かります。
本日は午後から雨の予報なので、かなり気が焦る状況でのスタートです。
2台とも2階で、既存の配管化粧カバーは流用をご希望です。

室外機はこういう状況。
基本的にガスボンベとは離隔距離を置かないといけませんが、ここにしか置くところがないので、取替えも既存の位置に置くしかありません。
お客様にはガス屋さんにご相談される様、お伝えしておきました。
(ガス屋さんの判断で、隔壁を設置する場合があります)

既存機を撤去していきます。

既存のダクトは未来工業製。賃貸アパートなどによく使われているタイプですが、結構扱いにくいです。

扱いにくい上に、外壁塗装された際にペンキ屋さんがダクトも塗っているため、隙間に塗料が吸着していて、外すのに一苦労です...

撤去完了です。

配管穴にはスリーブが入っていません。 あれ???

なにか柱の様なものが見えると思ったら、筋交いの真ん中を貫通してしまっていますね。
残念です。どうすることもできません。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

天井面と室内機の隙間は、45mmほどです。
高さ30cmの室内機でも設置できました。
修理などのメンテナンスを考えると50mm以上は確保したいところですが、穴の位置が決まっていますから。
そもそも霧ヶ峰はそんなに頻繁に故障しないので。

既存のダクトも割れることなく、流用できました。

手で触った跡が残らない様に、雑巾で拭き上げておきました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
既存ダクトの経路が気になりますが、流用なので仕方ありません。

試運転を行い、異常がないことを確認して1台目完了。

ここで昼休憩というところですが、雨が気になるので昼食を取らずに作業を進めます。
2台目の配管ルートはこんな感じ。
いやぁ、これどうしよう~...

室外機もなぜこんなところに...
化粧カバー流用なので、同じルートで同じ位置に設置します。

ハシゴはまともに掛からないので、斜め掛け。
光ケーブルや電話線、電源ケーブルの引込みが密集しているので、かなり神経を使います。

撤去完了。

こちらも同じく、筋交い貫通。同じ業者さんですかね?

こちらの穴はまた一段と高めで、試練を与えてくれます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

背面板を設置。
配管穴と背面板の下面の位置関係はこんな感じです。
ドレンが逆勾配になるんじゃないの?と思われるかも知れませんが、霧ヶ峰ならこのくらいは全然許容範囲です。
だから高さ30cmでも取付可能とお答えができるんです。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

この隙間に配管を通して、ダクトカバーを元通りにするのはかなり大変でした。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

あとは試運転を行い、異常がない事を確認して、すべての工事が完了です。

こちらの天面も、このくらいのスペースは確保できました。
雨も降る降る詐欺状態で、一瞬ポツポツってきたくらいで終わって良かったです。

「キレイに取付けていただいて、化粧カバーもそのまま使っていただいて、ありがとうございました。霧ヶ峰が付けれるとは思ってなかったんで、相談して良かったです。またお願いしますね。」と、お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。