いつもお世話になっているFB友さんから、エアコンの配管が劣化しているのでどうにかならないかと言うご相談をいただきまして、やっと本日お伺いしてきました。
はぃ。「やっと」と書きました。
ご相談いただいていたのは7月です。
「阿部さん忙しいやろうけん、手の空いた時でかまいませんから。」とのお言葉に、空いたら絶対一番に行こうと思いながら、雨や台風で予定がズルズルになる中、やきもきしていたら9月になってしまいました...ゴメンナサイ
今回のご依頼は、ボロボロになったエアコンの配管を補修してほしいとの事です。
テープ巻き仕上げは、直射日光が当たる場所では劣化が激しくなります。
直射日光だけでなく、酸性雨の影響も大きいです。
何かに齧られた訳ではなく、年数を掛けてテープがボロボロになって飛んでいき、銅管に巻かれている断熱材も、こんな感じでボロボロになります。
断熱材が剥がれると、その部分で熱が逃げてしまうため、能力ダウンや消費電力が高くなったりします。
ドレンホースは腐ちてしまって、途中でちぎれていました。
あ、ちなみにアベ冷熱技研の施工品ではありません。
まぁ年式が年式ですから...
三菱霧ヶ峰ですけど、ゆうに20年以上は経過していますね。
配管の断熱材を補修して、スリムダクトを付ければ見た目はキレイになります。
ただし、明日故障して動かなくなるかも知れないエアコンのために、お金を掛けてそこまでやるのはどうなんですかね?
そろそろ寿命ですから、エアコンを取替える時に配管もスリムダクトも一緒にやる方が、余分なお金を掛けなくて済みますよとご提案させていただきましたが、「このエアコンは、故障しても取替えないと思うんで、まぁやってくださいや。」という事で(^_^;)
で、本日お伺いです。
作業は、お隣の畑の地主さんに許可をいただいて、ハシゴを立てての作業です。
配管がまっすぐ降りているので簡単かなと思いきや、配管穴から真っ直ぐ下がったところに丁度パイプ支持金具が...
これを交わして、スリムダクトを取付けていきます。
スリムダクトが付いたら、古い断熱材を剥いで、他の現場で撤去した配管の断熱材を被せていきます。
新品じゃないのか?って思われると思いますが、新品でこんな断熱材はありませんので。
あったとしても、これこそ余分なコストを掛ける必要はありませんから。
通信ケーブルも被覆が劣化しているので、粘着テープで劣化が進まない様に保護します。
室外機のバルブの根本まで断熱材を巻きました。
この後、断熱材も粘着テープで保護しています。
一台目はこんな感じで完了。
配管を外さずにスリムダクトを取付けるのは、簡単そうに見えてなかなか時間が掛かります。
はぃ。実は二台目があります。
太陽が回ってきて、地獄の様な暑さがやってきました...
こちらは先程のものに比べたら年式が若いので、そんなに劣化は進んでいませんが、この際に一緒にやってほしいとの事です。
日が当たる場所や酸性雨が掛かる場所は、劣化が進んでいますね。
室外機への接続部分も、触るとボロボロと崩れてしまうので、、、
粘着テープでしっかりと保護しておきます。
地獄の暑さでしたが、なんとかやり切りました。
室外機の取付け方が何とも言えませんが、そこは目を閉じて(u_u)
これで見た目や漏電の心配をする事なく、エアコンをご使用いただける様になりましたね。
作業が終わる前にお客様はお出掛けされてしまいましたので、感想をお聞きできずでした。
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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