2023年8月3日木曜日

効きが悪いのを騙し騙し使っていたエアコンの取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-ZXV5623S-W エモコテック搭載霧ヶ峰をお買い上げいただきました。

既存機はシャープ製。2010年製なので13年目です。
数年前から何か効きが悪いなぁと感じられていた様で、この夏の猛暑で取替えを決められました。

建物は4階建てで、お部屋は4階のリビング・ダイニング・キッチンです。
室外機は狭いベランダに置かれていました。

凄いところに置かれているなぁと、配管周りを見ると...
ちょっと、新しい室外機はここには置けませんね。

仕方ないので、掃き出し窓の前になりますが、ここに置く形でご提案させていただきました。
このベランダはほとんど出ることはないので、ご了承いただきました。

では既存機の撤去から始めます。
配管カバーを外すと、換気ホースがあるのにパテ埋めをしていませんでした...

ダクトのステンレスビスを失くしたのか、鉄の木ビスで留めていたため、錆びてしまっています。

配管を外そうとして見つけました。
フレアナット周辺がオイルまみれです。
エアコンの効きが悪いのは、ガス漏れしていたからだった様です。
いわゆる施工不良ですね。

配管がきつくて抜くのにかなり苦労したんですけど、穴の奥に鉄骨が見えますね。
これのせいで抜きにくかったんですね。
お陰で石膏ボードが少しかげてしまいました...

穴の高さも高すぎるので、少し調整しました。
配管穴には、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして、新しい室内機の背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

室外機を置く位置を変えるため、配管化粧カバーのルートも変えました。
既存のスリムダクトは流用です。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
窓の前で大ばしいですが仕方ありません。
ベランダへの出入りは楽にできるスペースを確保しています。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
「お忙しいところ、早目に取替えていただいてありがとうございました。ホント助かりました。」と、大変お喜びいただき、お土産までいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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