2022年3月19日土曜日

お引越しに伴いエアコン移設と一緒に分解洗浄で気持ちよく

マンションから戸建て住宅へお引越しされるお客様のご依頼で、エアコン移設と分解洗浄のご依頼をいただきました。

富士通ゼネラル AS-V22D-W(2015年製) 自動掃除機能なしのスタンダードタイプです。

まずはマンションの方へ取外しにお伺いします。
左側のダイキンは今回取外して処分されます。

取外す時に気になったんですけど、室内機の左下が膨らんでいました。
配管が当たってるのかな?と思って、外す時に確認したんですけど、何も当たってなく、この状態でした...
これは富士通クオリティなんですかね?

フロンガスを室外機側へポンプダウンして、取外していきます。
このダイキンの室外機、加湿機能が搭載されているので、頭にくるくらい重いです(^_^;)
エアコンに加湿機能なんか必要ないんですけどね。
変なこだわりを捨てきれないメーカーは淘汰されてください。

富士通ゼネラルの方は、お預かりして分解洗浄します。
リビングでお使いでしたので、結構カビが見えますね。

フィルターはなかなか凄いことになっていました...

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

ついでに、室外機も水洗いしておきます。

ベランダ設置だったのに、なぜかツタや枯れ葉がいっぱい出てきました。
もしかして移設は2回目ですかね?

洗浄が完了すると、新居へ取付けにお伺いします。
他の業者さんが設置した2階の室外機が、先に座っています。
気が利く業者さんなら、ここに1階の室外機が座るのが予想できるので、もう少し向こう側へ室外機を置いてくれるんですけどね。
仕方ありません。
なんとかします...

午前中晴れてたんですけど、午後からは小雨になりました。
阿部が濡れるのは全然いいんですけど、施工中、配管内に水滴が入ってしまうと故障の原因になります。
シートを張って、雨が掛からないように準備を。

室内機は1階寝室へ。

背面板を取付けて、配管穴を開けていきます。

配管穴には、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

結局、この膨らみ部分の修正はできませんでした。
組立時にも何も当たっていないのを確認しました。
ドライヤーで温めてみましたが、治る気配もなく。
残念です...

外部配管は、スリムダクトで化粧仕上げ。

ホント、この室外機が居なければ、楽に作業ができるんですけどねぇ...
かなり苦労して配管接続を行っています。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
プラロックの下にブロックを敷いて、泥ハネ軽減対策。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
新しいお家で、快適にお過ごしいただける様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

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