「エアコンの臭いが凄いので、洗浄をお願いします。」とご依頼いただき、本日完了お引き渡しにお伺いしてきました。
三菱重工 SRK56SP2-W(2012年製)
まずは室内機を取外してお預かりする訳ですが、室外機設置状況はこんな感じ。
塀と室外機がビチビチに接近している上に、配管もキチキチ。。。
どうにもならないので、塀を取外します。
バルブのところが湿っているので触ってみると・・・
オイルが付着。。。 ガス漏れしてますね。
フレア接続部を外して見ると、傷だらけ・・・
ここはパッキンの役目をしますから、傷があるとガス漏れが起こります。
配管が短くてキチキチなのと、このフレア加工状態なので、接続部に負荷がかかって漏れだした感じですね。
状況をご説明させていただき、再取付けの際に配管も取替えます。
で、室内機を外すと・・・(・_・;)
貫通スリーブが入ってないとかは横に置いておいて、筋交いが。。。
これにはお客様もかなりショックを受けておられました。
構造体の補修は専門外ですので、当社ではどうする事もできません。
お客様がその辺の専門のお仕事をされているので、今後コンパネでも当てて耐力壁にされるそうです。
お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓ 何か居ました。。。(;´∀`)
ファン↓
洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
配管穴には貫通スリーブを挿入。
これで壁内からの小動物に侵入を防ぎます。
室内機を取付けます。
配管は新しいものに取替えて接続していきます。
配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を開始。
冷房運転圧を見ると、思ったほどのガス不足ではないので、追加補充にします。
様子を見ながら、じわじわと追加充填。
規定圧まで充填完了。
暖房運転に切り替えて再度試運転。
しっかりと温風が出る事を確認して、お引き渡しです。
エアコン内部は見た目には汚れている感じはありませんでしたが、キッチンの近くに設置されているせいか、油汚れが目立ちました。
臭いの原因は油汚れだったのかも知れません。
「あ、臭いが無くなりました。前はもう凄い臭いで、今年はほとんど使ってなかったんです。」と、大変お喜びいただきました。
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
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