ちょっとまだ日中は暑い日が続いていますが、エアコン分解洗浄のご依頼をいただきました。
シャープ AY-Z63SX-W(2010年製)
シャープ AY-Z28XE7(2010年製)
シャープ AY-Z28EE7(2010年製)
「どうしてもカビが気持ち悪くて、今使っていないので洗浄してください。」とのご依頼で、早速取外しにお伺いさせていただきました。
持ち帰って分解すると・・・
これはちょっと、見てしまうと運転したくなくなるのも解ります。。。(^_^;)
4年でこれはなかなか。。。
3台分解するのに、丸一日掛かりました。。。
やっぱりシャープ嫌いです。
どういう脳ミソだと、こういう複雑怪奇な構造物を設計できるんですかね?
修理依頼いただいたら、お断りしたい機種の一つに決定です<(_ _)>
丸洗いするために、電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
取外す時に、すごく気になっていたところ。。。
背面板の取付けに、ビスだけで石膏ボードに留めてあります。
それも、何度も場所を変えて打ち直した後が。。。
この室内機、一番重いもので「18kg」もあります。
恐ろしいですねぇ、、、頭の上に18kgが、、、それもしっかり留まっていない状態で。
現状をご説明させていただいて、手直しをさせていただく様にしました。
背面板を外すと、こんなにビス穴が。。。
この石膏ボード、裏に下地はありません。。。
マンション建設側にも問題がありますが、エアコン設置業者の施工の未熟さにも問題があります。
ボードアンカーを取付けます。
ボードアンカーは、内側が傘のように開いて、しっかりとビスを留める事ができます。
だだし、この石膏ボードがしっかりとした強度を持っている事が大前提ではありますが。
背面板をしっかりと取付けます。
室内機を取付けて、配管類を接続していきます。
配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「お陰で気持ちよく使えそうです。お忙しい中、3台まとめて本当にありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました。
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
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