2013年8月23日金曜日

三菱電機製 3×1マルチエアコン取替工事

一昨日半日と本日一日掛けて、マルチエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

【三菱電機製システムマルチエアコン】
MXZ-682AS 室外機×1台・MLZ-RX362AS-IN 天カセ形室内機×1台・MAC-D01PW 化粧パネル×1個・MAC-430PW ワイドパネル×1個・MSZ-282BXAS-W-IN 壁掛形室内機×2台


既存機は松下電器産業製。 電気系統の故障で動きません。

ネット検索でアベ冷熱技研を見付けていただき、盆休み前に下見にお伺いさせていただいていたのですが、既にメーカー工場が休みに入っていて盆明けバタバタと手配し、本日施工となりました。

建物は3F建てで、室外機が2Fベランダ置き。

それも灼熱の南側、こんな状況で置かれていたので、室外機にとっては過酷な状況下にありました。

今回取替えに当たって、既存配管を流用しつつ室外機の放熱性を確保するため、二段置台を使用してベランダ手摺りより上へ設置します。

配管は溶接延長。スリムダクトで立ち上げ。架台は腐食に強い溶融亜鉛メッキ仕上げ。

準備が完了すると室外機を入れ替える訳ですが、当初70kgの室外機を宅内の階段で上げ下げしようと思っていましたが、さすがに無理して建物を傷めたり、忙しい時期に怪我をする訳にいきませんから、今回はユニック車をお願いしました。

急遽お願いしたにも関わらず、二つ返事で来ていただいた向井電気工事の向井社長さんに感謝感謝です<(_ _)>
向井さんは、電工青年部で共に役員として活動している有志です。

新しい室外機が座りました。
これなら放熱性は完璧です。

室外機の配管接続は社長に任せて、自分は室内機×3台設置に掛かります。

まずは天カセ。 既存機を撤去します。


開口寸法を少し広げて、吊りボルトを設置。


室内機を吊り込みます。


トルクレンチを使って、キチッと配管を接続します。

三菱はこの接続部を断熱処理しなくていいので、施工性がもの凄くいいです(^^)v

パネルを取付けて、天カセ完了。


壁掛け撤去。


壁掛け・隠蔽配管・・・まともな施工にはなかなかめぐり逢えません(^_^;)
今回も壁開口部が狭い上、奥に立ち上がっているドレン管の方が上がっています。。。


クロスの破れや汚れがあるので、穴を下に広げて全体的に下げます。


かなりやり難いですが、ドレン管を面一にしました。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


ドレンは、こんな感じでキチッと勾配が取れました。


すべての配管接続が終わると、配管内部を真空乾燥させるために、電動式真空ポンプを使って真空引き作業を行います。

ここまで猛暑の中、休憩ナシ。。。
よく体が動くものだと、自分でも感心します(_ _;)

室外機架台は、4箇所を壁面にしっかりとビス留め。

下部ドレンもしっかりと取って、垂れ流しにしません。

室外機上部には転倒防止金具を取付けて、揺れや転倒を防ぎます。


室外機周りはこんな感じで完成です。


すべての作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

修正箇所があり時間が掛かりましたが、何とか1.5日で完工できました。
まだまだ暑い日が続く様ですから、今日からフル運転ですね(^^)v

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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