午前中、量販店施工のエアコンダクトの手直し工事にお伺いしてきました。
施工したのは、いつもこのBlogに登場するY電機様です(^_^;)
先週、「アベ冷熱技研のブログを見て、綺麗なカバーをみると自分の家のエアコンもどうにかなるかな~っと思いメールさせてもらいました。」と、添付写真と一緒にお問い合せいただきました。
平面コーナーがありません?
早速現地拝見させていただくと、、、
クロスも傷だらけ。。。
施工した業者さんは、「ここに平面コーナーを付けると室内機上部のスペースを確保できない」との事で、この様な状態で引き渡されたそうです。
まぁ、間違いではありませんが、やり方を工夫するつもりは無かった様です。。。
で、確認のためベランダへ出てみると・・・(_ _;)
いやぁ、ツッコミ所満載で笑っちゃいます(^_^;)
いつも話題を提供していただいてありがとうございます、Y電機様<(_ _)>
ここまで酷いとクレーム処理できるとお伝えしましたが、「阿部さんに。。」と言う事でお引き受けさせていただきました<(_ _)>
まずはポンプダウンして、室外機側へガスを回収します。
ダクトをすべて取り替えて欲しいとのご依頼ですので、すべて撤去。
が、問題が発覚!
外した配管を見ると、溶接延長されてます。。。
自分 「え?このエアコン、どこかからか移設して来られたんですか?」
お客様「いいえ?」
自分 「この配管、もしかして中古かも。。。それか、端尺品を繋いで使ったのかもです。」
お客様「え?エアコン、新品で買ったんですけど。」
自分 「・・・」
お客様「・・・」
と言う事で、再利用するつもりだった配管も取替えをご依頼いただきました<(_ _)>
「これ、手直しお願いしなかったら、ずっと知らないままだったんですよね。」とお客様。
確かに。。。
気を取り直して、取付けに掛かります。
コーナーは少しカットして、室内機の高さを調整します。
これが「工夫」です。
室内機へ新しい配管を接続していきます。
結構時間が掛かりましたが、室内側完了。
ベランダ側のチンチクリンだったスリムダクトも、この様に手直し。
いつもの様に電動式真空ポンプを使って、配管内部を真空乾燥させます。
この作業を、前の業者さんがやったかどうかは定かではありません。
すべての作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
室内側↓
お客様のご希望で、太いタイプのカバーだった物を、スリムなタイプに取り替えています。
クロス張替えもお奨めしましたが、マンション販売社さんが初期点検時に補修してくれるそうです。
室外側↓
はい、完了です。
このBlogをご覧いただいている方々に取りましては、別に特別な工事内容ではありませんね。
Y電機、Y電機って書いてますが、今回の件につきましては、Y電機様も被害者ですね。
お客様も、Y電機様も、本当にお気の毒でございます<(_ _)>
同じエリアに、この様な工事をする業者がいる事が恥ずかしくてたまりません。
アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
今回の様な他社施工の手直し工事も、お気軽にご相談くださいませ。
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