2010年8月23日月曜日

またもや配管トルネード

「フロンガスの充填をして欲しい」と、あるマンションのオーナー様からのご依頼で修理にお伺いしたのですが。。。

配管がグルグルで、一部折れていました(-_-;)

完璧に折れて潰れてしまっているので、ガス圧測定もできません。

で、室外機のバルブの開閉を確認すると・・・ 閉まってる???
真空引きも試運転もしてない様です。

お聞きすると、この部屋に住まわれていた方が引っ越しの際に取外してしまい、再度取り付けたそうです。
それにしても無茶苦茶です。

室内機はキズだらけ。。。

ドレンホースは勾配もへったくれもありません。

配管穴の中でグルグル。。。

終いには、室内機を少し持ち上げただけで、背面板を留めてあったビスがズボッ!

室内機が頭の上に落ちてきました。。。
お陰で、また右肘が痛くなったじゃないですか。

エアコンを取付けるのに、こんなヤワなボードアンカー使って何を考えてるんでしょう?


ビシッと背面板を再取付けします。


折れている既存配管は撤去し、新しい配管に取替えます。


配管接続が完了すると、しっかりと真空引き。


バルブを開放して、試運転。

無茶苦茶な取付工事でしたが、取外す時にはきちんとガス回収をしていた様で、ガス不足はありませんでした。
不幸中の幸いと言ったところでしょうか。

室内機を磨いて、キズを目立たなくしてキレイになりました。

今回は本当にお気の毒でした。
これで新しい入居者さんをお迎えできますね。

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