2020年7月28日火曜日

ガス漏れして冷えない富士通Gを撤去して最新霧ヶ峰GVタイプへ取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2220-W 霧ヶ峰2020年モデル標準タイプをお買い上げいただきました。


既存機は富士通ゼネラル製。フィルター自動掃除機能付きタイプです。

5年前に、3階に付いていたものを2階へ移設工事をさせていただいたものです。

室外機は1階壁面置き。


「暑いけん、今年初めてエアコン付けたら全然冷えんのよぉ... 時間のある時でええけん、点検してもらえんやろか。」とご相談いただき、先週お伺いしていました。

生ぬるい風しか出ていないのでガス圧を測定。
あぁ...ダメですね。ほとんどガスがありません。

阿部が接続したところはすべて異常なし。

室内機の内部をガス漏れ検知器で探してみましたが、微妙に反応するところはあるものの、完全には見つかりません。
そりゃそうです、ほとんど残ってないんですから(^_^;)

2011年製。9年目。
微妙な年式ですが、漏れ箇所を調べて修理しても、後の保証を考えたら買い換える方がメリットがありますよね。
ゼネラルだし...(^_^;)

御見積書を提出させていただくと、「ええよ。任せる。阿部ちゃんの空いとる時でかまんけんな。」と即答でご依頼いただきました<(_ _)>

という訳で本日、取替工事にお伺いしてきました。
生憎の雨模様ですが、軒下なのでなんとかやれそうです。
まずは既存機を撤去していきます。


室内機も撤去。

位置決めをして、新しい背面板を取付けます。


実は2020年モデルのGVを取付けるのは、これが初めてです。
FBの電気屋さん繋がりの方が、三菱に提案して採用されたという、下面取外し可能タイプ。
先ほど取外した富士通Gなどが以前からこの様な構造でしたが、三菱もこの方式を取り入れた様です。

これ、下面が取外せることによって、狭いスペースでの左配管が容易にできる様になりました。

かなり施工性UPで、工事を行う者にとっては嬉しい変更点です。

新しい室外機を架台に乗せて、配管類を接続。
架台はまだ使えるので流用です。

電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「おぉ、冷えだした冷えだした!ありがとう、助かりました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2020年7月27日月曜日

LED照明器具に大量のクモの巣が張るので位置変更と照度削減でとりあえず

昨年施工させていただいたマンションオーナー様から、「マンション駐車場の照明器具にクモの巣が張って、駐車している入居者さんからクレームが出てるんで、どうしたもんか相談に乗ってください。」とご連絡いただき、調査にお伺いしてきました。
これは酷い...
これでも、ほぼ週イチくらいはホウキで掃除されている様です。
LEDは虫が寄りにくいと言われますが、すべての虫に対して効果がある訳ではありません。
それらの虫を狙ってクモが巣を作るので、結局LEDに変えてもクモの巣は張られるという結果がこれです。

この器具が駐車場の4箇所に配置されていて、夜になるとかなり明るく照らしています。
車の真上にあるため、どうしても車への落下物が絶えません...

どうするべきか。
オーナー様、建築屋さん、そして阿部の3人で、あーでもないこーでもないといろんな案を出し合って、とりあえずの対策として決めました。

・車の真上を避けて、掃除もしやすい様にできるだけ側面へ移動させる
・照度を現行の40wx2灯相当から20wx1灯相当へ大幅に下げる
・4台のうち、2台に減灯

ということで、作業に掛かります。
天井材がケイカル板なので、ビスを取って外します。
ここが点検口代わりになります。


器具を設置する場所へ、ケーブルを通していきます。


器具はオーナー様支給品。
20wx1灯相当の防水タイプを、車が止まっていても掃除しやすいところへ設置。

オーナー様が実験的にやってみたいとの事で、駐車場中心部へ防水のダウンライトを。


天井面に埋め込んであるのと、防水仕様なのでクリアパネルが付いていて、クモの巣が張りにくい構造になっています。


このダウンライト、調光できるタイプで、天井裏に調光スイッチを設置しています。
明るさを変えて、様子を見てみたいとのご希望です。

こんな感じで配置しました。
手前は駐輪場。奥が駐車場です。
ダウンライトは駐車スペースの中心に補助的に設置されています。
ダウンライトだけ電球色にしているのも、オーナー様のご希望です。

元、照明が設置されていたところのケーブルは、今後も使える様にステンレスカバープレートで塞いでおきました。
もしかすると、ここにダウンライトを増設するかも知れません。
これで様子を見てみることになりました。

「すっきりしましたね。これで掃除はやりやすくなりました。あとはクモの巣がどんな感じになるかですね。。。」と、とりあえずお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2020年7月25日土曜日

CATVネット回線を光化で快適なネット環境に光一束化工事

愛媛CATVから連絡がありまして、「ご契約いただいたお客様から、アベ冷熱技研さん指定の工事があるんですけど、阿部さんお忙しいですよねぇ...」と。
お聞きすると、12年前の新築時にエアコン工事とCATVのネット新設工事をご依頼いただいたお客様でした。

基本この時期に、アベ冷熱技研でお申込みいただいたお客様以外の工事店指定はお引き受けしていないんですけど、日程的にお急ぎでないことと、以前施工させていただいた流れもありますので、お引き受けさせていただきました。

既に光ケーブルの引込みは完了しています。


12年前なので、どんな工事したのかまったく憶えてなかったんですけど、洗面所の弱電ボックスに機器が収められています。


モデムがここにあって、WiFiルーターから各部屋へ有線LAN配線されています。
モデムは取付けた記憶があるなぁ(^_^;)

引込側から光ケーブルを入れていきます。
配管が細い上に距離が長く、電話線が入っているので結構大変です。

なんとか通りました。
既存の同軸ケーブルは引込み点が違うので、別経路の配管が使われています。

引込側と宅内側のケーブルを、メカニカルスプライスを使って接続。


ケーブルを折らない様に慎重にキャビネットへ収めます。


宅内側の末端に光コネクタを取付けて、異常がないか受光レベルを測定。


S-ONUへ接続して、整然と収めます。


今回、光eでんわもお申込みいただいているので、本来であればS-ONUの近くにTAを取付けるのですが、ここに入れるスペースは残っていません。

たくさんあるLANケーブルから、ダイニングへ向けて行っているLANケーブルをS-ONUへ接続。

ダイニングにあるLANモジュラへ、LANケーブルを接続。


ダイニング脇のテーブルにある電話機の隣にTAを設置しました。
光eでんわは、この後数日してサービス切り替えとなります。

ルーターやパソコンはTAに接続して使用するため、ここで持参のテスト用パソコンを繋いで速度測定。


毎回スカッとしますね。100Mbpsのサービスで、上り下り共に90%以上の速度が出ています。


キャンペーンプレゼントのWiFiルーターを設置して写真も撮ったハズなんですけど、写真が見当たりません...(´・ω・`)
お客様のパソコンの接続設定を行い、きちんと繋がる事を確認してお引渡しです。


ダイニングに置いたWiFiルーターから、既存のLANケーブルでまたONUのところまで戻して、有線ルーターへ接続。
ここからまた各部屋へ送られているLANケーブルに接続しました。
かなりごちゃごちゃと回っていますが、すべてキャンペーン適用内で工事費無料にするために、いろいろ考えて完工しました。

途中トラブルがあって時間が掛かってしまいましたが、「ありがとうございました。またお願いしますね。」と、とてもお喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

2020年7月21日火曜日

10年で壊れた短命シャープをダイキンうるさらへエアコン取替工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

ダイキン製うるるとさらら7.1kwタイプ、お客様支給品です。


既存機は2010年製造のシャープ製。
ランプが点滅して動かなくなったそうです。
シャープって、修理しようと思っても早々に部品の製造打ち切っていて、どうにもならない事が多々ありますね。

今回のお客様は切り替えが早く、ご依頼のご連絡いただいた時には既に新しいエアコンを注文されていました(^_^;)

しかしこの室内機、鬼の様に重いです...


外周りはこんな感じで、室外機地上置きです。


ここで到着した室外機を確認。


ネット購入アルアルですね。へこんでいます...


こちらも。
お客様にご確認いただいて、「運転に支障がないならいいです」との事で、作業に取り掛かります。

今日は昨日に続いて気温がぐんぐん...
南側。直射日光。湿度高め。
じっとしてても汗が吹き出てきます...

まずは撤去に掛かります。
新しく取付けるのが「うるさら」なので、この配管化粧カバーも取替えないと収まりません。


しっかりとパテ埋めはされていましたが、貫通スリーブは入っていません。

室内側はこんな感じに施工されていました。
既存の室内機が幅900mmなので、かなり苦労して取付けた形跡が。

なんか穴が小さくない?と思ったら、60φしかありません...(´・ω・`)


このままでは設置できない(うるさらだから)ので、75φで開け直します。


気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


位置決めをして、背面板を取付けます。

配管穴付近の汚れは拭いてみましたが、塗り壁で染み込んでいるので取れませんでした...

なぜ配管穴を広げないと取付けできないかと言うと、この加湿ホースがあるためです。
「うるるとさらら」という名前の通り、加湿機能があるため、室内機を室外機をこのホースで繋ぐ必要があります。
なので、75φないと通らないんです。

いりませんよね、加湿機能なんか。
エアコンはエアコン。
加湿は加湿器。
空気清浄は空気清浄機。
換気は換気扇。
個別に高性能な製品があるんですから、エアコンに搭載する意味が解りませんね。
故障の原因を広げるだけで、何のメリットもないと阿部は思っています。

話がそれましたね...(^_^;)

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
これも16kg超えてますから、まぁまぁ頭に血が上りますよ。

スリムダクトも新しいものに取替えて、配管を収めていきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
ここまで来ると日陰で休憩といきたいところですが、この周りにある梱包材やら使い終わった道具の片付けで息つく暇なしです(*´﹃`*)

外周りはこんな感じで完成。
西日が当たってもうヘロヘロです...

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。


ところでこのムーブアイっぽいの、パクってません?大丈夫?ダイキンさん(^_^;)
「暑い中、ありがとうございました。また何かあったらお願いしますね。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。