2019年7月15日月曜日

ガス漏れしていると思われる東芝エアコンを三菱霧ヶ峰へ取替工事

祝日ですか?何の日でしたっけ?(^_^;)
雨が降ってないので、絶好のエアコン工事日和です(*^^*)
午後からは、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機霧ヶ峰、お客様支給品です。

しかし梅雨とは言え、涼しすぎますね。おかげで、少し工事の予定が空いています。

昨年の今頃は気温も40度近くあって、当社施工品以外の修理依頼はお断りさせていただいていましたが、今年はお急ぎでない修理には、点検にお伺いさせていただいています。

今日のお客様も、先週点検にお伺いしていました。

東芝製です。風は出ているけど、冷たくないという症状です。

室内機から風が出ていて、且つ室外機のファンも回っていて、コンプレッサーの音もしています。


これだけで大体の原因は想像がは付きますが、念のためガス圧を測定してみます。

はぃ。ガス不足ですね。
涼しいとは言っても外気温28度ほどありますから、ガス圧0.6MPaでは不足です。
全く無いと言う状況ではありません。

さて、これをどうするかです。

製造年2013年。今年で6年目。
施工不良によるガス漏れの場合は、1~2年で症状が出ます。
6年目にしてガス不足となると、機器内部からのスローリークの可能性が考えられます。
6年目ですから、メーカーの冷媒回路5年保証は切れています。
量販店で購入されたとの事でしたから、延長保証に入っていないかは確認していただく事にしました。

今回はガス漏れ検知器を使っての漏れ箇所特定は行いません。
特定できたとしても、冷媒回路ですから、修理には大きな出費が掛かります。

東芝。中国製。6年目。
お金を掛ける必要はないのではないですか?とお客様にお伝えさせていただき、先週の点検時は帰りました。

ほどなくしてご連絡いただき、量販店も対応してくれないという事で、取替工事のご依頼をいただき、本日お伺いしてきました。

既存機を撤去。


コンクリート打ちっぱなしの建物なので、ちょっと手間が掛かりますが、しっかりと背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管は同じ様にテープ巻き。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

お客様とお話していると、小学生の頃仲良くしていた同級生のご親戚だとわかりました。
懐かしい名前が出て嬉しかったです。

「きれいにしていただいて、ありがとうございました。また何かありましたら、お願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年7月13日土曜日

ハウスメーカーの施工にがっかり 23年目の天カセハウジングエアコン取替工事

初めてのお客様からのご依頼で、天井カセット形ハウジングエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MLZ-GX5617AS 一方向吹きし天カセタイプをお買い上げいただきました。


既存機も三菱電機製です。


1996年製。23年目ですが、まだちゃんと動いています(*^^*)


さすがに23年目になると、いつ壊れるかという不安が出てくるため、「壊れる前に取替えておきたい」との事で、今回ご依頼いただきました。


この室外機、プラロックが埋まってしまっていますね。

砂利だからまだいいですけど、土だと室外機の底が腐食して、23年もは持たなかったかも知れません。

では作業に掛かります。
既存機を降ろすため、電動リフトを使います。


この室内機、31kgもあるので、さすがに一人では降ろせません(^_^;)


撤去しました。


室内機を吊っていたナットを緩める時、「えらいグラグラするなぁ」と思っていたら、こんな事になっていました...(´;ω;`)

ちゃんと締まってないじゃないですか...
まぁ、上のナットがダブルになってるので、外れて落ちる事はないんでしょうけど、これはいかがなものかと...

で、このアングルの掛け方...

傾いてるからおかしいなぁと思ったら、片方はC鋼に乗せていますよ。

それもIV線で縛ってあるだけなので、グラグラします...


もう片方はパイラックで留めてるのでしっかりしてるのかと思えば、H鋼のボルト穴に差し込んであるだけでグラグラ...

いやぁビックリです。
このハウスメーカーの施工クオリティって、こんなものですか...
鉄骨造のハウスメーカーですから、大体判りますよね。
がっかりです...

新たにアングルを組み直します。


LアングルをH鋼の上に乗せて、しっかりとボルトで留めます。

LアングルにCチャンを渡して、吊りボルトを下ろしました。
体重65kgの阿部がぶら下がっても、ビクともしません(*^^*)

室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。

この室内機は15kgしかありませんから、一人でえいやぁ!で吊り込めます。

午前中小雨だった天気は、午後になると激しくなってきました。

朝、降ってない時にシートを張っておいて正解でしたね。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


真空引きしている間に、パネルを取付けていきます。

今回のパネルは、リニューアルパネルにもうひとつワイドな部材を取付けています。

室外機周りはこんな感じで完成。

通気口に被っていたので、少し左へ寄せています。
底部の通気性を良くするため、プラロックの下にブロックも敷いて嵩上げしておきました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

工事が終わる頃にはドシャ降りの雨になりました...

「雨の中、大変でしたね。きれいにしていただいて、ありがとうございます。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年7月11日木曜日

三菱 エラーコード U8 表示でエアコン停止 部品手配で修理作業

晴れたかと思えば雨になったり。雨が上がったら蒸し蒸しと暑くなったり。
嫌な梅雨が続きますね。

今日は注文していた部品が入荷したので、午後から修理にお伺いしてきました。
以前、他のお部屋で分解洗浄をご依頼いただいたお客様から、お仕事で使われているスタジオのエアコンが動かないので見てほしいとのご連絡をいただき、先週お伺いしていました。

三菱電機製の天カセタイプです。

電源を入れるとしばらくは送風運転をしますが、冷たい風が出ません。
エラー表示が出るまで15分程度掛かるので、室外機の方を確認してみましょう。

数十秒ごとにリレー音や、コンプレッサーが起動し始める音が聞こえますが、すぐに停止してしまいます。
その際、ファンが回りません。
通常、コンプレッサー起動前にファンが回り始めるのですが、ファンモーター系の異常ですかね?

室内へ戻ってリモコンの表示を確認。
エラーコード「U8」。


やっぱりファンモーター系の異常ですね。


メーカーに確認したところ、ファンモーターの在庫は十分あるとの回答。
「モーター換えるなら、基板も一緒に換える方がいいですよ」とのメーカーサービスの助言。

確かによく見ると劣化している部分もあるので、同時に取替える事にします。

価格を調べるとモーターより基板の方がかなり高額でした...(´・ω・`)
お客様に修理費用をお伝えして、「買い換えるよりは安いですから、お願いします。」との事で、早速部品を手配。

思ったより早く入荷したので、本日修理にお伺いです。
外装をバラして、基板とモーターを取外していきます。


コントロール基板、新旧交代です。


基板は共通部品のため、ディップスイッチでこの機種に合った設定を行います。


新しい基板を取付けて、コネクタを元通りに差し込んでいきます。


ファンモーターも新旧交代。


動作部品なので、しっかりと取付けます。


さっきまで日が当たって蒸し暑かったんですけど、風が出てきて暗くなってきました...嫌な予感がします。
急いで外装を元通りに組み立てていきます。


ポツポツと雨が降り出します...


電源を投入して、試運転開始。


問題なく冷風が出る様になって修理完了、お引渡しです。

「わぁ、ありがとうございます。部品来るの早かったですね。本格的に暑くなる前に治してもらえて良かったです。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

お客様とお別れしたら、ドシャ降りになりました...(^_^;)

やっぱり阿部が神ってるんじゃなくて、お客様が神ってるんですね(u_u*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が修理・点検を行うので、安心してお任せいただけます。

2019年7月9日火曜日

屋根上のテレビアンテナが倒れて危険なので撤去して取替工事

先月、親戚から電話があり、「忙しい時期にごめんよぉ... アンテナが倒れとるんで、外して新しいの付けてもらえんやろか。テレビは映りよるけん、手の空いた時でかまんけんね。」と連絡もらって、下見に行っていました。

わぁ...派手に倒れていますね(^_^;)

20素子のUHFが2本付いてるので、20年以上は経っていますね。
昔はこのアンテナで、山口や広島のテレビを受信していたんですよねぇ(^_^;)

屋根馬が腐って倒れた様です。脚が折れてしまってますね。

この辺の破片は落ちたら危ないので、とりあえず下ろしておきます。

あらぁ...瓦も傷んでしまってます。


倒れてるのになぜテレビが映ってるのかと言うと、UHFアンテナが松山本局を向いたままの状態で横たわっているからです。不幸中の幸いですかね(^_^;)

とりあえず支線は切れてないし、アンテナが噛み込んで落ちることもないので、見積りをしてからという事になりました。
この時に撤去してしまうと、テレビが映らなくなりますから...

しばらくして、OKが出て正式に依頼をもらったので、さてやりましょうかと思っていたら梅雨入り・・・(;´Д`)
2回延期させてもらって、本日。

実は今朝も一度は延期の電話をしたんですけど、午後から一向に降りそうもないんで、急遽訪問。
曇り空ですけど、やれる所をやっていきます。
屋根上のアンテナを先に撤去したいところですが、もしドシャ降りになって中止した際にテレビが映らなくなるので、新しいアンテナを先に付けないといけないのです。
かなりヤキモキしながら着工。


位置決めをして、金具を取付けます。


アンテナを取付けて、松山本局を狙います。
今回は、宅内既存線流用のため、ブースター内蔵形にしました。


アンテナを取付けたところで、雨が降り出しました...(´;ω;`)
まだ小雨なので続けます。

軒先を横引きして、ケーブルを延長。


天井通気口から天井裏へ、ケーブルを通していきます。


ここまでで雨はドシャ降りになりました...
宅内作業に移ります。

2階の天井裏へ。


先ほど、通気口から通したケーブルを引き寄せます。


既存宅内のケーブルは5C-2V。
アンテナ側と宅内側を途中で繋いでいるのでおかしいな?と思ったら...


もう一本カットされたケーブルが...

恐らく、ここに2分配器があった様です。
地デジ移行の際に古い分配器を撤去して、使っていない部屋のケーブルをカットしたんでしょうね。

「この部屋も活かしてほしい」との事で、分配器で分けます。


「あと、隣の部屋にテレビの端子が無いんで、増設できんやろか」との事で、こちらは新しくケーブルを引っ張って増設。


末端はコネクタに接栓を取付けて、ユニットの代わりにしています。

これなら邪魔になりませんし、レベル損失も抑えられます。

リビングのユニットは直付けタイプなので・・・


コネクタタイプへ取替え。


ブースター電源部を取替えて、レベル測定。


エラーフリーのいいレベルが出ましたね(^^)


こちらの部屋もユニットを取替えて、レベル測定異常なし。


増設したところも、まったく問題なし。


あとは映りを確認してもらって、アンテナ工事は完了です。


さて、屋根上をどうしようか...

この時点で夕方5時を回っています。
雨は上がっていて、屋根は乾いています。
今しかない!


撤去しました。割れていた瓦は...


とりあえずコーキングで埋めておきました。

ただしこの屋根、結構他のところも傷んでいます。
天井裏の方も雨漏りした形跡があったので、屋根上と天井裏の写真を撮って、早めに専門の業者さんに相談する様に伝えておきました。

積み込み終わったら7時になってました... 雨は降るし、かなり疲れましたね(;´Д`)

「忙しい時期に、ありがとう。これで安心や。ご近所さんにも迷惑が掛からんし。また何かあったら助けてね。」と、とても喜んでもらえました(^^)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>