2018年9月19日水曜日

エアコン配管折れの修理を宝塚市にお住まいの方からご依頼いただきました

はぃ。やっぱりネットって凄いなぁと、改めて思うこの頃です。

今度は兵庫県宝塚市にお住まいの方から、「引っ越し業者にエアコンを外してもらい、違う業者に取り付けをお願いしたら銅管が折れているので買い替えだと言われました。商品を送らせて頂きますのでなんとか修理できないでしょうか?」と言うメールをいただきました。

この修理に関して、重要な事を記載しておきますね。

・修理に関して、一切の保証はできません。
・往復送料はお客様持ちです。
・商品到着後、目視見積もりさせていただいて、お振込みが確認できてから修理作業に掛かります。

保証に関しては、県外まで出向いて最終的な試運転を行えないので、保証のしようがないと言う事です。
以上の内容にご納得いただけない場合は、お引き受けできませんのでご了承くださいませ<(_ _)>

今回もその様にご説明させていただきましたが、「地元で修理対応してくれるところが見付からないので、お願いします。」と言う事で、お送りいただきました。

ゆうパックでエアコンが届いたのは初めてです(^_^;)
郵便局でもエアコン送れるんですね...

配管がどんな風に折れているのか、早速開封して確認...

え???ボコボコじゃないですか...(´;ω;`)


なんか、いろんな部品が無いんですけど...


右側面が激しく傷んでいるので、嫌な予感がして奥を覗いて見ると...
ドレンパンの一部が破損しています(´・ω・`)

右側にかなりの衝撃が加わった感じですが、取外す時に落としたんですかね?

いろんな破片が中から出てきました。


ご依頼いただいている配管折れですが...

えーっと...どんな感じに作業したら、こんな風に折れるのか教えて欲しいです(T_T)

かなり乱雑に扱われた形跡がいっぱいですね。


2017年製ですよ。昨年のモデル。

14畳用でフィルター自動掃除機能付きのモデルなので、20万近くするエアコンを、よくまぁここまでフルボッコにしましたね(^_^;)

どうしても割れてるドレンパンが気になるのと、他の部品も気になるので、部品リストを取り寄せて見積もりさせていただきました。

「部品取れるならお願いします。」という事で、メーカーへ部品手配。

入荷まで数日掛かるので、先に配管修理に掛かります。
室内機を分解して、熱交換器だけにします。

配管の折れているところや、悪そうなところはすべてカット。
新しい銅管を使います。

アセチレンと酸素を使って、溶接接続。


こんな感じで溶接完了。


溶接修理が終わると、窒素ガスで加圧して漏れがないか気密試験を行います。


ちょうど連休なので、二日間この状態で放置。

二日後、漏れもなく合格です。

連休明けに部品が届きました。

この他にも、配管カバーや下部カバーなどが遅れて到着。

きちっと元通りに組み上げて、汚れを拭き取ります。


梱包材で室内機を丁寧に保護します。


あとは、ダンボールで梱包して完成です。
手前の箱は、排気ホースや、あとで追加注文いただいた室外機の部材などが入っています。

これを運送会社へ持ち込んで、本日返送させていただきました。

ひとつ不安なのは、取外し方がかなり乱雑だった事が見て取れるので、もしかすると室外機側にガスが残っていない可能性もあります。
なのでお客様には、「きちんと点検もできて、ガスの補充もできる業者さんを見付けてください。」とご連絡させていただきました。
いい業者さんが見付かるといいですね。

2018年9月17日月曜日

直射日光が当たって暑い2階南側子供部屋へエアコン2台取付工事

以前、新築時にエアコン工事をご依頼いただいたお客様からのご依頼で、まだエアコンが設置されていない子供部屋へ2台ご依頼いただき、本日取付けにお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2218-W 霧ヶ峰汎用機を2台、ご購入いただきました<(_ _)>


お部屋は2階子供部屋、ロフト付きです。
傾斜天井で3区画ありますが、今は壁で区切らず化粧梁が見えるだけで、開放空間として使われています。

ご相談いただいた際は、この広い空間を1台で賄うのがいいか、将来を考えて2、3台にするか迷われていました。

この場合、よく迷われているお客様は多いですね。
そんな時は、大体8年から10年後を思い浮かべてもらいます。
大体エアコンの耐久性は、12~15年程度です。

10年後、お子さんたちが中学・高校に行く頃には、プライバシーの面から「壁を作って欲しい」という要望が出てくると思います。
「その時はその時で、エアコン買い換えるのよ。」という方でも、その時になると結構子供さんの出費が増えて、結局買い替えできずという事が多々あります(^_^;)

なので今回は、3区画ですが、そこまでは広くないという状況を考慮して、2.2kw(6畳用)を2台設置させていただく事になりました。
お部屋が横長なので、2台運転の方がムラなく全体を冷やす事ができるメリットもありますね。

では取付けに掛かります。
まずは位置決めをして、背面板を取付けます。


配管穴を開けていきます。


気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部立ち下げは、スリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


2台共、ベランダ置きです。
ちょろっと見えてますが、排水はタレ流しではなく、塩ビ管を使って排水口まで導いています。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

同じ向きに設置しているので、同時ツインエアコンの様に、リモコン1つで2台同時に入り切りが可能です。

「ありがとうございます、お世話になりました。また来月にでも涼しくなったら、エアコン洗浄もお願いしますね。」と、次回のご予約もいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年9月15日土曜日

分譲マンションでサニタリー用ダクト形換気扇取替工事

いつもお伺いしている分譲マンションにお住まいのお客様のご依頼で、浴室換気扇の取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 VD-15ZFC10 サニタリー用ダクト形換気扇です。


既存機も三菱電機製でした。
1995年製ですから23年経過しています...(^_^;)

スイッチを入れても動かないという事でのご依頼です。

天井裏を確認。
あ、ダクトが一本多い。二室用ですね。

左側が排気で、右側の給気ダクトは...

隣の洗面所へ行っていますね。


ありました。洗面所にも給気グリルが設置されています。


換気扇のスイッチは、ボリューム式のタイマーでした。
このタイマーよく故障するので、これが悪いのかな?と思って点検してみましたが、電圧は出ているので、やはり換気扇側の故障という事になります。

このタイマースイッチもスカスカで、タイマーの役割を果たしていないため、今回一緒に取替えます。

昨日早々に部材を手配して、たぶん連休明けになるだろうなぁと思っていたら今朝入荷したので、午後から早速取替えにお伺いしてきました。

まずは既存機を撤去。


新しい換気扇を取付けます。


ケーブルを接続し、ダクトをアルミテープでしっかりと接続します。


洗面所のグリルも交換。


タイムスイッチは、ボリューム式から押しボタンの電子式に変わりました。

15分、30分、90分と、時間の切り替えができます。

あとは試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「マンションで窓がないけん、湿気がこもるんよね。早々に取替えてもらって助かった。また頼むけんな。」と、大変お喜びいただきました(^^)

この様な換気扇取替えも、お気軽にご相談ください<(_ _)>

13年前のバス乾が故障で三菱バスカラット24(浴室乾燥・暖房・換気)へ取替工事

以前、エアコン洗浄をご依頼いただいたお客様のご依頼で、浴室の乾燥・暖房・換気扇の取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 V-141BZ バスカラット24標準タイプです。


既存機も三菱電機製でした。


突然、エラー表示が出る様になって、まったく動作しなくなったそうです。


2006年製。新築当時に設置されたもので、「修理じゃなくて取り替えの方でお願いします。」との事です。

浴室乾燥機は「特定保守製品」ですし、安全面を考えると10年ちょっとで取替える方が安心ですね。

既存機を撤去しました。


新しいバスカラットは、同じ開口寸法で取付けできるので、ユニットバスを加工する必要がありません。


点検口から天井裏へアクセスして、電源類を接続。
ダクトもアルミテープでしっかりと接続します。


パネルを取付けます。


リモコンも取替えて、試運転。


異常がない事を確認してお引き渡しです。

これで今日からまた、快適なバスタイムになりますね(^^)

この様な換気扇取替えも、お気軽にご相談ください<(_ _)>