2010年8月10日火曜日

隠蔽配管のエアコン取替え(3台目)

リフォームに伴い、三菱電機ZXVタイプへ3台取替えをご依頼いただいていたお宅で、最後の3台目取替えにお伺いしました。

三菱電機 MSZ-ZXV280S-W (200V仕様)

既存機は基板の故障の様で、室外機が動いていませんでした。

ここまで古いと修理するにも部品がありません。

取り替えるために撤去すると・・・

うわっ、また穴の下面よりドレンパイプの方が高い。。。
それも、冷媒配管の右側にあるし(-_-;)

今回は土壁なのでどうしようも無く、「成るように成れ」と背面板を設置します。

穴の下面に背面板の下面を合わせないと「恥をかく」ので、ドレンを無視して穴に合わせます。
既存配管が短いので、少し延長しておきます。

室内機を設置して配管接続。

エアコン側面から見たところですが、冷媒配管はドレンパイプの上部をクロスする様に右側へ。
ドレンホースは、辛うじて勾配が付いて壁内パイプへ差し込みできました。
無理矢理付けた感がありますが、ZXVタイプのドレン位置の高さに助けられました。
他の機種だと無理だったかもです。

真空引き完了後、試運転、取り扱い説明でお引き渡しです。

「恥をかく」こと無く、綺麗に収まりました。

室外機は、建物裏へ並びました。

ZXVタイプが3台並ぶと、気持ちがいいです(*^^)v

今回の工事のご依頼当初、お客様はP社製のお掃除機能付きエアコンをご希望でした。
もちろん、アベ冷熱技研でもP社製エアコンを扱っています。
なので、P社製でお話を進めさせていただきましたが、現地を拝見すると「隠蔽配管再利用」でした。

あまり知られていませんが、P社製お掃除機能付きエアコンにはフィルター掃除をした際のホコリを屋外へ排出するための、排気ホースが必要なんです。
屋外に排気ホースだけ出すのもみっとも無いので、三菱電機製ZXVタイプをお奨めしました。



三菱電機製ZXVタイプは、室内機内部に「ダストボックス」を内蔵していて、フィルター掃除をした際のホコリはそのダストボックス内に回収される仕組みになっているので、余分な排気ホースの必要がありません。
また、独自開発の冷凍機オイルの仕様で、既存配管流用可能なので安心して取替えができます。

「阿部さんとこは、何で三菱電機を奨めるの?」って良く聞かれますが、こう言う所からも三菱電機の良さが判りますよね。
もちろん、特約店でも何でも無いので三菱電機からは何ももらってません(^_^;)
他メーカー品でも喜んでお見積りさせていただきますので、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2010年8月8日日曜日

一気にアップしました<(_ _)>

Blog放置でご心配をお掛けいたしました。
励ましのコメント、応援のメール、ありがとうございました<(_ _)>
とりあえず、愛媛県各地での洗浄作業も終わり、完了報告書類も完成し、なんとか平常業務に戻っております。

今日はゆっくりお休みを頂いたので、一気に記事をアップいたしました。

2010/07/24 隠蔽配管のエアコン取替え(2台目)

2010/07/25 病院待合室で天吊形PAC取替工事

2010/07/26 最後の最後に重故障機に当たる

2010/07/30 厨房のエアコン移設・分解洗浄

2010/07/31 太陽光発電10年7月分報告

2010/08/02 電工組青年部奉仕活動

2010/08/04 室外機基板・モーター取替修理

2010/08/07 天井隠蔽配管でエアコン新設

2010/08/08 第60回三津浜花火大会

「体調悪いんだから休みの日くらい寝てろよ」と言われそうですが、、、性格ですから(^_^;)
今後とも、アベ冷熱技研をよろしくお願い申し上げます<(_ _)>

第60回三津浜花火大会

今年も行ってきました、「三津浜花火大会」(*^^)v


今年は息子たちと、自転車で三津浜港まで行きましたよ。
自宅から30分くらいで着きました。
現地に到着したとたんに一発目が上がって、びっくりしました(+o+)

暑いかなと思っていたんですが、心地いい風が吹いて気持ち良かったです。

今回初めて SONY DSC-H50 をお伴に持って行ったんですが、イマイチ「絞り優先」などの使い方が解らなくて苦労しました。

色はキレイに出ていますが、構図がなんとも。。。
まだまだ勉強の余地有り。

なので、今回は昨年の様な動画を撮り損ねました(-_-;)
と言うより、突然クライマックスになった感じです。
10分も早く終わったので、「まだこの後に何かあるハズ」なんて言ってたんですが、結局何もなく。。。
息子たちも何か拍子抜けしたみたいで、「今年は盛り上がらんかったねぇ」なんて話していました。
ホントに8,000発だったんですかぁ?って感じでした。

2010年8月7日土曜日

天井隠蔽配管でエアコン新設

お昼から、先週下見させて頂いていたお宅で、三菱電機ZXVタイプの新設工事にお伺いしてきました。


今回の工事は、下の写真右側が外壁面でエアコン専用コンセントが付いているので、通常はコンセント脇に室内機を取付けるのが一般的です。

しかし、「どうしても室外機は建物裏へまとめたい」とのお客様のご希望で、クローゼット部を利用して配管を天井裏隠蔽配管にすることになりました。
今回の工事方法はお客様自身が考えられた工法です。

まず背面板を取付け、配管穴を開けます。


室内機を取付けました。


クローゼット内に移動し、天井裏へ隠蔽配管を行います。

下の方に見える穴は、ドレン配管用です。

配管接続完了。

冷媒配管と連絡線は天井裏へ、ドレンパイプは外壁へ抜きます。

コンセントもクローゼット内へ移設しました。

埋込コンセントにしたかったんですが、ツーバイフォー住宅なのでここへ配線を隠蔽できませんでした。

外部へ抜いたドレンパイプは、このままでは耐久性も美観上も悪いです。


これを保護するため、電気配管に使用する丸型一方出ボックスで化粧しました。


ドレン配管の完成です。

外壁をはわせて雨水管へ接続しました。

天井裏へ立ち上げた冷媒配管は、こんな感じです。

奥の部屋の天井部分を横切って、建物裏の外壁面へ出します。

裏へ出てきた配管は、スリムダクトを使用して化粧仕上げとします。


室外機は、建物裏にまとめられている他の部屋の室外機と並べて設置。


真空引き、試運転後お引き渡しです。

今回は機器支給で、工事のみご依頼いただきました。
三菱ZXVで快適にお過ごしくださいませ<(_ _)>

2010年8月4日水曜日

室外機基板・モーター取替修理

先週、電気工事にお伺いしていたお宅で、ついでに拝見させていただいた調子の悪いエアコン。


室内機は送風運転するが、室外機はウンともスンとも言わないので点検してみました。


見ると室外機基板のヒューズ切れ。

試しに、このヒューズを短絡させると、ゴゴッと言う音と共にファンが微動。
ファンモーターが悪い様で、基板のヒューズが切れたみたいです。

で、本日、そのファンモーターと基板の取替えにお伺いしてきました。
新旧のファンモーター。


新旧の基板です。


取替えが終わると、試運転で完了です。

しかし、この配管の取り回し、、、知り合いの業者さんが施工されたそうですが、気になりますねぇ。。。
まあ、冷えてるし、お客様が気にされないのでしたら問題なしという事で<(_ _)>

2010年8月2日月曜日

電工組青年部奉仕活動

もの凄い詰まった予定の合間、松山電気工事協同組合青年部の街路灯清掃点検奉仕活動に参加してきました。

この奉仕活動は、「電気使用安全月間(8月1日~31日):経済産業省主唱」の一環として、毎年行われています。

初めに、四国電力松山電気ビルにて「安全大会」が開催され、出発式が行われました。


今年は、国道56号線から坊っちゃんスタジアムへのアクセス道路に設置されている街路灯を、2台の高所作業車を使って清掃・点検を行いました。

今回の自分の担当は、ポール内部に設置された安定器回路の絶縁測定。
「測定しよるとこ、写真撮っといてよ」って言っておいたのに、忘れていた様で写真はありません(-_-;)

暑くて大変でしたが、青年部メンバー和気あいあいと順調に作業も進み、昼すぎにはすべて完了しました。
青年部のみなさん、お疲れ様でした。
今晩の慰労会、体調悪いので欠席させていただきます<(_ _)>
あ~、ビール飲みたかったなぁ。。。(T_T)

2010年7月30日金曜日

厨房のエアコン移設・分解洗浄

ホームページ掲載の通り、現在、エアコン分解洗浄はお受けしておりません。

が、移設工事のご依頼を頂いてお伺いしたところ、厨房に設置されていたそのルームエアコンは・・・

こんな所に、自動お掃除機能付きエアコンを奨めた業者さんは、何を思っていたんでしょう???
フィルターは油煙でトロトロ(T_T)
あまりにもエアコンくんが可哀そうなので、移設の前に洗浄をお奨めし、ご依頼いただきました。

日立アプライアンス RAS-S63X2(2008年製)

まあバラすのに苦労しました。。。
油が凄いうえに、お掃除機能が付いているので、細かいパーツを外すのに神経を使いました。

完全分解して、高圧ポンプで薬品洗浄を行います。

エアコン専用に開発された洗浄剤で、スミズミまで丁寧に洗います。
こびり付いた油が、ドロドロと流れていきます。

熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


フィルター↓


見違えるほどキレイになりました。
洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。

取付けが完了すると、試運転をして工事完了です。

移設先も厨房でしたが、まだ店舗側だったので少しはマシかな?
キレイになったエアコンで、快適に作業されてください<(_ _)>


分解洗浄の動画が見れます↓
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2010年7月26日月曜日

最後の最後に重故障機に当たる

さあ、いよいよ本日最終日! と行きたかったエアコン洗浄作業。。。

故障機に当たりました。
故障機は洗浄しても意味がありません。
不幸中の幸いか、この部屋にはもう一台エアコンが付いていて、とりあえずは運転していなくても大丈夫です。

洗浄前に異常が無いか確認するんですが、「E9」のエラー表示。

これは室内機吹出口のルーバーがうまく開いていなかったので、手で動かしてやると解消されました。

が・・・しばらく運転すると、今度は「E6」の表示(T_T)


室内機LEDの点灯ランプを確認。


室外機LEDの点灯ランプを確認

この情報から、「圧縮機バイメタルサーモ作動」と判断。

故障診断は今回の洗浄作業とは関係ないので、「ここまで判ったから、後はメーカーに修理依頼してください」とお願いしたのですが、「阿部さんに判断して欲しい」と担当者様。
この一カ月の作業同行で、当社を信頼していただいたのは大変ありがたい事ですが、置かれている立場は「下請け」。
お断りしたのですが、元請けさんと話が付いたらしく「ぜひ」とお願いされてしまいました。。。
この時点で、残り1台の洗浄作業が明日へ延期となってしまい、点検作業に掛かりました。

「圧縮機バイメタルサーモ作動」という情報から、コンプレッサーの過熱。
考えられるのはコンプレッサーの故障・温度サーモの不良・ガス不足。

コンプレッサーは元気に動いていたので、ゲージでガス圧測定。

あら? ガスが無い?

冷房運転、低圧側で0.1Mpaしかありません。

フロンガスR22の正常時の値は、0.4Mpa~0.6Mpa程度です。

なぜ今頃になって漏れたんでしょう?
永年かけてチビチビ漏れたのかも知れません。
機器内部からの漏れであれば、機器取替えで済みますが・・・

配管溶接部で漏れている場合は、この状況なので大変そうです。。。

担当者さんに現状をご説明したところ、「漏れ箇所も探して欲しい」と。。。
まあ、当然の答えなんですが、結構な金額が掛かるので後日お見積書を提出となりました。
依頼会社様の登録業者じゃないので、たぶん受注は無理だと思いますが。。。
それより、設置した業者がメンテナンスすべき事だと思います。

ああ、明日も洗浄かぁ。。。(T_T)