2024年12月17日火曜日

ダイキンうるさらから三菱霧ヶ峰へ移設&取替工事

お世話になっているFB友さんのご依頼で、エアコン移設・取替工事にお伺いしてきました。

エアコンは以前Blog記事にも書きましたが、お仕事先の事務所へ仮設?として新品のものを取付けていたものを、今回ご自宅の古いエアコンと取替えます。

前回、移設する事も念頭に置いて配管も長めに取っていたので、エアコンも部材もすべて移設先で流用できます。

事務所で新しいエアコンを取外して、ご自宅へ。
既存機はダイキンのうるさらです。
まだ動いていますが2008年製で16年目になるため、故障する前に取替えをご希望でした。

室外機周りは、こんな感じでした。

まずは既存機を撤去。
外すとバラバラと黒いつぶつぶが...

室内機の後ろ側もホコリまみれでした。

配管キャップはしていましたが、スリーブが入っていないため風の通り道になっていて、16年掛けてホコリが溜まった様です。
もちろん小動物の通り道にもなりますから、黒いつぶつぶも...

掃除して、配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして、新しい室内機の背面板を取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
配管化粧カバーは既存流用。
室外機の下にはブロックも置いて、泥ハネ軽減のために嵩上げしています。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
やっと本来の場所に取付できました。
今日から快適にお過ごしいただけますね(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年12月13日金曜日

2024年今年最後の冷凍空調設備工業会理事会&忘年会に参加

夕方からスーツに着替えて、愛媛県冷凍空調設備工業会の理事会へ参加してきました。
阿部は先週開催した松山工業高校での匠の技教室の報告と、来期の予算組みの説明をさせていただきました。

約2ヶ月に一回程度開催される理事会ですが、毎年12月は役員のみの忘年会も同時に開催されます。
みな同じ業界。同じ悩みを抱えています。
人手不足から就業時間の問題、従業員の給料や材料高騰の問題。問題問題で押し潰されそうな時代ですが、みんな笑顔です。
悩みを打ち明けながら、みんなで話し合って情報交換ができることはとても幸せです。
なる様になる。やれる様にやるだけ。
来期もこのメンバーと一緒にこの業界のために尽力していきます。

2024年12月12日木曜日

腰道具が使えない狭いスペースのエアコン取替工事

町内会でいつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2524-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機は懐かしい三洋電機。1998年製。さすがに動きません...
ずっと使われていなかったそうですが、来年からお孫さんがこの部屋を使う様になるので、新しいエアコンに取替えます。

室外機の場所が厄介です...
横向きで歩いてやっと入れるスペースの一番奥に室外機が置かれています。

腰道具吊っては入れないので、撤去するのもこんな感じで...
左の外壁は経年劣化でチョーキングが起こっていて、ちょっとでも触ると黄色い粉が体中に着いて取れなくなるので、外壁全面に養生シートを貼っています。

さて、室外機を出したいのにプラロックが当たって出ません...
留めているボルトは錆びて空回りするばかり。
後ろには排水管。前は柵に支柱が。

どうにもならないので、狭い場所で必死にハンマーを振り回して壊します。

なんとか出せました... 気温は低いのに、もう汗だくです。

室内機も撤去完了。
取外しだけでめちゃめちゃ時間が掛かりました。

気を取り直して取付けに掛かります。
配管穴には貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管作業も大変でした...
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成。
排水管を避けて、手前の方に置きました。
この位置の方が、もしもの場合のメンテナンスもやりやすくなります。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
狭くて腰道具が使えなかったので、結構時間が掛かってしまいました。

「狭いところで作業させてゴメンよぉ。きれいに取付けてもらってありがとう。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年12月11日水曜日

15年使用の三菱霧ヶ峰をJXVハイスペックモデルへ取替工事

本日は、阿部が小さな頃から懇意にしている親戚からの依頼で、リビングに設置されているエアコン取替工事に行ってきました。

三菱電機 MSZ-JXV5624S-W 霧ヶ峰ハイスペックモデルをお買い上げいただきました。

既存機も霧ヶ峰。2009年製。当時のZXVタイプでアベ冷熱技研の施工です。
日当たりがいい部屋なので、クリアだったアクリルパネルが日焼けしていますね。
まだ全然動いていますが、故障する前に取替えておきたいとの希望です。

1階リビングで室外機は地上置き。

南側なので配管化粧カバーも粉を噴いているため、この機会に取替えます。

まずは既存機を撤去。

位置決めをして背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

アイボリー色のスリムダクトへ取替えました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
忙しいけん年明けになるかも知れんよぉ~って話てたんですけど、なんとか年内に完工できました。

「忙しいのにありがとう。これで私らがこの世におらんなるまで安心して使えるわぁ。」と、笑いながら喜んでいただきました(^^)
長生きしてよぉ~。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年12月10日火曜日

戸建て平屋のリノベーションに伴う電気設備改修工事とエアコン取付工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、借家の改修に伴う電気工事とエアコン工事が昨日完工しました。

工事の途中経過まで書いていると長編小説の様に長々となってしまうので、今回は完成写真のみでご容赦ください。
すみません、ホント年末まで忙しくて時間がないのが本音です...

工事は9月末から現場へ入っていました。
本格和風の建物でしたが、一部壁を取っ払ってキッチン・ダイニング・リビングの続き間に。
さらに一部屋増築という流れでした。

和室だった居間は広々と。
照明器具もすべてLED化。一部ダウンライトも入れてオシャレな空間に。

元々あった壁が撤去されるに伴って、ドアホンやスイッチ、コンセントもすべて移設。
天井裏~床下まで潜り込んで大変な作業でしたけど、何事もなかったかの様にスッキリと。

スイッチはすべてホタルスイッチで、ネーム入り。
ダウンライトは調光できる様にしています。

廊下や縁側までダウンライトで、高級旅館の様な仕様に。

浴室はユニットバスに変わるタイミングで、換気扇のスイッチもタイマー式に。
トイレのスイッチも、換気扇は消し遅れスイッチに取替えました。

諸々宅内配線も天井裏へ入ったついでに回路分けして整理させていただきましたが、その辺まで書いてると長~くなるので省きます。

一番気になっていたのがここ。
メーターの右側にあるブレーカーボックスが腐ちて、雨水が入る様になっていたので、この際に取替えをご提案させていただきました。

せっかくなので、メーターもボックスに入れておきました。
これで安心してご使用いただけます。

エアコンは新品が3台。中古で以前分解洗浄して保管してあったものが2台取付けです。
元々キッチン以外すべての部屋が和室だったので、エアコンを付ける場所の選定が大変でした。
リビングはこんな感じで。

建物の真ん中にある和室は、縁側にあるクローゼット内を。

クローゼット内もテープ巻きではなく化粧カバーを使って。

座敷はここしかスペースが無く。

縁側を横引きで。

その縁側にも、洗浄した中古のエアコンを設置。

増築した新しい部屋は、スッキリと標準取付けで。

室外機周りは、こんな感じで。

排水は犬走りに垂れ流しせず、塩ビ管を使って土のところまで。

こちらはスペースが狭いため、二段置台を使って。
耐久性も考慮して、溶融亜鉛めっき仕上げの台です。

すべての工事が完了したのは昨日でした。
昨晩夜遅く帰り際に現場へ入って、分電盤の行き先表示を入れておきました。
分電盤は比較的新しいものだったので、今回は既存流用です。
負荷回路はバランスよく整理させていただきました。

実はこちらの借家。既に入居者さんが決まっていて、本日がお引越し日でした。
ホントギリギリでどうなることやらと思いながらの現場でしたが、なんとか完工できて良かったです。

ちなみにこの様なリノベーションやリフォームのご依頼は、懇意にしていたたいているお客様のみお引き受けさせていただいておりますので、悪しからずご了承ください。