2024年11月9日土曜日

11年お使いのエアコンを2ランク能力を落として新しいエアコンへ取替工事

いつもお世話になっているお客様から、エアコン取替工事のご依頼をいただき、本日午後からお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-JXV4024S-W 霧ヶ峰ハイスペックモデルをお買い上げいただきました。

既存機も霧ヶ峰で、このエアコンは他社施工品です。

フィルター自動掃除運転が始まると、ガタガタと大きな音が出る様になったため、修理はせずに取替えをご希望です。
恐らくフィルターの動作を感知するリミットスイッチの不具合かと。

既存機は6.3kwで20畳用でした。
取替えるにあたって、部屋の広さに比べてオーバースペックなので、4.0kwの14畳用に能力を落としてほしいとのご希望です。
リフォームされて窓サッシも二重窓にされて、お部屋の断熱性能も上がっているので大丈夫かと思います。

室外機周りは、こんな感じでした。

「これはやっぱりおかしいですよね?」と、配管の取り回しを気にされていました。
配管経路からして、後ろでループするのは見た目も悪いですね。

南側で11年間直射日光を浴び続けたアイボリー色のスリムダクトは、真っ白に粉を吹いていたので、これもこの機会に取替えます。

では、既存機を取外していきます。
配管接続部の断熱処理がきちんとされていなかったため、銅管が露出して真っ黒になっていました。

配管穴はパテ埋めされておらず、通気口の様になっています。

すべて撤去しました。
貫通スリーブは入っていましたが、パテ埋めされてないと意味はありませんね。

位置決めをして、新しい背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

気密性確保のため、配管穴にはしっかりとパテを詰め込んでおきました。

スリムダクトが新しくなると、気持ちがいいですね。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
「阿部さんのBlog見てたら、他に頼む気がしません。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

自分でメンテナンスしていたけど臭いが取れないのでエアコン分解洗浄

いつもお世話になっているFB友さんから、エアコン分解洗浄のご依頼をいただきました。

三菱電機 MSZ-GV405S-W(2016年製) スタンダードタイプです。
8年前にアベ冷熱技研でお買い上げいただいたエアコンです。

ご自分で定期的に内部の手の届くところもお掃除されていたそうですが、どうしても臭いが出始めたのでご依頼いただいたそうです。

まずは、室内機を取外しにお伺いします。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
「きれいにしてもらって、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2024年11月7日木曜日

プラズマ空清大清快なエアコンの臭いが酷いので分解洗浄

お世話になっているお客様のご依頼で、エアコン分解洗浄のご依頼をいただきました。

東芝 RAS-H221E9AR(2022年製) フィルター自動掃除機能付きです。

まず最初に。現在、他社施工品のエアコンの分解洗浄はお引き受けしていません。
今回のお客様も当初お断りさせていただきましたが、古くからのお付き合いがある事と、「どうしても阿部さんがやってる分解して洗う方法で洗って欲しい。いつまででも待つんで、やってもらえませんか。」という達てのお願いをいただきまして、洗う時間もない中とりあえず外して、三週間ほどお預かりしていました。

設置2年目ですが、とても耐えられない臭いが出るそうです...
東芝大清快と言えばプラズマ空気清浄機搭載とか、内部は抗菌仕様とかいろいろ良いこと書いてたと思いますが...そうですか。

合間を縫って、室内機をお預かりにお伺いします。

配管穴にはキャップをしていますが、スリーブは入っていません。
2年前に取付けられたエアコンでもスリーブが入ってないんですね。
こういうところから壁内を伝って小動物が出入りします。

気密性確保を小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

しばらくお預かりします。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

長い間お預かりして、再取付けにお伺いです。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
「お忙しいのに受けてもらって、ありがとうございました。これで気持ちよく使えます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2024年11月6日水曜日

単純な取替えのつもりがいろいろ難有りなエアコン取替工事

朝晩結構冷え込んできて、やっと冬がやってきそうですね。
本日午後からは、ダイニングに設置されているエアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製。お客様支給品です。

既存機は三菱重工(ビーバー)製でした。
なんでこんなに上の方に取付けられているのかと思いますよね。

外から見るとこんな感じで、出窓の上に庇があるんです。

まぁ食器棚があるので窓上に取付けたんでしょうけど、穴の位置をずらすとかいろいろやり方はあったでしょうに...

先々月、外壁塗装をされた際に配管化粧カバーも取付けてもらったみたいですが、この業者さんもまた残念ですねぇ...
無理矢理フリーダクト使っている上に、ダクトのサイズが違うから隙間をパテ埋めしていました。
材料の手配を間違えたか、その辺のホームセンターにあったものを使ったか。
信頼して依頼されたお客様がお気の毒です。

作業に掛かります。
既存機を撤去していきますが、室内機がなかなか外れなかったのでおかしいなと思ったら...

配管穴が間柱をかすめて左へ振られていました。

しかも穴の位置がシビアです...
一般的な高さ300mmの室内機では、到底取付けできません。

今回新たに取付けるのは、高さ255mmのコンパクトタイプです。
背面板を取付けてみますが、上部の廻り縁ギリギリでこんな感じです。

本来、背面板の下面と配管穴の下面は、ほぼ同じでなければなりませんが...

逆勾配になりそうですが、三菱霧ヶ峰ならなんとかなんとか微妙に勾配を付けて設置可能です。

貫通スリーブを挿入できなかったので、内側からもしっかりとパテ埋めして気密性を確保します。

配管類を接続していきます。
サイズ違いのフリーダクトを使ってところは、同じサイズのコーナーカバーに取替えました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。スッキリしましたよね。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
「きれいにしていただいて、ありがとうございました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。