初めてのお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。
ダイキン製 加湿・換気機能の付いたうるるとさらら、お客様支給品です。
はぃ。支給品ですから気にせずダイキンも触ります。え?
既存機は日立製。
13年目でまだ動いていますが、効きが悪くて部屋が暑いという事で取替えをご希望です。
軽く点検してみると、吹出口からほとんど風が出ていません。
ファンにホコリが着いていて、風量が落ちている様です。
今回は洗浄などせず、取替えです。
一階リビングなので、室外機は地上置き。(写真手前から2台目)
狭い通路に2台の室外機がぴったり寄り添う様に設置されていました。
では作業に掛かります。まずは取外しから。
このタイプのウォールカバーに、縁取りコーキングはどうかと思いますね。
数年するとこの様にコーキングが変色して、見れたもんじゃありません。
室外機を撤去すると、リビングと2階のドレンホースが土に埋まっていました...
埋まってても染み込んで流れるんじゃないの?って言う人は、エアコン工事に関わらないでください。
既存機撤去完了です。
室内機を外す際に、クロスが室内機に付着していて少し破れてしまいました...
クロス貼って時間を置かずにエアコンを取付けると、クロスがひっついてしまうんです。
できるだけ気をつけて外してるんですけど、仕方ありません。
お客様に糊をお借りして補修させていただきました。
取付けに掛かります。
穴の位置に合わせて、背面板を設置。
取付けるのはうるさらですから、例の加湿ホースが付属しています。
前にも書きましたが、このホース内はカビだらけになります...
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部の配管穴にはしっかりとパテを詰め込んで、その上からコーキングを重ねることで、パテの乾燥収縮を防ぎ防水性を保ちます。
ウォールカバー内でコーキングする事で、美観性も上がるしコーキングの劣化を遅らせることもできるので、阿部はずっとこの工法です。
太い加湿ホースが追加で収まるので、配管化粧カバーは新しく太いものに取替えました。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
もちろんこの室外機も、梱包材含めると60kgあります。
製品の軽量化ができないのは、技術力と開発能力がない証ですね。
阿部一人で運べる訳ありませんから、お客様にお手伝いしていただいています。
支給品の場合、重量物はお客様にお手伝いいただくことを基本としていますので、よろしくお願いします。
室外機周りは、こんな感じで完成。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
よく風が出てよく冷える様になりました。
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。