2024年6月13日木曜日

店舗移転に伴うルームエアコン移設工事でガス漏れ見つけて修理依頼

いつもお世話になっているお客様が店舗を移転されると言うことで、3年前にお買い上げいただいたエアコン×2台の移設工事にお伺いしていました。

WOODLANDさん→ https://woodland-shop.com/
長く松末2丁目の方で営業されていましたが、5月に和泉北2丁目の方へ移転されています。

先月、現地調査にお伺いしていました。
L字形のかなり広い店舗内には、比較的新しい床置形のパッケージエアコンが座っていました。
調べると5馬力。ちょっと役不足かなぁ...
と言う訳で、前の店舗に設置した5.6kw(18畳用)のルームエアコンを2台移設して、補完的に使うことになりまして、今回のご依頼となります。

まず最初に、旧店舗で先に2台取外しておきます。

これ結構苦労して取付けたんですけどね。全撤去です...

他の工事が早めに終わった日の合間に、取外しに行きました。
1台目は異常なく取外しましたが、2台目が調子悪い...
ガス圧を測定すると、かなりガスが減ってます...バルブのところにも霜が付き始めました。
ちょっと時間がないので、とりあえず外して持ち帰ります。

また合間を見て、ガス漏れしているのかどうか調べましたが...ビンゴでした...
熱交換器のU字管の溶接付近から漏れている様です。
まだ設置後3年ですから、メーカーサービスへ修理依頼を掛けました。
外している状態では修理してもらえないので、取付ける日程に合わせて出張修理にきてもらう様に段取りしました。

新店舗への取付けは、昨日の朝からスタート。
ガス漏れをしている方から取付けていきます。

建物は2006年以前に建てられたものなので、石綿飛散防止対策を行いながら配管穴を開けていきます。

位置決めをして、背面板を設置。

専用コンセントが無いので、先にケーブルを通していきます。

天井裏は常夏のサウナ状態です。

とりあえずコンセントを取付けておきました。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、旧店舗で取外してきたスリムダクトを組み合わせて再利用。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

とりあえず試運転を行っておきます。
ガスがないのに、どうせ修理するのにって思いますが、メーカーサービスとしては、設置されている状態でなければ修理ができないということで。

2台目に掛かります。

同じく石綿飛散防止対策を行いながら配管穴を開けていきます。

位置決めをして、背面板を設置。

専用コンセント用のケーブルを通しておきます。

200V専用コンセントを取付けました。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

こちらも旧店舗で使用していたスリムダクトを再利用。

夕方になってきたので室外機は翌日に据えることにして、電気工事を先に済ませておきます。
エアコンのところから点検口まで通していたケーブルを、分電盤のところまで引きました。
この分電盤の裏から天井裏までの短い距離が、一番大変でした。
暑い天井裏へ上がったり降りたりを何度も繰り返してなんとか通りました。
こういう時の一人作業は、結構気持ち的にきます...

分電盤にはちょうど2つの空き回路があるので、ここに新しいブレーカーを設置します。

こんな感じで、専用コンセント増設電気工事が完了です。
ここまでが昨日の作業でした。

そして本日午前中、室外機を取付けに。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
お隣は民家なので、できるだけお隣の窓から離した場所へ設置しています。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して2台目が完了です。

阿部が裏で室外機を取付けている間に三菱のサービスマンが来て、1台目の修理に取り掛かっていました。

「やっぱり熱交換器から漏れてますね。部品持ってきてるんで、このまま修理しますね。」と、早速始めてくれました。

阿部が他の作業をしている間に、パパっと終了です。
試運転すると、ちゃんと冷たい風が出る様になりましたよ。
三菱電機のエアコンは、コンプレッサーや熱交換器、四方弁など、ガスが通る冷媒回路の部分の保証期間が5年付いているので、今回の修理は保証内で収まりました。
今回ガス漏れが見つかりましたけど、三菱の故障率は他のメーカーと比べ物にならないくらい低いんですよ。
暑い時期に故障するのはお客様も阿部も辛いですから、三菱をお奨めする理由が解りますよね。

今日は一日蒸し暑かったですから、早速2台とも冷房運転で使われていました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年6月8日土曜日

7年お使いの三菱霧ヶ峰フィルター自動掃除機能付きエアコン分解洗浄作業

7年前の新築時にエアコン取付工事をさせていただいたお客様から、2台のエアコン分解洗浄をご依頼いただき、本日再取付にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-ZW7117S-W(2017年製)・ MSZ-ZW2217-W(2017年製) 共に、フィルター自動掃除機能付きタイプです。

まずは、室内機をお預かりするため取外しにお伺いします。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

リビング 熱交換器↓

リビング ボディ内部↓

リビング ドレンパン↓

リビング ファン↓

寝室 熱交換器↓

寝室 ボディ内部↓

寝室 ドレンパン↓

寝室 ファン↓

洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
まずはリビングから。室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してリビングが完了。

寝室に掛かります。室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
7年使われていた割には、あまり汚れていませんでしたね。
これでこの夏は、快適にご使用いただける様になりました。

「きれいになりましたね。ありがとうございました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。