2024年3月8日金曜日

寺院で防犯カメラ取付工事と照明・コンセントなどの改修工事

以前、エアコン分解洗浄のご依頼をいただいたお客様のご依頼で、防犯カメラの取付けとその他諸々の工事をご依頼いただきました。

ご依頼いただいた建物は、コンクリート造の寺院です。
防犯のために、防犯カメラの新設と照明の更新を行います。

本堂に付いているこの照明。

ご自分で設置されたそうで、ソケットにLED電球が付いていました。
軒下で雨が掛からないので、とりあえず大丈夫ですが、基本、屋内用のソケットなので止めておいた方がいいです。

電源コードも屋内用の平形コードをねじり接続しているので、大変危ない状態でした。

場所変わって、納骨堂にも。
ここは雨水が掛かるので漏電しますよ...

LED電球も紫外線を浴びて、かなり照度も落ちていました。

あと、納骨堂の中に照明がないので、できれば取付けてほしいとの事。
建物内にコンセントなどの電源が無いので、電源も引っ張ってこないといけませんね。

では、防犯カメラから取付けていきます。(防犯カメラ機器はお客様支給品です)
まずは、受付のところに2台設置します。
カメラの電源は、屋外コンセントから分岐します。

軒が出ているので、取付ける場所の選定に悩みました。

こんな感じで、受付側と本堂側へ向けて設置。

もうひとつ、少し離れた納骨堂に1台。
こちらは建物内のコンセントから分岐して取付けましたが、結構大変な作業でした。

このカメラは、広い駐車場へ向けています。

本堂にも1台。既存のソケットを撤去して、屋外用のブラケット照明も取付けました。

モニターを見ながらカメラの向きを微調整して、防犯カメラの設置は完了。

納骨堂に電源を送って、照明を取付ける作業に掛かります。
本堂の脇に電源が取れるボックスがあります。

自動点滅器もあるので、屋外照明の電源もここから取ります。

本堂から納骨堂へ向けては、CVケーブルをラッシング引きで飛ばします。

既存のソケットを撤去して、新しい器具を取付けていきます。

スッキリきれいで、安全にお使いいただける様になりました。

納骨堂内の照明は、人感センサーと明るさセンサー搭載のシーリングライトにしました。

スイッチを取付ける場所がないので、センサー式で対応です。
引掛けシーリング式なので、将来取替時にはお客様自身で取替えが可能です。

屋外コンセントも一箇所腐食しかかっていたので、、、

屋外用防雨形コンセントへ取替えました。

あと、本堂内で危ないところを発見...

足を引っ掛けない様にとの思いでコードを畳に挟む方が多いですが、被覆が擦れて芯線が短絡すると、火花が出て火災になりますよ。
かなり長い間敷かれていた様で、コードが硬化していました。

ここもコードが灯具に敷かれていますね。
火事にならないのは、「運がいい」だけです。

床用のモールとかは使いたくないとのことでしたので、床下にケーブルを通してしまいます。
畳の下のコンパネを剥いで、床下作業ができる様にします。

コンセントを取付けるところの床を開口。

ケーブルを通していきます。

床面にアップコンセントを取付けました。
ボタンを押すと、ポンとコンセントが出てきます。

灯具に敷かれていたコードは取替えて、灯具の足元に穴を開けてコードを通しました。

こんな感じで完了です。

諸々、安全にお使いいただける様になりましたね(^^)v


アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2024年3月7日木曜日

新築の借家×2棟へエアコン4台新設工事

いつもお世話になっているお客様が借家を2棟新築されたそうで、エアコン×4台の取付工事をご依頼いただきました。
エアコン機器は、お客様支給品です。

工事は二日間の予定です。
本当は一昨日から入る予定でしたが、一昨日が一日雨でしたので、昨日から現場へ入りました。
エアコン工事に水分は大敵です。

専用コンセント有り。配管穴有り。

まずは1台目。B棟1階リビング。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は外壁に合わせて、ホワイト色のスリムダクトで化粧仕上げ。

とりあえず初日は室外機を取付けず、室内機と配管周りを進めていきます。
2台目、B棟2階洋室。

2階は室外機地上置き。
天気予報は曇りで雨は降らないですが、風が強くてハシゴが揺れます...

今にも雨が降り出しそうですが...

3台目。A棟1階リビング。

ホント、1階がどれほど気持ちが楽か...

4台目。A棟2階洋室。

風がピークの時間帯です。
突然突風が吹くので、ハシゴの上で取付けたダクトを掴んでやり過ごすのに必死です...

なんとか配管完了。
ここまでで夕方5時を回ったのと、朝からずっと冷たい風に当たっていたので、カラダも気持ちも時間切れです。

そして本日。天候は晴れ。気温は低めです。
もう室外機接続だけなので、どんどん取付けていきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

B棟1階リビング。室外機周りは、こんな感じで完成。

試運転を行い、異常がないことを確認して完了。

B棟2階洋室、室外機周り。

異常がないことを確認して完了。

A棟1階リビング、室外機周り。

異常がないことを確認して完了。

最後のA棟2階洋室。
室外機を置く場所の土間がコンクリートなので、ドレンは近くの雨水管へ接続。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
昨日の写真と比べると、スカッと晴天ですね。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

早速来週には入居が決まっているそうです。
新しいお家で快適にお過ごしいただけますね(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年3月2日土曜日

保管していたエアコンを洗浄して新しいお家へ取付工事

いつもお世話になっているお客様から、エアコン分解洗浄と取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GE2218-W(2018年製) スタンダードタイプです。

今回のエアコンは、お家の建替えをされる際にアベ冷熱技研で取外しをさせていただき、保管されていたものです。
パッと見だと汚れていませんが、キッチンで使っていたため油分付いて臭いが出ていました。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
昨年新築されたお家なので、このお部屋は新設になります。
コンセントの位置が残念です...
コンセント側の外壁は玄関側になるため、配管穴は右側に取付けて室外機も右側の方へ置きます。
ホント、コンセントが残念です...

位置決めをして、配管穴を開けていきます。

配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は外壁の色に合わせて、ホワイト色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
コンセントが残念...
今朝は雪がちらつくほど寒かったですが、これでこのお部屋も快適にお過ごしいただける様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。