以前、エアコン分解洗浄のご依頼をいただいたお客様のご依頼で、防犯カメラの取付けとその他諸々の工事をご依頼いただきました。
ご依頼いただいた建物は、コンクリート造の寺院です。
防犯のために、防犯カメラの新設と照明の更新を行います。
本堂に付いているこの照明。
ご自分で設置されたそうで、ソケットにLED電球が付いていました。
軒下で雨が掛からないので、とりあえず大丈夫ですが、基本、屋内用のソケットなので止めておいた方がいいです。
電源コードも屋内用の平形コードをねじり接続しているので、大変危ない状態でした。
場所変わって、納骨堂にも。
ここは雨水が掛かるので漏電しますよ...
LED電球も紫外線を浴びて、かなり照度も落ちていました。
あと、納骨堂の中に照明がないので、できれば取付けてほしいとの事。
建物内にコンセントなどの電源が無いので、電源も引っ張ってこないといけませんね。
では、防犯カメラから取付けていきます。(防犯カメラ機器はお客様支給品です)
まずは、受付のところに2台設置します。
カメラの電源は、屋外コンセントから分岐します。
軒が出ているので、取付ける場所の選定に悩みました。
こんな感じで、受付側と本堂側へ向けて設置。
もうひとつ、少し離れた納骨堂に1台。
こちらは建物内のコンセントから分岐して取付けましたが、結構大変な作業でした。
このカメラは、広い駐車場へ向けています。
本堂にも1台。既存のソケットを撤去して、屋外用のブラケット照明も取付けました。
モニターを見ながらカメラの向きを微調整して、防犯カメラの設置は完了。
納骨堂に電源を送って、照明を取付ける作業に掛かります。
本堂の脇に電源が取れるボックスがあります。
自動点滅器もあるので、屋外照明の電源もここから取ります。
本堂から納骨堂へ向けては、CVケーブルをラッシング引きで飛ばします。
既存のソケットを撤去して、新しい器具を取付けていきます。
スッキリきれいで、安全にお使いいただける様になりました。
納骨堂内の照明は、人感センサーと明るさセンサー搭載のシーリングライトにしました。
スイッチを取付ける場所がないので、センサー式で対応です。
引掛けシーリング式なので、将来取替時にはお客様自身で取替えが可能です。
屋外コンセントも一箇所腐食しかかっていたので、、、
屋外用防雨形コンセントへ取替えました。
あと、本堂内で危ないところを発見...
足を引っ掛けない様にとの思いでコードを畳に挟む方が多いですが、被覆が擦れて芯線が短絡すると、火花が出て火災になりますよ。
かなり長い間敷かれていた様で、コードが硬化していました。
ここもコードが灯具に敷かれていますね。
火事にならないのは、「運がいい」だけです。
床用のモールとかは使いたくないとのことでしたので、床下にケーブルを通してしまいます。
畳の下のコンパネを剥いで、床下作業ができる様にします。
コンセントを取付けるところの床を開口。
ケーブルを通していきます。
床面にアップコンセントを取付けました。
ボタンを押すと、ポンとコンセントが出てきます。
灯具に敷かれていたコードは取替えて、灯具の足元に穴を開けてコードを通しました。
こんな感じで完了です。
諸々、安全にお使いいただける様になりましたね(^^)v
アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
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