2023年12月6日水曜日

賃貸マンションの一室で間取り変更リフォームに伴う電気設備改修工事

9月から取り掛かっていました、賃貸マンションの一室をリフォームするための電気工事が本日完了し、お引渡しさせていただきました。

いつものマンションですが、今回は間取り変更も伴う大掛かりなリフォームになります。
築30年以上ですから、古いイメージの和室が二部屋ある作りです。

キッチン周りもタイル貼りで冷たい印象でした。

スイッチやコンセントは懐かしいフルカラーシリーズ。

建設当時はなかったネット回線などは露出配線されているので、この辺りもきれいに納めます。

解体が始まったのは9月でした。

9月もバタバタしていましたが、2日ほど日程を空けて現場へ。
古いエアコンは撤去処分します。

分電盤付近の天井が外されている間に、専用コンセント用のケーブルを配線しておきます。

10月になると床が嵩上げされて、間仕切りのためのスタッドが立ち上がっていきます。

この辺りは大工さんと一緒に、細かい打ち合わせをしながら作業を進めていきます。
コンセントやスイッチは、ボックスを仕込んでケーブルを通しておきます。

配線作業が終わると、大工さんが石膏ボードを貼っていきます。
ボードが貼られると、ダウンライトの開口や、、、

スイッチ、コンセントの場所を開口しておきます。
開口までやっておけば、クロス屋さんがクロスを貼り終えるまで現場へ入る必要がなくなります。

11月にクロスが終わったと連絡いただきましたが、まぁ予定がパンパンで12月入ってから現場へ。
オーナー様も建築屋さんも、ほぼ阿部の予定に合わせていただけるので、ホントありがたいです。

まずはエアコン取付けから。

配管はスリムダクトで化粧仕上げ。

試運転を行って1台目完了。

はい、今回2台取付けです。
賃貸で2台エアコンが付いてるとか、なかなか見ませんね。

ベランダを少しでも有効に使える様に、横向きに収めています。

試運転を行い、異常がない事を確認して完了。

配線器具は、すべてコスモシリーズに取替えていきます。

マンションですが、小さな一軒家ほどの配線器具の量があります。
コスモシリーズに変わるだけで、部屋の雰囲気も変わりますね。

リモコン類はあまり壁面に付けたくないんですけど、これはマンションの備品になるので、退去時に持ち出されない様にという配慮です。

トイレの換気扇は、洗面所と一緒の二室用換気扇です。
これ、毎回取付けが大変なんです...

当初予定になかったレンジフード取付けは、大工さんが現場へ来れないとのことで、「阿部さん、ついでに取付けて。」という事で...
お金はいただきますから。キッパリ

最後に分電盤の取替えを。

1989年製。34年。マンション建築時から、よく持ちましたね。

新しい分電盤を取付けていきます。

一次側は活線状態での作業になります。

感電しない様に低圧ゴム手袋をはめて、安全に作業を行います。

ケーブルの先端にR形端子を圧着します。
この間、圧着ペンチには電気が流れています。

一次側ブレーカーの端子台へしっかりと留めます。

すべてのケーブルを接続して、完成。

点灯試験を行って、すべての作業が完了です。
まだ水周りの工事が終わっていないので、新しい入居者さんを迎えるのは先の様です。

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2023年12月2日土曜日

新築住宅でエアコン×2台新設と1台移設工事

お世話になっている建築屋さんの紹介で、新築のお家にエアコン取付工事に、一昨日と本日の二日間掛けてお伺いしてきました。

エアコン機器は、お客様支給品です。

まずは1階LDKから。
足元のコンセントの位置から、柱のないところを当たります。

位置決めをして、配管穴を開けていきます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして、背面板を設置。

こちらに取付けるのは、ダイキンのうるるとさららタイプです。
この機種は加湿機能があるため、加湿ホースが必要です。
まぁ、阿部がダイキンを嫌いな理由をご存知の方は、この写真見てニヤニヤされてると思いますが、エアコンに加湿機能なんて必要ありませんよね。
機械が重くなるだけで、何のメリットもありません。
しかもこの加湿ホースの中はカビだらけになります。当然ですね、湿気てるんですから。
そんなこと、量販店の販売員さんは教えてくれませんよね。知りませんから。

あ、ごめんなさい。ダイキンについて話し出すと止まらなくなるんです...

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、アイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。
加湿ホースが一緒に収められてますから、家庭用ルームエアコンでは使わない太めのスリムダクトでないと収まりません。
スリムダクトなのにスリムじゃありませんね。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
この室外機、加湿ユニットが付いているので60kg近くあります。
一人で担ぐと、必ず腰を痛めます。
仕方ないので、建物裏までは梱包材ごと引こずってきました。

室外機周りは、こんな感じで完成。
まだ砂利が敷かれていないので、ブロックで嵩上げしておきました。

あとは試運転を行い、異常がない事を確認してLDKが完了。

次は2階洋室、2台目に掛かります。
取付ける場所はこちら。

壁をふかしているのは、この中に配管を通すためのスリーブが入っているんです。

外側から見るとこの位置。

覗き込むと、先ほどの小さな穴が見えます。

なんで穴を開けてくれてないのかは意味不明。

大きくずれることなく無事貫通。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
簡単そうに書いてますけど、かなり手間が掛かっています。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
ブラック色のスリムダクトを採用しました。

ガルバリウム鋼板製の屋根には、通常の屋根置台が使えません。
なので、C型チャンネルを加工して、アベ冷熱技研仕様で設置させていただきました。

あとは試運転を行い、異常がない事を確認して2台目完了。

初日はこの2台で、日が暮れて終了です。

二日目の本日は、現在お住まいのアパートからの移設です。

ポンプダウン運転を行い、機器内のフロンガスを室外機側へ回収して取外します。

取外し完了。
新しいお家へ移動します。

取付けるのは、1階寝室。
位置決めをして、背面板を設置します。

慎重に配管穴を開けていきます。

配管穴には貫通スリーブを挿入。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、アイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

あとは試運転を行い、異常がない事を確認してすべての工事が完了です。
まだ外構工事が終わっていないので、お引越しはまだしばらく先の様です。
とりあえずこれで、新しいお家で快適にお過ごしいただける様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2023年12月1日金曜日

松山電気工事協同組合 理事会&2023忘年会

バタバタしておりますが、夕方からスーツに着替えてANAクラウンプラザホテル松山へ。

早めに出たつもりが、しっかりと遅刻して松山電気工事協同組合の理事会へ参加です。
今年も一年、たくさんの事業が開催されました。
阿部はほとんどお手伝いできていませんけど...

理事会後は本日のメインイベント、忘年会です!

毎年、この忘年会か総会でしか会えない方もたくさんいるので、話が弾みます。
今年は同じテーブルに四国電力さんと三菱電機の担当さんと座っていまして、かなり話し込んでしまって、他のテーブルを回ることができませんでした。
まぁいろんな情報が仕入れられたんで、良しとしますか。

はぃ。明日も仕事なんで、二次会へ向かうみなさんを見送って帰宅いたしました(u_u*)