2023年11月27日月曜日

6年使ってるエアコンがカビ臭いので洗浄でなく新品取替工事

仕事上いつもお世話になっているお客様のご依頼で、ご自宅のエアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV5623S-W・MSZ-GV2223-W 霧ヶ峰スタンダードタイプを2台お買い上げいただきました。

まず、リビングから。既存機はダイキン製のうるるとさららタイプ。
2017年製で6年ご使用。
まだ元気に動いています。

当初ご相談いただいたのは、エアコン分解洗浄でした。
運転するとカビ臭くなってきたので、洗浄しようかという事でした。
今回の2台は量販店で購入されて、量販店の下請業者さんが取付けたものです。
ですので、現在、当社施工品以外の分解洗浄は受付していませんから、申し訳ないのですがお断りさせていただきました。

するとお客様「じゃぁ、2台とも新しいのに取替えてください。自動掃除機能とかいらないので、一番シンプルなエアコンに。」と、トントンとお話が進みまして、、、潔いお方です。

では作業に掛かります。
昨日見た今日の天気予報は曇りでしたが、朝になると雨になってまして、小雨からのスタート。
リビングの室外機はカーポートがあるので、雨の直撃は避けられます。
しかし凄いところに、無理矢理押し込まれた感じで設置されてますね。
室外機の下にブロックが埋まっているので、外構工事は室外機を設置した後に行われた様です。

ドレンはコンクリート垂れ流し状態だったため、お客様がホースを買ってきて植え込みのところまで延長したそうです。
これやると、ホースの中にヘドロが溜まって詰まるんですよねぇ...

既存機を撤去しました。

既存機は処分しません。
お客様はリサイクル関係のお仕事なので、中古品として販売される様です。

取付けに掛かります。
位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

既存の配管化粧カバーは流用します。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
プラロックも既存流用です。

室外機周りは、こんな感じで完成。
ドレンは塩ビ管を使って、植え込みのところまで延長しました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認して1台目完了。

午前中はずっと小雨が続いていました。
キリが良いので、ここで昼休憩。

午後からは、2階洋室。
既存機は通称ガンダムと呼ばれている、富士通製の特殊なタイプ。

室外機はベランダ置きです。
午前中の雨が嘘の様に晴れました。

既存機を撤去して、新しいエアコンの背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

こちらも既存の配管化粧カバーを流用。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
「お忙しいとこ、ありがとうございました。これで気持ちよく使えます。またお願いしますね」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2023年11月25日土曜日

CATVから地デジアンテナ受信へ切換工事

午後からは初めてのお客様のご依頼で、地デジアンテナの取付工事にお伺いしてきました。

新築されてからはCATVのテレビ・ネットのサービスを使われてきましたが、CATVの光化工事が進んでいて、こちらのお客様も光化工事の予定が入っていました。
これをきっかけに、テレビは地デジしか観ていないという事でアンテナ受信への切換えを検討されていて、今回アベ冷熱技研へご依頼いただきました。

CATVの引込みは建物裏に入っていますが、もう一本表の方にも同軸ケーブルが出ていました。
こちらがアンテナ用で先行配線されていたものです。

アンテナの向き的にもバッチリなので、このケーブルの隣にアンテナを取付けていきます。
まずは取付金具を設置。

アンテナを取付けて、松山本局を狙います。

大きな障害物がないので、エラーフリーのいいレベルが出ました。

既存ケーブルをアンテナに接続して、外周りは完了。

宅内のユニットバス点検口から天井裏へ。
CATV用のブースターと分配器があります。

先ほどアンテナを取付けた側のケーブルは、ここに巻いて置かれていました。

分配器は4K8K対応品ですが、天井に転がされていました。
コネクタが手締めされていてゆるゆるだったため、しっかりと増し締めしておきます。

CATV用ブースターを外して、UHFブースターを設置。
転がされていた分配器も、しっかりと固定しておきます。

ブースターの出力を調整しながら、各部屋のユニットでレベル測定。

CATVからアンテナ受信に変わるため、チャンネル設定をやりなおします。

テレビ×3台のチャンネル設定を行い、映り具合をご確認いただいてお引渡しです。

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

8年お使いの三菱ZXVタイプエアコンを取外し完全分解洗浄

いつもお世話になっているお客様から、エアコン分解洗浄のご依頼をいただき、今朝再取付にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-ZXV565S-W(2015年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。
8年前にアベ冷熱技研でお買い上げ、取付けさせていただいたものです。

ポンプダウン運転を行って室内機を取外し、持ち帰ります。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

こちらのお客様も見えるところはきちんと手入れされていて、パッと見はきれいでしたけど、やはり手の届かないところはカビが生えていましたね。

「ファンに着いてるカビを見て、これはどうにもならんと思ってお願いしたんですよ。他の部屋のエアコンもあるんで、またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2023年11月24日金曜日

14年お使いの三菱霧ヶ峰を保証なしで取外し完全分解洗浄

いつもお世話になっているお客様からエアコン分解洗浄のご依頼をいただき、本日再取付けにお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-ZW509S-W(2008年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。
2008年製なので製造後15年ですが、新築時に一年型落ちで設置したものになるため、使用は14年目になります。
14年前の新築時に、アベ冷熱技研で取付けさせていただいたものの一台です。

【ご注意】アベ冷熱技研では、10年を超えたエアコンの分解洗浄はお奨めしていません。
10年経過していると、ほとんどの場合、修理のための部品がないからです。
もしも分解中に破損しても、修理ができないため補償ができません。
一切の補償なしでもかまわないという場合のみ、お引き受けしています。

14年お使いですが、異様にキレイです。
理由は、お客様がご自分で定期的にお掃除されてきたからです。
三菱のこの機種は吹出口のところが開くので、結構奥までお客様がお掃除できる仕組みになっています。
でも手の届かないところには、カビが見えていますね...

ポンプダウン運転を行って室内機を取外し、持ち帰ります。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

取付けが終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
いやぁ、さすが霧ヶ峰ですねぇ。
14年使い込まれているとは思えないほど、どこも不具合なく動作していました。
まだ3年くらい普通に使えそうな感じでした。

「ありがとうございます。これで気持ちよく使えます。また来年は他の部屋のもお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2023年11月18日土曜日

賃貸マンションでエアコン新設工事

いつもお世話になっているFB友さんがお引越しされるという事で、本日エアコンとBSアンテナの工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-BXV3623-W ムーブアイ搭載・自動掃除機能付き霧ヶ峰エアコンをお買い上げいただきました。

昨晩から暴風と雷で、今朝はそれプラス、アラレまで降り出すという最悪の天気からのスタートで、先に旧宅でエアコンとBSアンテナを風に煽られながら取外しまして、新居の方へ移動。
新居の方は観光地エリアのため、周辺のコインパーキングが満杯で、車を停めるのに小一時間ロス...
なんとか新居へ辿り着いて、工事スタートです。

建物は賃貸マンション。
当然穴は空いていますが、高さが残念ですね。
一般的な室内機の高さは300mmありますから、これでは収まりません。
今回は室内機の高さが255mmのBXVタイプをお奨めさせていただきました。

そもそもこの穴の位置は、建物を支える重要な梁です。
通常は梁を避けて配管穴を設置しますが、ちょっと変わった設計士さんですかね?

なので、穴の長さは600mm近くあります...
今回、配管は右後方出しのため、フレア接続部分は梁の中に入ってしまいます。

こういう施工はできるだけしたくないんですけど、仕方ありません。
接続部分が後々点検できませんし、繋いで配管を押し込みながら室内機を掛けるため、配管根元に負担が掛かるからです。

なんとか室内機を掛けました。
ベランダ側で配管を引っ張ってくれる相棒がいれば簡単ですが、一人で配管を押し込みながら、重たい室内機を持ち上げて脚立に上がりながら掛けるのは、なかなかハードです。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成。
BSアンテナも取付けさせていただきました。
旧宅で取外したエアコンはしばらく保管されて、折を見て取付けるかどうか検討されるそうです。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
工事が終わる頃には、晴れ間が見えて風も落ち着いていました。

「大変な天気の中、ありがとうございました。阿部さん、かなり前から予約入れとかんと捕まらんから、早めにお願いしてて良かったです。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただき、お土産をたくさんいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。