2018年6月23日土曜日

新築住宅でダイキンうるさら1方向吹出天井カセット形エアコン新設工事

新築されたお客様のお宅で、1方向吹出天井カセット形エアコン新設工事にお伺いしてきました。

ダイキン製 うるるとさららフィルター自動掃除機能付き天井カセット形エアコン お客様支給品です。


最初にご相談いただいたのは1月で、既に建前が済んでいて、屋内の石膏ボード貼りが始まったところでした...


天カセのエアコンを取付けるにあたって、ご相談いただいた時期が少し遅かったため、室外機の設置場所や、配管経路をどうするか、かなり悩みました。

吹き抜けがあるお部屋があったり、室外機を置ける場所が限られていたりと、現地調査は2回お伺いしました。

先月、お家が出来上がったとの事で、一昨日取付工事にお伺いしていました。

天井開口はお客様ご自身がされたそうです(^_^;)
実はお家の図面もお客様が描かれたそうで、詳しくは書きませんがお仕事もそちら系だそうです。

今回、配管は天井裏を隠蔽配管して、外部へ直接出します。
まず配管穴の位置決めをして、外壁側から穴開けを行います。


天井裏側から見るとこの位置に開けました。
ドレン勾配を取るため、できるだけ天井キワキワに穴開けを行いました。

ここでもきちんと貫通スリーブを挿入しておきます。

吊り金具を使って、ドレン管・冷媒配管・電源・連絡線・加湿ホースを、緩やかに勾配を付けて吊り込んでいきます。

そうなんです。うるさら機なので、余計な加湿ホースが必要なんです。
いりませんよね、エアコンに加湿機能なんか。
なぜこんな機能を搭載するのか、意味が解りません。
はぃ。ダイキンキライなんです(*^^*)

平屋建てなので、天井裏は立って歩けるほどのスペースがあります。

それほどのスペースがあるなら、梁の上に配管を通せば楽なのにって思いました?
これ、天井面から梁の天面まで580mmほどあるため、勾配が取れなくなるんですよね。

そのため、室外機の位置はここ。

本当はこの反対側へ室外機地上置きをご希望でしたが、間に吹抜け天井のお部屋があるため、こちら側しか置く場所がなかったという訳です。
しかもここ、中庭の様に使うため、壁面置きでご提案させていただいた次第です。

アングルを組んで、室内機を吊り込む準備をします。


室内機を吊り込んでからフッと気付きました。
あれ?左右非対称???


やられました。やられたと言うより、阿部の施工ミスですね...(T_T)

ダイキンの天カセ、左右対称に室内機を中心に吊り込むと、20mm右側へ寄ってしまうんですね。
三菱なら室内機を中心に吊れます。
ここでも三菱の施工性の高さが...
あ、ダイキンですね。
ダイキンキライですからすみません(^_^;)

とか言いながら、初日の時間切れです。
一日で完了するつもりが、お客様にご迷惑をお掛けする事になってしまいました。

で、本日午後から、再度訪問させていただきました。
まずは、一度吊り込んだ室内機を再度降ろします。

アングルを追加して、吊りボルト位置を左側へ20mmずらせます。
もの凄い時間のロスです。
はぃ、阿部の施工ミスです。
三菱ならあり得ない施工ミスですけど。キッパリ

吊り込み完了。


配管接続は天井裏から行います。

少し離れたところに点検口があるので、天井裏からの方が施工が早いです。
三菱なら下からの方が断然早いです。
やっぱり施工性の三菱...
あ、ダイキンでしたね。

今回、室外機を壁面置きにしましたが、この室外機もかなりの重量です。
仕方ありませんね、うるさら機能が付いてて、加湿ユニットが搭載されてますから。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

ドレン管の立ち下げは、未来工業製のブラック色の塩ビ管で仕上げました。


外周りはこんな感じで完成です。

なぜこの位置に室外機を置いたかと言うと、玄関側から室外機が見えないという事と、重要な振動の問題です。
左側は子供部屋なので、できるだけ室外機の振動が伝わらない様に、こちら側の壁面へ設置させていただきました。
地上置きにすれば振動の悩みもなくなりますが、せっかくの中庭に室外機がどぉーんと見えるのはもったいないですから。

室内側へ戻って、パネルを取付けます。

実はこのパネル取付けるまでにも、3回やり直してます。
パネル取付けで一時間ロスしました。
そのクオリティ...残念です、ダイキン。
あ、そうですね、三菱かぶれの阿部がすべて悪いんです(T_T)

工事が完了すると試運転です。
あれ?動かない???
ブレーカーの電圧が100Vでした...

ここはサクッと200Vに切り替えて完了。
この電気工事屋さん、天井裏でも結構凄いことやってましたけど(^_^;)

改めて試運転開始。あれ?動かない...
あ!... またミスやらかしてますよ、阿部が...(p_-)

リモコン受光部のコネクタが刺さっていません。
ダイキンキライとか、施工性が悪いとか、散々書いた挙げ句がこれです。

これでどれだけこのエアコンが施工性が悪くて、どれだけ大変な作業だったかを物語っていますね。まだ強気か(^_^;)
仕方ありません、ダイキンキライですから。

改めて試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「大変な工事でしたけど、きれいに施工していただいてありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年6月22日金曜日

10年目のナショナルガス漏れエアコンから三菱霧ヶ峰Zシリーズへ取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-ZXV8018S-W ムーブアイ極搭載霧ヶ峰をお買い上げいただきました。


既存機は、パナソニックに変わる前のナショナルで、2008年製です。

ちょうど10年目ですね。

10年前の新築時に、アベ冷熱技研で施工させていただきました。


ブロックで嵩上げされていますが、これはお客様ご希望で、お客様が設置されました。

これ意外としっかりしていて、倒れません(^_^;)
お奨めはしませんけど。

実はこの既存機、ガス漏れしています。


昨年、ガス漏れ検知器を使って、時間を掛けて調査しましたが、漏れ箇所を特定できず。

数年掛けて微量ずつ漏れるのは、検知器で反応しませんし、オイルが滲んでいなければ目視でも見付けることはできません。

先月、「リビングのエアコンがまた調子悪くなっていろので、交換をお願い致します。新品の機種は三菱・ダイキン・パナの中からご提案頂けますか。」とメールいただき、メーカー3社のお見積りを提出させていただき、三菱霧ヶ峰をご依頼いただきました。

で、本日取替えにお伺いです。
既存機を撤去。


位置決めをして、背面板を取付けます。


室内機をしっかりと掛けます。


今回、配管サイズが2分4分と太いため、ベンダを使って配管を曲げていきます。


南側で直射日光で傷んでいたスリムダクトも、すべて取替えました。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


あとは試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

これで今年の夏は快適にお過ごしいただけますね(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

24年お使いのナショナルエオリアから三菱霧ヶ峰へエアコン取替工事

いつもお世話になっているお客様からのご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-AXV2518-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰をお買い上げいただきました。


既存機はナショナルの1994年製品。


この当時、阿部はまだ電材屋の営業マンでしたが、このナショナルエオリアが結構売れていましたね。

室外機がコンパクトなんですけど、異様に重たいんです(^_^;)
このタイプで34kgもありますよ。

これ、ベランダ置きなんですけど、配管の取り回しはこんな感じでした。
約9年前に、テープ巻きがボロボロになってたので、スリムダクトへ取替えのご依頼をいただきましたが、この時既に15年経過していましたので、テープの巻き直しのみで対応させていただいていました。

今回、取替えるのと一緒に、スリムダクト仕上げにします。

まずは撤去に掛かります。
ハシゴ作業じゃないと、取替えができませんね。


全撤去しました。


貫通スリーブが入っていないので、気密性確保と小動物侵入防止のため挿入しておきます。


位置決めをして、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


スリムダクトはこんな感じで。


くるっと回しました。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


こんな感じで完成。


あとは試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「いつもキレイにしていただいて、ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年6月20日水曜日

たぶん今シーズン最後のエアコン分解洗浄です

はぃ。たぶん最後です。分解洗浄。
かなり前に受付は終了させていただいていまして、今回のご依頼が予約確定していた分の最後です。
えぇ、予約確定していた分です... たぶん最後です(^_^;)

松山市、梅雨らしく昨晩からどしゃ降りでしたが、午前中の小雨の間に再取付けにお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-ZW363-W(2013年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。


リビングとキッチンが続き間になっている、賃貸コーポでお使いです。
5年経過しているのと、キッチンが近いので、少し油分が付着しています。


取外して気が付きました。これ結構アルアルです。

梱包用のテープを剥がしていません。
これ放っておくと、ここが変色してしまうし、粘着剤が取れにくくて結構大変です。
時間に追われている業者さんがよくやりますね(^_^;)

お預かりして持ち帰った室内機を、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了したら、取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

これ、配管穴の位置が低いんですよね。
それに合わせて取付けているので、全体的に据付位置が低めになっています。
上げたい衝動に駆られますが、現状回復で。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ふっと気が付きまして、設定を確認。
やっぱり...

据付位置の設定が中央据付になっていたので、左据付に変更しておきました。
この取付けした業者さん、かなり急いでいたんでしょうねぇ...

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「わぁ、やっぱり5年使うとこんなになるんですねぇ。知り合いの人も気になるって言ってたんですけど、今受付けしてないんでしょ?また秋頃に依頼があるかも知れなんで、お願いしますね。」と、とてもお喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研