2017年6月22日木曜日

見た目キレイなエアコンがカビ臭いのでエアコン分解洗浄

お預かりしていたエアコンの分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

ダイキン F50NTEP-W(2012年製) 標準タイプです。

5年前に新築建売住宅を購入された際に、プレゼント?でリビングへ設置されていたエアコンです。
取外しにお伺いした際、見た目が非常にキレイなので、「え?これ洗うんですか?キレイじゃないですか。」とご主人さんにお話したところ、「いや、自分は気にならないんですけど、家内がカビ臭いって言うんで、自分でできるとこまで掃除してみたんですけど、さすがにファンの所で嫌になって...(^_^;)」と。

ファン... あぁ、汚れてますね(^_^;)


これ、ダイキン自慢のストリーマ搭載機です。

内部のカビ・ニオイを抑制しますって書いてあります。
後のビフォーアフター写真をご覧いただくと分かりますが、確かに内部のカビは抑制されていますが、ファンだけが何とも残念な感じですね。
ダイキンさん、ファンの素材、改善の余地ありですよ。

お預かりした室内機は、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


ビフォーがキレイで何ともヤリガイがない感じですが、目的はニオイの除去ですから(^_^;)

洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「ファンが汚れてたんですね。さすがにファンの羽根一つづつ綿棒で取るのはキツそうだったんで、お願いして良かったです。いつもアベさんとこの事務所の前通るんですけど、エアコン洗ってるの見てウチもやってもらおうと思ってたんです。」と、とてもお喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

キレイな空気のために生まれてきたプラズマクラスター?のエアコン分解洗浄

お預かりしていたエアコンの分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

シャープ AY-Z40VX-W(2010年製) フィルター自動掃除機能付きタイプ。


取外し前の状態です。
シャープらしいというか、その開き方どうしても必要なの?っていつも思います(^_^;)

このフラップ、運転停止すると吹出口を完璧に密閉するので、このシリーズは内部が酷い目にカビてるのを良く見ます。

こちらのお部屋は寝室なので、結構なホコリが乗っかっていて、なかなか楽しそうです(*^^*)


室内機を取外しました。貫通スリーブなんか入っていません。

穴開けてたら柱が出てきたので、左へ開け直しましたという感じですね...
まぁ同業者さんが見れば解ると思いますが、コンセントの位置も微妙ですよね。
恐らくコンセントの位置から測って、ここなら柱が無いだろうと思われる、微妙な位置関係です。
阿部がやっても失敗してたかも知れません(^_^;)

お預かりして持ち帰った室内機を分解していきます。
まぁ想像してた通りの光景が...


シャープのこのタイプはパナソニックと同じで、回収したホコリを外部へ放出する仕組みですが、パナソニック同様に、ホコリが団子のように目詰まりして固まっていました。


内部も結構イッてますね。


プラズマクラスターイオン発生機部分。

このタイプはフラップに2つハメ込まれています。
吹出口に付けてどうするんですか?
吸込側に付けないと、内部がカビだらけですよねぇ~(´・ω・`)
ホントに空気がキレイになってるのかは、素人の阿部には理解できません。

電気系統を取り除いて完全分解。
ダイキンに次いで、シャープも大嫌いです。なぜこんなにもパーツが多いんですかね?


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。

配管穴には貫通スリーブを挿入して、柱が見えるところはパテ埋めしました。
普通は設置業者さんがやる作業です(^_^;)

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「うわぁ、こんなに汚れてたんですね。自分がこんな状態ですから全然掃除できなくて。お願いして良かった。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
今回のお客様は、体が不自由で室内機まで手が届きません。
そのためにフィルター自動掃除機能付きエアコンを選択されたんだと思いますが、信頼されて購入された機種がこの状態ですから...
やめればいいのに、フィルター自動掃除機能(^_^;)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2017年6月20日火曜日

開けてビックリ!自動ホコリ製造機?のエアコン分解洗浄...

お預かりしていたエアコンの分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

ダイキン ATR63KPE6-W(2009年製)
ダイキン F22RTES-W(2014年製)
パナソニック CS-25KHE6-W(2009年製)


取外し前の状態です。


新築された際、3台とも引越業者にエアコン移設をしてもらったそうです。
ここまで酷いことに傷だらけにして、平気で引き渡して帰れる神経が信じられません...(・_・;)


「取付けにかなり苦労してました」とお客様。
ダイキンの「うるるとさらら」ですから、左側面出し配管は苦労するのは理解できますが、もっとちゃんとやりようがありますけどねぇ。
このクオリティ...残念です。


施工内容とは関係ありませんが、ダイキンのこのモデル。
あるあるのフィルター噛み込み...よくあるんです、この時期のダイキン。

世界一のダイキンクオリティ。
現行モデルは改善されている様ですけど、やめませんか?フィルター自動掃除機能。

お預かりした室内機。
配管の根元が怪しい感じにテープ巻きされています。


あぁ...折れてますね。無理に捻った感じです。これは溶接修理ですね。


で、分解して行く訳ですが... まぁまぁビックリしました(・_・;)

ダストボックス内がキレイだなぁと思ってたら、全部吸い込まれていたんですね。
自動掃除どころか、自動ホコリ製造機ですね。
よく水漏れしなかったもんです。

電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


3台ありますが、今回は代表でダイキンのうるさらのビフォーアフターを。

熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


先ほどの配管折れ。
悪い箇所をカットして、新しい配管を溶接して修理しました。


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。


左に配管が見えるのが気になるので、ちょっと細工をします。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


マンションなどでよく使うMDダクトのシーリングキャップで、配管を化粧仕上げにしました。

室内機を目一杯左によせればいいんですけど、配管穴の位置が微妙な位置で、ピタッとつかないんです。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行います。


ぐちゃぐちゃになっていたフィルターですが、2日間カタログに挟み込んでプレスしてたんですが、完全には元に戻らず...


やっぱり上手く動かず。

お聞きすると量販店でご購入されたそうなので、もしかすると延長保証の対象になるかも知れないので、そちらから当たっていただく事になりました。
エアコンとしての動作には支障ないので、ご理解いただいて完了。

他の2台も試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

3台ともピカピカと光っているでしょ?
どれも傷だらけでしたから、かなり磨き上げさせていただきました。
深いキズは取れてませんが、お預かり前に比べたらかなりキレイになりました。

「あれ?キズがなくなってる。こんなにキレイになるんですね。エアコンのお掃除してくれるところをネット検索でいろいろ探してたんですけど、どうせお願いするならしっかりやってもらえるところにと思ってお願いしました。またお願いしますね。」と大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研