2016年4月4日月曜日

テナントビルでルームエアコン(ドレンアップ)4台新設・天カセエアコン2台移設工事

先週から取り掛かっていました、テナントビル内の予備校様のエアコン工事が完了しました。

ダイキン製ルームエアコン3台新設と既存の天カセパッケージエアコンの室内機2台移設です。
ルームエアコンなどの機器類は、お客様支給品です。


こちらの予備校、テナントビルの3階と4階を使っています。
3階には、まったくエアコンが無く、4階には3馬力と5馬力の天カセパッケージエアコンが残されていました。

こちら3馬力。


こちら5馬力。


室外機を置けるスペースは、3階のここと、、、


4階のここ。。

4階のスペースは、これ以上は置けません。

当初のご依頼は、天カセパッケージエアコンも全部撤去して、3階・4階に各3台づつのルームエアコン計6台を新設をお考えでした。
お見積りを提出させていただいていましたが、最終的に既存の天カセは室内機の移動を行い、残り4部屋へルームエアコンの新設でご依頼いただきました。

まずは既存の天カセ室内機を取り外して、移設先も天井開口しておきます。
ここを点検口として利用して作業を行います。


天井材が外せるところはどんどん外して、点検口として利用。


新設のルームエアコン用配管を各部屋へ通していきます。


簡単な作業ではありません。。。

最長15mほど天井裏を横引き。
天井裏は狭く、吹付けの断熱材がボロボロ落ちてきて、大変な作業です。

ドレンは幸い、以前使われていたのであろうドレン配管が残っていたため、近くの空き配管へ接続します。


エアコンコンセント用電源も増設して、各部屋へ。


なんとか2日掛かりで、配管工事完了。


天カセ室内機を2日掛けて移動。


もうちょっと部屋の真ん中に付けれないのか?とかは無理です。
天井裏には鉄骨の梁がある上、換気扇のダクトが走り回っていますので、付けれる場所にしか付けれない訳です。

もともと天カセが付いていた場所の天井伏せは、今回当社では行いません。

翌日からルームエアコンの取付けに掛かります。
これも一筋縄ではいきませんよ。
ドレンは天井裏を通っていますから、ドレンアップキットが必要です。
室内機とドレンアップキットを接続するために、室内機側への基板増設も行います。


位置決めをして、背面板とドレンアップキットのベースを設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

まぁ時間かかります。。。ダイキンキライだし。。。・ω・

室外機はこの狭いスペースに、二段置台を使って4台設置。

電動真空ポンプを使って、配管内部しっかりと真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転開始。


配管長さが25mの部屋もあるため、冷房運転を行いながらフロンガスを追加補充します。


ドレンアップ機能がしっかりと働くか、水を注いでテスト。


異常がない事を確認して、お引き渡しです。
1台目。


2台目。


3台目。


4台目。


外部はこんな感じです。

今回のご依頼ですが、3月中の完成ご希望とあまりにもタイトな日程で、この時期この現場だけに付いている余裕もないほど工事のご依頼をいただいていたため、当初はお断りさせていただいていました。
後日、工事日程はお任せいただける事と、2日間だけ知り合いのS君が応援に来てくれる事になり、なんとかお引き受けさせていただきました。
これ、2名では無理でしたね。
忙しい中、応援に来てくれたS君には、ホント感謝です。

さて、お待ちいただいているお客様がたくさんいらっしゃいます。
明日からまた、頑張ります(^^)

2016年4月3日日曜日

ADSLからCATVインターネットサービスへ乗り換え工事

最初の写真がこれでスミマセン(^_^;)

今回のお客様は、FB友でもありますMさん。
雨が降り出す前に外周りを済まそうとしてる時、激写されてしまいました・ω・

さて、今回はソフトバンクのADSLをご利用されていましたが、ソフトバンクのスマホ解約したらADSLまで切られるという事態に陥って、慌ててCATVのネットのお申し込みをいただきました。
既に愛媛CATVでテレビの契約はいただいているので、比較的早く手続きが完了したので、本日お伺いしてきました。

既存の電話配管を利用して、宅内へケーブルを入れていきます。


配管サイズが14と細かったため、一度電話線も抜いて入れなおしました。
結構ここで時間が掛かってます。。。


保安器はベランダに設置されているので、電力ケーブルの配管に添わせて立ち上げます。


ケーブルを保安器に接続します。

ちょうどここで雨がパラパラと降り出しました。日頃の行いがいいんですねぇ~(*^^*)

あとは宅内。ケーブルの末端にコネクタを取付けます。


レベル測定を行い、異常がない事を確認。


モデムへ接続。


電源を投入して、ランプの点灯状態で異常がない事を確認。

で、この後、持参パソコンを接続してスピード測定したり、プレゼントの無線ルーター接続してテストしたりする訳ですが・・・写真がありません。。。(T_T)
なにかホント、途中から雨が降り出すし、お客様がご夫婦でFB友さんなので世間話とかしてまいしたら、ダメですね。
Mさん、ありがとうございました。
なんか尻切れBlogみたいで申し訳ございません<(_ _)>

はい、いつもの様に、ここまでの初期費用全部無料です!
無線ルーターも無料プレゼント!
4月から新しいキャンペーンも始まりましたよ。

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

三菱電機製 標準タイプエアコン分解洗浄&新設工事

一年半ほど前に取外して保管されていたエアコンの分解洗浄をして、引越し先で取付けをしてほしいとご依頼いただき、洗浄が完了したので取付けにお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GM282-W(2012年製)


お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
コンセントの位置、配管穴の位置、、、微妙です。。。


配管穴には貫通スリーブが入っていたいため、挿入しておきます。


室内機を取付けて、配管類を接続していきます。


室外機に接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認。

2階ベランダ置きのエアコン分解洗浄分はこれで完了。

これとは別に、1階リビングにお客様支給品のエアコンも取付けます。
工事の前に下見にお伺いしていまして、この状態。

もともと設置されていたエアコンの跡がありますが、お客様のご希望は右側の壁面へ設置。

既存の配管穴は高さ的に再利用できない上、筋交いが・・・(´・ω・`)

この穴は利用しません。

コンセントの位置も既存の場所だと届かないため、右側へ移設。


右側に配管穴も開けておきます。


はい、クロス屋さんがビシっと貼ってくれて、こんな感じに(*^^*)


本日、お客様のご希望通りの位置に設置完了です(^_-)


外周りはこんな感じで完成です。

個人的にはスリムダクトでビシっと行きたかったところですが、お客様のご希望通りに<(_ _)>

「先に下見していただいて良かったです。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2016年4月2日土曜日

エアコン配管穴 コンクリートコア抜き工事

お引越しシーズンですね。
エアコンの移設工事のご依頼もたくさんいただきますが、ご希望に添えず申し訳ございません。
大変忙しくさせていただいていて、感謝申し上げます。

さて、かなり早めにご予約いただいていましたエアコン移設工事にお伺いしてきました。
移設先は、いわゆる公団住宅。

エアコン配管穴の無い、古いタイプの公団住宅の場合、通常はサッシの小窓から配管を通したり、窓パネルを挟み込んで配管を取り出したりしていますが、そうすると片方の窓の開け閉めができなくなります。

アベ冷熱技研では、お客様のご希望があればコンクリートコア抜き工事も承ります。

湿式ダイヤモンドコアツールで、水を流しながらコンクリート壁を貫通します。

貫通完了。


コンクリート内部の鉄筋は切断していません。


もちろん「勘」で開ける位置を決める訳ではありません。
鉄筋探知機を使って、壁内部にある鉄筋の位置を把握してから、配管穴の位置決めを行います。


当然のことながら、建物の重要な部分には貫通しません。
梁・柱は当然ですが、壁の部分も重要な耐力壁となっている場合があるため、見極めが重要です。

今回は上層階の荷重が掛かっていないサッシ窓上に貫通して、エアコンを設置しました。
最近のマンションでは、この部分が梁になっていることが多いですが、この頃の建物は構造が違いますね。

コンクリートコア抜き作業は、必ず建物所有者様の許可をいただいもらっています。
外壁部分は建物の共有部分になりますから、そのお部屋にお住まいの方の判断では施工できません。
最悪の場合は賠償問題になりますので、ご注意ください。

ちなみにこの建物も、耐震性の問題から5年後に取り壊しが決まっているそうです。
近年の建物は新築当初から配管穴が開いているので、最近はこの様なコア抜き作業も減ってきましたね。
まぁ、建物を痛める作業は少ない方がいいですから。

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。