写真を見て、え?っと思われる方が大半だと思いますが、設置場所はキッチンではありません。
とある企業様の応接室(会議室?)なんですが、この部屋でイベントに使うIHクッキングヒーターの使用練習をされるそうで、200V30Aの電源が必要になり、今回ご依頼いただきました<(_ _)>
IHには70cm程度のコードが付いていますが、それでは届かないため、使用される時だけ差し込んで使える様に延長コードを自作しました。
基本ですが、写真の様にコードを巻いて使用されるのは大変危険なため、解いて使われる様にご説明させていただいています。
配線工事は分電盤近くの点検口を利用して、天井裏、壁内を隠蔽配線します。
コンセントを設置するところの壁を開口し、呼び線を通していきます。
アース線(接地線)が近くに無いため、外部から取ります。
塩ビ管を使って、アース線を立ち下げていきます。
アース棒を地中に打ち込んで接地完了。
配線をつないで、コンセントを設置します。
分電盤に2P2E30Aブレーカーを取付け、電源を送ります。
コンセントで電圧を測定して、異常が無いことを確認。

延長コードは、こんな風に使用していただきます。
IHはまだ届いていないそうなので、試運転までは行えませんでした。
楽しいイベントを企画されてくださいね。
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