2011年10月1日土曜日

新築住宅へ移設&分解洗浄工事

今週初めに、マンションから新築住宅への移設工事にお伺いしていました。
2台の移設をご依頼いただいたのですが、うち1台がかなり汚れていたため、分解洗浄をご提案しご依頼いただきました。

三菱電機 MSZ-KS20H-W(2001年製)

まずは取外しにお伺いして、室内機をお預かりして帰ります。
完全分解して丸洗いするため、通常2~3日の日数が掛かります。

電気系統を取り除いて、完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


さすがに10年分の汚れはすごいですね。
でも丸洗いでピカピカです(*^^)v

洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
背面板を取付けて、配管穴を開けます。


配管穴に貫通スリーブを挿入して、配管保護をします。


室内機を取付け。


外部配管はスリムダクトで立ち下げ。


配管を室外機につないで、真空ポンプで配管内部を真空乾燥。


作業が完了すると、試運転を行ってお引き渡しです。

新しいお宅にキレイなエアコン、快適にお過ごしくださいませ<(_ _)>


詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
[emoji:v-109]エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

日立製自掃付きエアコン分解洗浄

午前中、エアコン分解洗浄で室内機をお預かりしていたお宅へ、取付工事にお伺いしてきました。

日立アプライアンス RAS-S28X(2008年製)

まずは取外しにお伺いして、室内機をお預かりして帰ります。
完全分解して丸洗いするため、通常2~3日の日数が掛かります。

電気系統を取り除いて、完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


たしかこの機種、「日立独自 ステンレス・クリーンシステム」として大々的に宣伝されていますね↓
[emoji:v-109]ルームエアコン Sシリーズ:特長:おすすめ1 日立独自[ステンレス・クリーン システム]

確かに、ステンレス板にカビはありませんでしたが、洗浄前の写真の通りです。。。
どうせやるなら、全部ステンレスにしないと(^_^;)

洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
室内機設置、配管接続、いつもの様に真空ポンプで配管内部を真空乾燥。


作業が完了すると、試運転を行ってお引き渡しです。

キレイになったエアコンで、快適にお過ごしくださいませ<(_ _)>


詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
[emoji:v-109]エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2011年9月30日金曜日

エアコン分解洗浄の価格改定いたします

今週はエアコン分解洗浄のご依頼が多く、ず~っとバラしては洗い、また組み立てをやってた記憶しかありません(^_^;)

最近、フィルター自動掃除機能付きエアコンのご依頼が増えてきました。
こちらはH社の掃除機能を搭載したエアコンです。

構造はP社と同じ様に、右から左へ掃除機が移動する仕組みですが、回収したホコリは左端のダストボックスに入る仕組みになっています。

が、ダストボックスまでの経路内で固まりになっていて、ダストボックスはからっぽです。。。


こちらは、最初に掃除機能を搭載したP社のフィルターです。

きちんと掃除できていないのが解りますね。
P社の場合、回収したホコリはホースを経由して屋外へ排出されますが、そのホース内が詰まってしまって、それ以上回収できない状態になっていました。

分解するにも、電気系統のパーツが多くて大変です。。。


こちらはF社の掃除機能を搭載したエアコンです。

フィルターを外して見た熱交換器の写真です。
本当に掃除してるのか?と疑いたくなる光景です。

他社よりも複雑な構造のため、分解するのにも標準機の3倍近くの時間が掛かります。


こんな感じで各メーカーのフィルター自動掃除機能付きエアコンを、分解洗浄や移設工事で拝見していますが、、、

はっきり言っていいですか?

標準機より汚れてます!・・・(^_^;)

��. 汚れてる = 洗浄に時間と薬品が大量に必要

��. パーツが多い = 分解・組み立てに時間が掛かる

��. 高級機 = 破損時のリスクが大きい

以上、3つの理由から、

フィルター自動掃除機能付きエアコンの分解洗浄作業費を、+5,250円UPさせていただきます<(_ _)>

標準エアコン取外分解洗浄工事: 15,750円(税込)
��今まで通り)

フィルター自動掃除機能付きエアコン分解洗浄工事: 21,000円(税込)
��標準機に5,250円プラス)


2011年10月1日受付分より適用させていただきますので、よろしくお願いいたします。


本当は標準機をアップして、掃除機能付きは1万円程度アップしたいのが本音です(^_^;)
アベ冷熱技研にとって分解洗浄は、「修理」の位置付けであり、こればかりやってると「奉仕活動」になりかねないのです。
それを標準機と同じ価格で、3倍の手間と3倍の時間と2倍の薬品を使って続けて行く事は、どう考えてもおかしいですよね。

「エアコンクリーニング」と言う概念でこの価格を見ると、「高い」と感じるかも知れませんが、アベ冷熱技研の「室内機を取外して完全分解洗浄」を経験された方々は、口を揃えて「安すぎる!」と言っていただいています。
洗浄だけでなく、再取付けの際に「一級冷凍空気調和機器施工技能士の点検」も受ける事ができるんですから、当然と言えば当然ですが(^_^;)

ほとんどのエアコンクリーニング業者が、フィルター自動掃除機能付きエアコンの洗浄をお断りしている現状から見ても、決して高い金額ではない事をご理解いただけますよう、今後ともよろしくお願い申し上げます。


分解洗浄の動画が見れます↓
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2011年9月29日木曜日

冷凍空調機器のガス入れ替えについて

冷媒回収推進・技術センターから届く「RRCニュース」に、こんなチラシが同封されていました。



一部業者が、お客様に「省エネになる」と言って、プロパンを主体とした冷媒やR134a系混合冷媒への入れ替えを勧めているらしいです。
メーカーが指定した冷媒(フロンガス)以外の冷媒を使用した場合、「改造」行為にあたる事からメーカーの保証対象外になるばかりでなく、法令違反にもなる可能性もあり、最悪の場合は爆発などの大事故につながる可能性があり大変危険です。

特にプロパン系の冷媒は、高圧ガス保安法冷凍保安規則で「可燃性ガス」という扱いになります。
一般のフロンガスを使用したエアコンなどの冷凍空調機器は、可燃性ガスを想定した安全対策はされていません。
よって、この様な可燃性ガスへの入れ替え行為は、法令違反となります。

もしエアコンなどの廃棄時に、可燃性ガスが補充されているのを知らずにフロン回収作業を行うと・・・
背筋が凍る想いです。。。(>_<)

「省エネ」につけ込んだ営業にご注意ください。

2011年9月23日金曜日

三菱電機バブルおそうじエコキュート設置工事

昨日・今日と、先週延期になったエコキュート設置工事にお伺いしてきました。

既存機は、直圧式ボイラーでした。

まだ使えますが、IHクッキングヒーターと共に取り替えて、お得でクリーンなオール電化契約にします。

先週、貯湯タンクの位置決めと、排水管の埋設工事を行うため、仮にボイラーを移動します。


立派な基礎があるので流用しますが、排水管をタンク下部へ導くため、一部ハツリます。

HILTIのハツリ機は振動が腕に伝わりにくいので、このくらいなら楽にハツれます(*^^)v

雨水桝が遠いので、今回は近くの雨水管へ接続しました。


モルタルを詰めて完了。


浴室へ移り、浴室リモコンを取付けます。

防カビタイプのコーキングで、しっかり防水処理。

浴槽へ穴を開けて・・・


浴槽アダプターを取付けます。

ここまでが先週の工事内容です。
平日はお客様がご不在なので、土曜日か休日しか宅内工事ができません。

で、昨日外回り、本日宅内の工事を行いました。
浴槽からの配管は、スリムダクトに収めます。


浴槽循環パイプは、保温材付きの「三層管」を使用します。

理由はコチラのサイト↓
[emoji:v-109]ドライフレックス(三層配管):タブチ

タンク~ヒートポンプ間も三層管でいいんですが、アベ冷熱技研は抗菌性が高く、高温に強い「銅管」を使用します。

銅管はベンダで曲げたり、溶接したりと手間が掛かりますが、お客様に長く使っていただくためにもここは変えられませんね。
理由はコチラのサイト↓
[emoji:v-109]水道用銅管ホームページ:日本銅管センター

ヒートポンプユニットを設置し、配管・電源工事を進めていきます。


タンクを基礎にアンカーでしっかりと留めて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、通水試験を行って水漏れが無いか確認。
異常が無いので、接続部分もしっかり保温材を巻き付けます。

完璧な保温は、省エネにもつながります(*^^)v

エコキュートの専用電源工事は、先週のIHクッキングヒーター設置時に完了していますが、電力量計を取替えないとオール電化契約の料金カウントになりません。
四国電力で預かってきた電力量計に取り替えます。

左が既存電力量計、右がオール電化用のデジタル電力量計です。

取替え完了。


電源を入れて試運転及び初期設定。


実際に注水しながら、お客様に取扱説明を行います。

異常が無い事を確認して、お引き渡しです<(_ _)>

三菱電機製エコキュート SRT-HP37WUX5
バブルおそうじ機能搭載ハイパワー給湯タイプ 三菱の最上位機種です(*^^)v

ふろ循環パイプ内を「マイクロバブル」で自動洗浄してくれるので、いつでも気持ち良くご使用いただけます。

8年パーフェクト保証も付いているので、ずっと安心してご使用いただけます。


今回取外したボイラー。
今年3月に故障で、「電磁混合弁」を取り替え修理しました。
その時にお客様から、オール電化へ切り替えのご依頼をいただいていたのですが、ご存じの通り、震災後、エコキュートが出荷停止になり、夏前には何とか動きだしましたが、今度は当社がエアコンシーズンに突入し、それどころじゃありませんでした。。。(^_^;)
「阿部さん以外には頼まんけんな」、やさしいお客様と、頑張ってくれたボイラー君に感謝です<(_ _)>
遅くなりましたが、安全・安心・クリーンなオール電化を満喫してください。

アベ冷熱技研では、石油機器技術管理士・給水装置工事主任技術者が取付工事~点検・整備を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2011年9月21日水曜日

エアコン洗浄のYouTube動画URL変更しました

今日は台風の影響を考慮して予定を入れてなかったので、Web関係を整理していました。
その中でも「YouTube」。



エアコン分解洗浄の動画は、約3年で35,416回再生されていました<(_ _)>
この動画をご覧になって、県外からのお問い合わせも結構あります(^_^;)

今日、この動画のURLを変更いたしました。
[emoji:v-109]http://www.youtube.com/watch?v=TV6UK3c3NUI

結構いろんな方々にリンクを貼っていただいている様で、大変申し訳なくお手数をお掛けいたしますが、URLの変更をお願い申し上げます<(_ _)>

なぜ変更したかと言いますと、YouTubeに登録した当時、安易な気持ちで「jsfact」のユーザーネームで登録していました。
これ、一度登録すると変更できないんです。。。
で、個人的な動画はこのユーザーネームで続ける事として、会社の動画はきちんと「techabe」で作りなおした訳です。
この方が、FacebookやGoogle+との連携がうまく行く様になります。

本当はハイビジョンで撮影して、しっかりと作りなおしたいところですが、、、貧乏ヒマ無しと言ったところで。。。(^_^;)

せっかく35,000回以上のアクセスをいただきましたが、新たな気持ちでよろしくお願いいたします<(_ _)>

2011年9月20日火曜日

豪雨の中、エアコン修理。。。

今日は朝から修理ばかり、3件訪問させていただきました。
豪雨の中。。。台風が近づいてるって言うのに、、、

朝一の1件目と夕方の3件目は何とか完了しましたが、お昼からお伺いした所では、、、

屋根も軒も無く、先には防波堤が見える場所。。。

こちらは今日は点検のみで、基板を手配して後日お伺いさせていただく事になりました。

さすがに雨の日に配管工事や電気工事はできませんが、修理なら(内容によりますが・・・)シート張ってでも。

今晩から明日に掛けて雨足が強くなるそうなので、みなさま無理な外出は控えてお気を付けくださいませ<(_ _)>

2011年9月17日土曜日

ガスコンロからIHクッキングヒーターへ取替工事

今日は、エコキュート+IHクッキングヒーターのオール電化工事を予定していたんですが、昨日からのどしゃ降りの雨で、エコキュート工事は延期になりました。

既存のガス設備撤去をガス屋さんにお願いしていたので、IHクッキングヒーターのみ取替えを行いました。
��法律により、ガス設備の撤去はガス供給会社に依頼しなければなりません)
給湯は灯油ボイラーなので、ガス設備を撤去しても支障はありません。

既存のガスコンロです。

きれいにお掃除されていました<(_ _)>

分電盤~キッチンまで、専用回路を増設するため床下へ潜り込みます。

この点検口、キッチンや洗面所にあるのではなく建物の中心辺りにあるため、分電盤の下へ行くにも、キッチンの下に行くにも、かなりの距離を進んで行かなくてはいけません。。。

こんな感じで進んで行きます(^_^;)

床下はツナギ服が一番ですね。

投光器と工具袋を持って進んで行きますが、ケーブルがあったり、給排水管があったりと簡単には進めません。
ベタ基礎じゃなかったら、もっと大変です。

分電盤から呼び線を入れてもらいます。

主幹ブレーカーが75Aと十分な容量なので、今回は分電盤から分岐します。

床下でキャッチ。

これにケーブルを抱き合わせて、壁内を通線していきます。

アース接地は、近くのアース線につなぎ込みます。


さて、またここからキッチンへ向けて暗闇の先へ進みます。


床下~コンロ下へ、ケーブルを立ち上げました。


ガス屋さんにガス管を撤去していただいて、コンロを撤去。

200V30A専用コンセントを取付けます。
分電盤に専用ブレーカーを増設して電源を送り、IHクッキングヒーターをセット。

三菱電機製 CS-T30HNWS 75cmワイド トリプルIH ビルトインタイプ

やっぱりワイドトップはいいですねぇ(*^^)v
お客様も「うちのキッチンに色がピッタリね」と、大変ご満足でした。

今回は三菱電機とPanasonicの両方をご説明し、お客様に選んでいただきました。
「三菱がお奨め」とお知り合いの方からのアドバイスと、ショールームで見て触れた感じが良かったそうで、「三菱で一番いい物を」とご依頼いただきました<(_ _)>

お客様がお休みの日にしか工事ができないため、エコキュートは来週末に延期です。
雨でもできる屋内工事は今日中に済ませておいたので、来週、雨が降らなければオール電化完了となります。