
エアコン機器はお客様支給品です。
実は別の現場の現地調査にお伺いした際に、「もうひとつマンションの現場があるんですけど、年内にお願いできませんか?」とご依頼いただきまして、マンションなら穴もあるしベランダ置きならいいですよとお引き受けしたのが事の始まりでした...
配管穴は建築屋さんがコア抜きしてくれています。


「室外機も外に出しておきました」とご連絡いただいていましたが...

事前調査はしていましたけど、ここはベランダと言えるのか?


しかし、よくここに43kgの室外機を降ろせましたね。


リフォーム前にもここに室外機があった様です。
でも近くに排水口など無いんですけど、まさかこの高さからドレン水を垂れ流しにしていたんでしょうか?
向こうの方に雨水管が見えます。あれに繋ぐしかありませんね。

ずっと中腰で、ドレン管を留めるためのビス穴を開けていきます。


塩ビ管を使って、勾配を取りながら雨水管へ接続しました。


この後、配管ダクトを取付けたり、室外機を置く架台を取付けたりと、狭い上に部屋からの出入りがとてもやりにくくて、外周りの下準備をするだけで午前中の時間が終わりました。
午後から雨の予報なので、昼休憩もそこそこにエアコン取付けに掛かります。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はサッシの色に合わせて、ブラック色のスリムダクトで化粧仕上げ。


架台に室外機を乗せて配管を接続。
電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ここでポツポツと雨が降り出しました。
ドレンはこんな感じで室外機下で接続しています。

ホント狭くて寝転がりながらの作業です。
室外機周りは、こんな感じで完成。

片付けが終わる頃には雨がしっかりと降り出しました。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「お。いい感じに仕上がりましたね。」と建築屋さんは喜んでおられました。
阿部は変な体勢でずっと作業していたので、体のあちこちが痛くて大変でした...
次こういうのがあればお断りさせていただきますね。
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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