2011年7月13日水曜日

エアコン新設&電源増設工事

2年前にお客様支給のダイキン製エアコン×3台設置をご依頼いただいたお客様から、「今度は阿部さんとこで、機械込みで工事をお願いしたい。」とご依頼いただき、本日取付工事にお伺いしてきました。

ダイキン製 F22MTES-W

他のお部屋がすべてダイキン製なので、今回はメーカーを統一しました。

まずは背面板を取付けて、配管穴を開けます。


配管保護のため、貫通スリーブを差し込みます。


室内機を取付け。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。

2階で屋根形状が複雑なため、壁面置台を使用して室外機を設置します。
もちろん錆に強い、溶融亜鉛メッキ仕上げの架台です。

室外機を設置して、電動真空ポンプで配管内を真空乾燥します。


真空引きを行っている間に、エアコン専用回路の増設を行います。

1階から2階へケーブルを通して行きます。

天井裏は何とか点検口を利用して通線できますが、壁内の立ち上がりはスイッチボックスなどを経由して立ち上げていきます。


夏場の天井裏は地獄です(>_<)

息苦しく、シャワーを浴びた様に汗が噴き出してきます。
天井裏から部屋に下りると、「エアコンが効いているのか?」と思うくらい涼しく感じます。

何とか、エアコン横に専用コンセントを設置できました。


後は、電源を入れて試運転。

異常が無い事を確認して、お引き渡しです。

室外機はこんな感じです。


今回は子供部屋への設置でした。
「今日から涼しなって、成績も上がるんよな。」ってお父さんに言われて、子供さんは「てへへ」と笑ってました(^^)
頑張って親孝行しないとね(*^^)v

2011年7月11日月曜日

コンクリートコア抜き&エアコン新設工事

某大学の宿舎にお住まいの方から、「配管穴を開けてエアコンを設置してほしい」とご依頼いただきました。
こちらの宿舎には何度かエアコン設置にお伺いしていますが、今までは小窓にパネルを入れて設置していました。
賃貸でコンクリートの建物でなので、コア抜きする場合は所有者の許可を頂く事を条件にお引き受けしました。

お伺いしてコア抜きする所を確認して、その足元を見ると・・・

うわっ!コンセントが2つにTVユニットが1つ、並んで付いているじゃないですか!
この場合、壁内部にはコンセント回路×2、TV回路×1の鋼管が天井面へ向けて立ち上がっています。
10cmもないコンセントとコンセントの間を狙って、コア抜きをする事に。。。

鉄筋探知器を使って、壁内の鉄筋と鋼管の位置を慎重に探ります。


位置決めが完了すると、コアツールをセットしてコア抜き開始。

水を流しながら、慎重に開けていきます。

鉄筋・鋼管共に当たる事なく、無事貫通(*^^)v


後は、エアコンを取付けてお引き渡しです。

小窓を利用して配管を通すと片側の窓が開けれなくなるので、コア抜きをご希望される方は多いです。

建物の構造によってコアを抜いていい場所、ダメな場所がありますので、ご依頼いただく場合は、事前に現地確認させていただく方が確実です。
また、かならず、建物所有者様の許可を頂いてください。

2011年7月8日金曜日

引っ越し業者のエアコン取外し?

たくさんの工事依頼、誠にありがとうございます<(_ _)>
また、長い間お待ちいただいておられるお客様に感謝申し上げます。

本日も予定がびっちりの中、お引っ越しで持って来られたエアコンの取付工事にお伺いしてきました。

お客様から渡されたエアコンは。。。。。。。。。。。。。。。。(-_-;)

配管がつながれたままの室内機。
運送もしにくかったろうにと思い、室内機全面を見るとキズだらけ。。。

配管途中に何が付いているのかと思いきや・・・

配管穴キャップ?
これ、持ってきたらアパートの大家さんに怒られるんじゃ?

室外機のバルブは、粘着テープで巻き巻き。。。

これやられると、ネバネバがフレア接続部に付いて取りにくいんですよねぇ。

アベ冷熱技研は、お引っ越しの際の取外工事では、この様に配管をまとめます。

運搬しやすい上、次に設置工事される方が気持ち良く施工できますから。
気持ちの問題です、気持ちの。

エアコンの取外しも、信頼の置ける業者さんに依頼しましょう(*^^)v

2011年7月7日木曜日

新築住宅へ天カセPAC×2・天カセハウジング×1新設

昨年末から工事に取り掛かっていた新築住宅の、エアコン工事が完了しました。

先月、エコキュート工事のお引き渡しで記事にさせていただいたお宅ですが、室外機を設置する場所の外溝工事が完了していなかったため、本日まで延期となっていました。
ご依頼いただいたお客様は、以前からご厚意いただいているお客様で、建築分離発注でアベ冷熱技研をご指定いただきました<(_ _)>
今回、エアコン×3台設置工事(機器込み)・エコキュート×2台設置工事(機器支給)・CATVトリプルコース導入工事をご依頼いただきました。

三菱電機製 PLZ-ZRP50SBFB 人感ムーブアイ360搭載 4方向天井カセット形パッケージエアコン


三菱電機製 PLZ-ZRP50SBFB 人感ムーブアイ360搭載 4方向天井カセット形パッケージエアコン


三菱電機製 MLZ-25RAS 小能力天井カセット形ハウジングエアコン


当初、図面上はパナソニック製のエアコンでしたが、人感ムーブアイ360搭載の三菱電機製をお奨めしご採用いただきました<(_ _)>

では、昨年からの流れを。
まずは、建物の基礎工事の段階で貫通穴を空けておくため、コンクリートを流し込む前に「ボイド」を入れておきます。

これを入れておく事で、後から基礎をコア抜きする必要が無いため、基礎の強度を保つ事ができます。

しばらくして棟上げが終わり、大工さんが天井や内壁を伏せる前に配管工事を行っていきます。

今回は室外機をすべて建物裏に設置するため、配管距離はかなり長いです。

アベ冷熱技研では、隠蔽部のドレン管にVP管を使用します。

通常、VP管が当たり前ですが、最近の新築住宅では断熱ソフトドレンを良く見かけます。
お気の毒ですが、ソフトドレンは永年使うと詰まります。
それに横引きする場合、管が波打ってしまうのでアベ冷熱技研では基本的に使用しません。
おそらく施工性の面で、断熱ソフトドレンを使う業者さんが多いんだと思います。

床下で勾配を取りながら建物裏まで配管し、ボイド管を入れていたところから基礎部を貫通して配管を外部に出します。


天井開口補強は大工さんにお願いしました。
餅は餅屋です(*^^)v

出来上がった天井に穴を開けるより、きちっと補強までしていただく方が確実ですから。
もちろん寸法などの打ち合わせは、きっちり行います。

天井・壁が仕上がり、クロス貼りが終わると、室内機を吊り込む作業に掛かります。

アングルを使って吊りボルトを設置。

室内機を吊り込んで、配管類を接続します。


パネルを取付けます。

ムーブアイの目玉が見えます。

外溝工事が完了すると、室外機を接続して真空引き。


リモコンを取付けてから通電し、試運転を行ってお引き渡しです。


人感ムーブアイ360搭載で、快適な上に省エネです(*^^)v


パッケージエアコンでも室外機はコンパクトで、運転音も静かなので住宅でも問題なく使用可能です。


今回は下請けとしてではなく、お客様から直接お引き受けさせていただきました。
今までにもいろいろな業者さんとコラボさせていただきましたが、今回はいろいろと大変な思いをしました。
お世話になっているお客様でなければ、お断りしていたかも知れません。
どんな現場でもそうですが、お施主様の夢実現のために、どんな受注経緯であろうと、お互いが気持ち良く協力し合えば、図面以上のすばらしい物が出来上がると自分は思っています。
建設業界では難しい事なんでしょうか。。。

何はともあれ、本格的な夏に突入する前にお引き渡しができて良かったです。
新築で快適な生活を満喫されてください<(_ _)>

今月最後のエアコン分解洗浄

7月現在、エアコン分解洗浄の受付は停止しております。
今日はエアコン分解洗浄、最後の受付分の取付工事にお伺いしてきました。

東芝キャリア RAS-225PVS(2001年製)

電気系統を取り除いて、完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


すみません、取付後の写真撮り忘れたのか、どこかのフォルダーに紛れ込んだのか、、、暑さでかなりやられている見たいです(^_^;)
きちんと取付け完了して、お引き渡しさせていただきました。
今シーズン最後の洗浄だったのに。。。

エアコン分解洗浄の受付再開は秋口頃を予定しておりますので、ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。


分解洗浄の動画が見れます↓
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2011年7月6日水曜日

三菱電機 霧ヶ峰 隠蔽配管機器取替工事

先々週エアコン点検にお伺いしたお宅で、リビングのエアコンの老朽化に伴い、取替えのご相談を頂きました。
既存機は隠蔽配管を使用していて、機器の取替えもその隠蔽配管の流用をご希望でした。

もちろんお奨めした機種は、三菱電機の霧ヶ峰。
独自の冷凍機オイルの開発で、最初に既存の隠蔽配管流用可能機種として発売されました。
コンプレッサーの焼き付きなどの異常が無い機種からの取替えであれば、配管洗浄の必要が無いため、コスト的にも、施工面でも自信を持ってお奨めできます。

三菱電機 3Dムーブアイ霧ヶ峰 MSZ-ZXV361S-W

今回は点検時の対応などから信頼いただき、機器込みでのご依頼です<(_ _)>

既存機です。

1991年製・・・20年近く経過しています。
下部には露たれした形跡が。。。

室外機もかなり古いですが、しっかりと現役で頑張っていました。


ポンプダウンして室外機を撤去。

配管内の残留オイルはほとんど無く、十分に既存配管が流用できます。

室内機を外そうとすると、配管接続部がかなり結露していていました。

結露の原因は、接続部の断熱不良です。
背面板が錆びてしまって、壁に露たれの跡が付いてしまっています。

室内機を撤去。

雑巾で一生懸命拭きましたが、錆が固着していて取れませんでした。。。

気になっていたドレン管ですが、壁内の奥の方に立ち上がっていたので、ドレンホースを差し込むのに苦労しましたが、何とか接続完了。


背面板を取付け、フレアを加工、コンセントも200Vに取り替えます。


室内機を吊り込んで、配管を接続していきます。


室外機側も接続し、電動真空ポンプで配管内部をしっかりと真空乾燥します。


真空引きが完了すると、試運転を行い、異常が無い事を確認してお引き渡しです。

「快適セレクトリモコン」をご説明すると、「ほぉ、最近のエアコンは賢いんやねぇ。」と感心されていました。

三菱ルームエアコン「霧ヶ峰」

今回も三菱電機をお奨めして良かったです。


アベ冷熱技研では、故障確率の少ない三菱電機をお奨めしております。
販売する側から見ても、故障が少ない方がありがたいですから(^_^;)
でも、メーカーのしがらみは有りませんから、どのメーカーでも取り寄せ可能ですので、お気軽にご相談ください<(_ _)>