今日お伺いしたお宅では、循環式ソーラーシステムと灯油ボイラーを併用されていました。
ご依頼内容は、「ボイラーの不調」です。
点検開始。
・・・ん?ボイラーの給水管に多数のバルブが???
バルブの先には、ソーラーシステム。。。
あれ?あそこに付いてるのは「減圧弁」?
「直圧式」のボイラーと「減圧式」のソーラーシステムを組み合わせている。。。(~_~;)
給水バルブのアップ↓
ソーラー往き・戻りのバルブをopenし、中心のバルブをcloseすることで、水の流れは「給水管」→「ソーラー往き」→「ソーラー戻り」→「ボイラー」となり、ソーラーで沸かしたお湯が無くなると自動的にボイラーで沸かす仕組みになっています。
・・・が、問題はボイラーが「直圧式」ということ。
ソーラータンク手前の「減圧弁」で水圧が減圧されているため、「直圧」で運転するはずのボイラーが本領を発揮できません。
最悪の場合、ボイラーが壊れます。。。
ちなみに、バルブ操作でソーラータンクを通さずに、ボイラーへ直圧をかけて見ると、見事元気に運転しました。
こちらのお宅は、後からソーラーシステムを設置したらしいのですが、普通の水道屋さんならこんな事しませんよねぇ。。。
※通常は、ソーラーシステム接続専用型ボイラーを使用しなければいけません。