ありがとうございます。かなりバタバタしております(^_^;)
諸々の工事やエアコン洗浄のご依頼で、11月の予定は埋まってしまいました!
心より感謝申し上げます<(_ _)>
さて、そんなに忙しいのに阿部は何やってるんだと怒られること多々ですが、本日は昨年好評いただきました「匠の技教室」に、ものづくりマイスターとして参加してきました。
阿部が一般社団法人愛媛県冷凍空調設備工業会の理事に就任して、ずっとやってみたいと思っていたこの出前授業。
以前から宇和島の吉田高校の方では開催されていましたが、松山の高校では昨年開催が初めてでした。
前年の内容に好評いただき、先生方に「ぜひ」とご依頼いただきまして、愛媛県立松山工業高等学校での開催です。
電気・機械・建築のコースがありますが、今年も電気科のみなさんと。
電気科の卒業生の中にも、冷凍空調系の会社に多数就職しているという現状から、昨年阿部が強く電気科推しでお願いして決定しました。
さっきから阿部が阿部がって書いてますが、そうなんです、昨年に引き続き阿部がまとめ役となって、PowerPoint作ったり、時間割、人員配分を行いました。
とは言っても、メンバーは6人で、宇和島や今治からも応援に来てくれるため、LINEやZOOMを駆使して、みなさん時間のない中、気持ちよく阿部に付き合ってくれての開催です。
与えていただいた時間は4時間。
挨拶もそこそこに、授業開始です。
「空調業界の動向や環境問題について」。
「エアコンの仕組みについて」など、PowerPointを使って説明。
阿部は、実際にエアコンを持ち込んで、室内機・室外機の役割を説明しながら、配管接続作業。
真空引き作業を行いながら、その作業の必要性や施工のポイントをお話しました。
こういうところは前のめりに見てくれます(^_^;)
質問もちょこちょこ出てくるところです。
少し時間があったので、予定になかったんですが、室外機の外装を外して内部構造も見てもらいました。
ある程度、エアコンの仕組みや、工事を行うには知識と技術が必要だということを理解してもらったところで、エアコン工事に必要な工具の解説と使い方について。
一通り使い方を説明して、実際にパイプカッター・リーマー・フレアツールを使って、銅管の末端をフレア加工してもらう体験を行いました。
何せ、はじめて触る工具ですから、扱い方も様々。
各テーブルを回って、マンツーマンで持ち方から扱い方まで細かいところまで教えてあげると、次からは早くキレイに仕上げる事ができていました。
今年は昨年の内容にプラスして、パイプベンダで銅管を曲げる曲げ加工も体験してもらいました。
4分管ではありますが、初めて体験するには少々チカラがいります。
これもやり方様々で、これも教えてあげると「ありがとうございます!」と元気な返事をもらえます。
最後に全員で、きちっと寸法を出して曲げ加工を行い、末端をフレア加工。
4人分を組み合わせて、こんな作品を作ってもらいました。
きちっと合わさると気持ちがいいものです(^^)
最後にワイワイと盛り上がっていました。
今回、生徒のみなさんは、エアコンについて少し学びました。
でもそれはほんの一部です。
最後に、安易な知識でエアコンを触ってしまうと、とても危険な目に遭うことを伝えました。
ここは一番重要なところですね。
実際に素人さんがエアコンを取外そうとして、室外機が爆発したり、漏れ出した液体フロンを触って凍傷になった事例がありますから。
じゃぁどんな資格が必要で、生徒のみなさんが受験できる資格試験はどんなものがあるの?という、一番知りたいところも説明させていただきました。
今回の授業で、生徒のみなさんに新しい道は開けたでしょうか。
この体験は、みなさんの心に残る事ができたんだろうか。
この業界に少しでも興味を持ってもらって、一人でも多くの仲間を増やせたらいいなという思いで阿部は活動しています。
帰り際、お世話になった先生方に好評いただきました。
また来年度も、それ以降も、継続的に続けていきたいと思います。