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2019年6月11日火曜日

ベランダに卓上アンテナ?ブロックノイズが出るのでアンテナ取替工事

「現在のアンテナだと、天気の悪い日、NHKのEテレにノイズがはいって見られないことがあります。地デジアンテナは私個人で設置したほか、テレビの配線もいろいろと私素人がやりましたので部屋の状況も確認して頂ければと思います。」とご依頼いただき、本日アンテナ取替工事にお伺いしてきました。


先月メールをいただきまして、現地調査にお伺いしていました。
この日は天気もよく、受信レベルも好調で、ブロックノイズは見られませんでした。


設備の点検を行います。
近くにマンションがあるため、以前はビル陰共聴が入っていた様ですが、地デジ放送開始と共に廃止されたそうです。
この保安器がその名残ですね。


現在はどうやって受信しているかと言うと、エアコン室外機の上に卓上アンテナが置かれていました(^_^;)


この卓上アンテナ、マスプロ製で、調べてみると屋外でも使える様です。

ブースター内蔵タイプで、電源部が縛り付けられていますね...
この電源部は防水仕様になってないので、ここに取付けるのは無理があります(^_^;)

その電源、どこから引っ張ってきてるのかと思ったら、室外機の下から延長コードが出てきました...
それも電源タップが付いています。よく漏電しませんでしたね...


この電源コード、ナント屋根上を這わせて、1階の屋外用コンセントに差し込まれていました。

危ないですね。これは撤去しなければなりません。

宅内へ戻り、4台あるテレビ周辺をチェック。
ん???これはブースターの電源部ですよ?

ブースターは無いのに、なぜ電源部が付いているのか不思議です。

こちらのテレビにも電源部が。
奥の物はかなり年代物で、AC24Vタイプの電源部です。

手前のものは、ラインブースターでした。
レベルが低いので、無理矢理増幅させている様ですね。

こちらのテレビにもラインブースターが...


こっちも...

もともと低いレベルで、質の悪い電波を増幅しても、意味がありません。
ブースターは1台あれば、十分キレイな画像がご覧いただけます。

という訳で、アンテナを取替えて、アンテナ直下にブースターを取付ける形でご提案させていただき、今回ご依頼いただきました。

まずは既存の卓上アンテナと、古い保安器を撤去しました。


アンテナ用の金具を、しっかりと壁面へ取付けます。


UHFアンテナを取付けて、松山本局を狙います。


奥のマンションとお隣の建物との間に松山本局が見える、最高のロケーションです。


受信レベルはエラーフリーで、バッチリです。


ブースター本体は、アンテナの近くに設置。

いいレベルの電波をそのままの状態で増幅させるためには、アンテナ直下に設置するのがベストです。
アンテナにブースター内蔵タイプもありますが、あれはレベルの微調整ができないので、今回は使用しません。

宅内に設置されていた必要のない機器をすべて撤去。


ユニットが電源挿入型でないため、


電源挿入型のユニットへ取替えます。


ここにブースター電源部を設置して、ブースター本体へ電源供給を行います。


受信レベルを確認。


2階へ上がったり降りたりしながら、ブースターの出力レベルを最適なレベルに調整していきます。


エラーフリーのいいレベルが出ました。


あとはテレビに接続して、受信状態を確認。

異状がない事を確認して、お引渡しです。

今回、エアコン分解洗浄もご依頼いただき、この後、室内機を取外してお預かりさせていただきました。来週、再取付けにお伺いさせていただく予定です。
「ありがとうございました。エアコンの方もよろしくお願いします。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2019年4月17日水曜日

CATVを解約して4K8K対応のアンテナ受信へ切替えるアンテナ工事

初めてのお客様からアンテナ新設工事のご依頼をいただき、本日お伺いしてきました。


新築当初からCATVをご覧になっていましたが、有料チャンネルを見なくなったとの事で、アンテナ受信への切替えをご希望です。

CATVの引込みは、道路側のスッキリポールで受けています。

引込ボックス内に保安器があります。

このポールにアンテナを取付ける事ができれば既存のケーブルが流用できるのですが、松山本局の送信塔から見ると建物の裏側になるため、このポールへアンテナを取付ける事はできません。

建物反対側の外壁へアンテナを取付けないといけない訳ですが、ポール近くのプルボックスまでケーブルを持って来ないといけませんね。


詳細なお見積りをさせていただきご依頼いただきましたので、本日朝からお伺いしました。

建物反対側へハシゴを持ち込み、作業に掛かります。


ハシゴの勾配が取れないので、許可をいただいて、お隣の敷地に立てての作業です。


位置決めをして、取付金具をしっかりと固定します。


地デジ用UHFアンテナを取付けて、松山本局を狙います。


近隣に大きな建物がないので、ロケーションは最高です。
受信レベルもエラーフリーで完璧ですね(^^)


BSアンテナを取付けて、BS衛星を狙います。


少し曇り気味のお天気ですが、かなりいいレベルが出ました(^^)


午前中いっぱい掛かって、アンテナは取付け完了。
昼休憩後、プルボックスのところから、アンテナまでケーブルを延長していきます。


塩ビ管を延々と横引きして...


アンテナのところまで立ち上げて、同軸ケーブルを通します。


ブースターへ接続して、アンテナ周り完了。


CATVの方は保安器からケーブルを抜いて、セキュリティパイプを取付けて、接続できない様にしておきます。


延長したケーブルを、プルボックス内で宅内配線へ接続換えします。


宅内の作業へ移ります。
ユニットバスの天井点検口のところに、ブースターと分配器があります。


既存のブースターはCATV用のブースターなので、使用しません。


CATVブースターのケーブルを抜いて、アンテナ用のブースター電源部へ接続します。


既存の分配器も交換です。


4K8K対応の分配器へ取替えました。


何が違うかと言うと、周波数帯域が違います。


次に、各部屋に付いているテレビユニット。


見た目では判りませんが、外して見るとビス留め直付けタイプです。

これはこのままではダメなんです。

すべてコネクタタイプに取替えなければなりません。


コネクタ接続する事によってシールド性が確保されて、電波が漏れない仕組みになります。


4分配ですから、4箇所すべて交換しました。

今回、4K8K対応になる上、ブースターで増幅しますから、ケーブルの芯線が露出しているとそこから電波が漏洩します。
漏洩してしまうといろんな障害を起こす事になるため、最悪は電波法違反になります。
身近な機器の障害としては、Wi-Fiルーターに影響が出て、繋がらないという問題が起こる事が想定されています。

機器の交換が終わると、各部屋で受信レベル測定。


レベルを見ながら、ブースターの出力レベルを調整します。


すべてエラーフリーで、いいレベルが出ました(*^^*)


あと、セパレーターも周波数帯域が広い、4K8Kタイプでテレビに接続します。


テレビのチャンネル再設定を行って、すべてのチャンネルが映る事を確認してお引渡しです。

今日は一人で作業を行ったので、朝9時過ぎスタートで、夕方5時まで掛かってしまいました...

「お一人で一日、お疲れ様でした。新築の時にCATVしか考えてなかったんで、結構大変な工事になってしまいましたね。テレビ周りもスッキリしたし、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>