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2019年4月17日水曜日

CATVを解約して4K8K対応のアンテナ受信へ切替えるアンテナ工事

初めてのお客様からアンテナ新設工事のご依頼をいただき、本日お伺いしてきました。


新築当初からCATVをご覧になっていましたが、有料チャンネルを見なくなったとの事で、アンテナ受信への切替えをご希望です。

CATVの引込みは、道路側のスッキリポールで受けています。

引込ボックス内に保安器があります。

このポールにアンテナを取付ける事ができれば既存のケーブルが流用できるのですが、松山本局の送信塔から見ると建物の裏側になるため、このポールへアンテナを取付ける事はできません。

建物反対側の外壁へアンテナを取付けないといけない訳ですが、ポール近くのプルボックスまでケーブルを持って来ないといけませんね。


詳細なお見積りをさせていただきご依頼いただきましたので、本日朝からお伺いしました。

建物反対側へハシゴを持ち込み、作業に掛かります。


ハシゴの勾配が取れないので、許可をいただいて、お隣の敷地に立てての作業です。


位置決めをして、取付金具をしっかりと固定します。


地デジ用UHFアンテナを取付けて、松山本局を狙います。


近隣に大きな建物がないので、ロケーションは最高です。
受信レベルもエラーフリーで完璧ですね(^^)


BSアンテナを取付けて、BS衛星を狙います。


少し曇り気味のお天気ですが、かなりいいレベルが出ました(^^)


午前中いっぱい掛かって、アンテナは取付け完了。
昼休憩後、プルボックスのところから、アンテナまでケーブルを延長していきます。


塩ビ管を延々と横引きして...


アンテナのところまで立ち上げて、同軸ケーブルを通します。


ブースターへ接続して、アンテナ周り完了。


CATVの方は保安器からケーブルを抜いて、セキュリティパイプを取付けて、接続できない様にしておきます。


延長したケーブルを、プルボックス内で宅内配線へ接続換えします。


宅内の作業へ移ります。
ユニットバスの天井点検口のところに、ブースターと分配器があります。


既存のブースターはCATV用のブースターなので、使用しません。


CATVブースターのケーブルを抜いて、アンテナ用のブースター電源部へ接続します。


既存の分配器も交換です。


4K8K対応の分配器へ取替えました。


何が違うかと言うと、周波数帯域が違います。


次に、各部屋に付いているテレビユニット。


見た目では判りませんが、外して見るとビス留め直付けタイプです。

これはこのままではダメなんです。

すべてコネクタタイプに取替えなければなりません。


コネクタ接続する事によってシールド性が確保されて、電波が漏れない仕組みになります。


4分配ですから、4箇所すべて交換しました。

今回、4K8K対応になる上、ブースターで増幅しますから、ケーブルの芯線が露出しているとそこから電波が漏洩します。
漏洩してしまうといろんな障害を起こす事になるため、最悪は電波法違反になります。
身近な機器の障害としては、Wi-Fiルーターに影響が出て、繋がらないという問題が起こる事が想定されています。

機器の交換が終わると、各部屋で受信レベル測定。


レベルを見ながら、ブースターの出力レベルを調整します。


すべてエラーフリーで、いいレベルが出ました(*^^*)


あと、セパレーターも周波数帯域が広い、4K8Kタイプでテレビに接続します。


テレビのチャンネル再設定を行って、すべてのチャンネルが映る事を確認してお引渡しです。

今日は一人で作業を行ったので、朝9時過ぎスタートで、夕方5時まで掛かってしまいました...

「お一人で一日、お疲れ様でした。新築の時にCATVしか考えてなかったんで、結構大変な工事になってしまいましたね。テレビ周りもスッキリしたし、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2019年3月5日火曜日

BS4K放送を見たいので古い設備を撤去してアンテナ取替工事

以前エアコンをご購入いただいたお客様のご依頼で、アンテナ取替工事にお伺いしてきました。


既存アンテナはこんな感じでした。


このアンテナ、2階の屋根に太陽光パネルが乗っているため、1階の屋根に設置されています。


今回のご依頼は、「4Kチューナー買ったけど、アンテナが対応していなくて映らないんですよ。テレビで4K放送が見れる様にして欲しい。」というご依頼です。

このBSアンテナは4K8Kの周波数に対応していませんから、4Kチューナーを接続しても映りません。

でもこちらのお宅の場合、複数台テレビがあるため、BSアンテナだけ交換すればいいと言うものでもありませんでした。

とりあえず調査にお伺いしていたのですが...

地デジのアンテナの向きがおかしいなぁと思ってレベル測定してみました。

え?これ、テレビ問題なく映ってるんですか???(^_^;)

エラー出まくりですけど、「今まで何の問題もなく映っとりますよ。」との事(^_^;)

あれ?触ると動きます...( 一一)


途中で繋いでいる先のケーブルは、ナント3C-2V...(p_-)


軒下に設置されているブースターは、BSのみ。
ホント、地デジが映っているのが不思議です(^_^;)

さて、どこまで触りますかね...どうしましょう...きちっとやるには結構費用が掛かります。
BSの4Kだけ映ればいいのか、お客様にお聞きしました。

「結構掛るんですなぁ。まぁ阿部さんならキチッとやってくれるけん、悪そうなところはこの際に取替えてくださいや。屋根馬とポールは使えるでしょ。使えるもんは使ってもらって。」との事で、お任せいただきました<(_ _)>

屋根馬とポールは流用ですから、あとは全撤去。


支線もゆるゆるだったので...


ビシッと引っ張り直しておきます。


宅内までのケーブルは3C-2Vと5C-FVを繋いで使っていたので、これも全撤去。


シールド付きのS-5C-FBへ張り替えます。


まずはUHFアンテナを取付けて、松山本局を狙ってみます。

方向的に、マンションに囲まれている立地です。

うわぁ...エラー出まくりで、全然ダメです...


じわじわと角度を変えて行って、一番いいところがこの方向...(^_^;)え?


少しエラーが出ますが、この他のチャンネルはすべてエラーフリーで、この方向が一番ベストです。


受信レベルは既存アンテナより、全然いい値が出ました。

ポールを変えてもう少し上げてやれば、もうちょっといいレベルが出ますが、既存流用がご希望なのと、出費を抑えるために...
限られた部材でも、きちんと映る様にするのが腕の見せどころですね。
こういうのは逆に楽しかったりします(^^)

4K8K対応のBSアンテナを取付けて、衛星を狙います。


お天気がいいと、いい値が出ますね。
BSはまったく問題ないレベルです。


UHF/BSブースター本体を取付けて、ケーブルを接続します。


屋根周りはこんな感じで完成。


ケーブルを宅内へ引込みます。


テレビは2台あり、宅内で分配されて各部屋へ送られています。
この分配器も周波数帯域が狭いので、交換が必要です。


分配器を4K8K対応品に取替えて、ブースター電源部を接続します。


地デジとBSを分けるセパレーターも、4K8K対応品に交換。

これですべて4K8K対応になりました。

宅内側末端でレベルを見ながら、、、


ブースターの出力調整を行います。

最適なレベルが出るまで、屋根に上がったり降りたりを繰り返します。

こんな感じで納まりました。

BSのレベルは完璧ですね。
地デジはまだ少しエラーが残っていますが、このくらいは問題ないレベルです。

テレビの受信状況で確認すると、最適なレベルだと言うことがお解りいただけると思います。


4Kチューナーを接続して、いよいよ4K放送がご覧いただけますよ(*^^*)


「おお、映りましたな。これが4K放送ですか。今晩から楽しみが増えましたわぃ。思ったより大変な工事でお手数お掛けしましたな。また頼みますけんな。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>