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2020年1月7日火曜日

故障して使えない業務用エアコンをフロンガス回収して撤去処分

FB友さんからのご依頼で、店舗移転のためのリフォーム工事に掛かりました。

最初のご相談は、「移転先の電気代が気になるのと、電気工事をお願いしたいです。」との事でした。
建物は一部店舗の戸建て住宅です。

店舗部分には、天カセ4方向の業務用エアコンとルームエアコン???
ダウンライトの穴は、器具がリースだったらしく、撤去された跡です。

もともと店舗部分は美容室だった様で、動力も入っています。

この動力契約、何に使ってるんだろうかと思ったら、エアコン1台のみでした...

設置されているエアコンは3馬力しかないので、動力はもったいないですよね。
動力(低圧)契約は、その機器を使っていなくても基本料金が掛かりますから、他に大型機器がないのであれば、動力のメリットはありません。

ちなみにこれ、動くのか電源を入れてみました。

ずっとこの表示のまま、反応なし...

室外機も、ウンともスンとも言いません...

これ、故障してるんですね。

それでここにルームエアコンが付いているんでしょう...


天カセ4方向を単相200Vの3馬力に取替えるか、このルームエアコンを取替えるかでお客様にご検討いただき、メンテナンス性と費用面でルームエアコンの方を取替える方向でご依頼いただきました。
このルームエアコン、10畳用で全然能力が足りないので、取替えるしかありません。

という訳で、業務用エアコンの撤去に掛かります。
業務用パッケージエアコンですから、フロン排出抑制法に則り、機器内のフロンガスを回収します。

フロン回収業者に依頼せず、みだりに特定製品から大気中にフロンガスを放出すると、法に則り罰せられます。

ガス回収が終わると、室内機を取外します。


お客様ご自身でリフォーム中なので、クロス貼りと共に開口部を塞いでいただけます。


エアコン撤去だけでは終わりません。
動力回路は撤去しておきます。


分電盤内のブレーカーを外します。


引込計器盤の方も。


ブレーカーを撤去。スマートメーターも撤去して、四国電力へ返却します。

アベ冷熱技研は四国電力計器工事認定店なので、この様な対応も可能です。

引込みケーブルは、後日、四国電力の方で撤去してもらえます。

これでこの建物から、動力(低圧)契約がなくなりました。

電灯の方も電気料金を抑えるために、必要のない機器を撤去して、照明器具はLED化して、再度電力申請を行って費用削減していきます。
そちらの方は現在進行中なので、すべての工事が完了したらまたBlogで記事にしたいと思います。

アベ冷熱技研は、「第一種フロン類回収業者登録店(愛媛県)」です。
業務用エアコンの撤去処分やフロン回収作業も、お気軽にご相談ください。

2019年12月21日土曜日

新築住宅で三菱霧ヶ峰エアコン新設工事

初めてのお客様のご依頼で、新築住宅のリビングへエアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機製霧ヶ峰 ムーブアイ搭載タイプ お客様支給品です。


当初、写真左側の壁に取付けをご検討されていましたが、リビング・ダイニング・キッチンと長方形の間取りだったので、効率のいい正面の壁に取付ける様にご提案させていただきました。


室内機設置場所の裏には駐車場があるため、左側面へ配管を抜かないといけません。


では作業に掛かります。
まずは位置決めをして、配管穴を開けていきます。


気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


室内機を取付けるための背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


外周りはこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです

新しいお家で、暖かく新年をお迎えできる様になりました。

「ありがとうございました。また何かお願いすると思いますので、その時はよろしくお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年12月20日金曜日

新築住宅で富士通G・ダイキン・シャープのエアコン新設工事

初めてのお客様のご依頼で、3台のエアコン新設工事にお伺いしてきました。

富士通ゼネラル・ダイキン・シャープ、すべてお客様支給品です。


早速朝一番にお伺いすると、建物の前で左官さんがお二人準備中?
もの凄く嫌な予感がして、「もしかして、ここ今日やるんですか?」って聞いてみると、「うん。今からミキサー車が来るよ。」とにっこり...え?(´;ω;`)

で、やって来ましたミキサー車。
表側は今日一日通行できなくなりました(´・ω・`)
あそこに室外機があるのに...

止めて帰ろうかと思ったんですけど、今日を逃すと年内は無理。
仕方ないのでお隣の新築中の敷地を通らせていただいて、ブロック塀超えて裏から出入りする様に作業開始。
ハッキリ言って、材料搬入するだけでももの凄い時間が掛かります...

では作業に掛かります。まずはリビングから。


位置決めをして背面板を取付けます。


慎重に配管穴を開けていきます。

穴を左に寄せているのは、右側に柱があるためです。

配管穴には、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。


すみません、真空引き作業の写真撮り忘れで、いきなり完成です...


二台目は2階書斎へダイキンを。

これがまた、パネルが開かない...

しばらく悩んで施工説明書を熟読... ホントこれ説明書見ないと絶対開けれませんから憶えておかいないといけませんね。

なんと言う施工性の悪さ... さすがダイキン...

室内機を取付けて、配管類を接続していきます。


こちらは2階~1階地上置きなので、ハシゴ作業です。

このハシゴ作業も今年最後ですね...たぶん(^_^;)

こちらもスリムダクトで化粧仕上げ。

今日は晴れて気持ちがいい・・・ハズだったんですけど、昨日の疲れと、何か車に取りに行く度にブロック塀越えで、体力が...

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


三台目はシャープ。

室内機右側にMDシーリングキャップを付けているのには理由があります。

配管は右側面出しなので、通常は右側の壁へピッタリ付けるのが基本ですが、外壁がインコーナーになっているため、外壁より内壁の方が奥へ入っているんです。
これ、何も考えずそのまま穴を開けてしまうと、外壁の中に穴が開いてしまうんですね。

外壁側はこんな感じで、スリムダクトもキワキワで設置です。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


今日は日が暮れる前にお引渡しできるかなと思ってたんですけど、やっぱり日が暮れてしまいました...(´;ω;`)


あとは試運転をおこない。


異常がないことを確認して。


お引渡しです。

明日から冷え込むそうです。これで新しいお家でも快適にお過ごしいただける様になりましたね。

「すみません簡単に考えてました。取付けって結構時間が掛かるんですね。いい感じに取付けてもらってありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年12月19日木曜日

床置形パッケージエアコン×2台の同一屋内移設工事

ネット検索でアベ冷熱技研を見付けていただいた企業様のご依頼で、作業場に設置されている床置形パッケージエアコン×2台の移設工事にお伺いしてきました。

東芝製 5馬力と6馬力タイプの床置形パッケージエアコンです。


移設前はこの位置に並んで設置されていました。


室外機もこんな感じで。


年明けに新しい大型機械が入るそうで、このエアコンが邪魔になるそうです。
一台は右側へ移設。


もう一台は対面側へ移設をご希望です。


まずはポンプダウンを行って、配管内のフロンガスを室外機へ回収します。

室外機は右側のものだけ、対面側へ移設します。

まずは対面側から取り掛かります。
今までは土間に直接室内機が置かれていましたが、ブロックが少し上がっているため、通常は室外機を乗せる架台を加工して室内機を設置します。

こうして室内機を上げてやる事で、土間のホコリを吸いにくくする効果もあります。
上げると不安定になりそうですが、架台の足元はしっかりとアンカーで留めてありますので、ビクともしません。

位置決めをして、配管穴を開けます。


室内機を乗せて、配管類を接続していきます。
この室内機60kg超えてるので、架台に乗せるのも一苦労です...


配管サイズは3分5分と太いため、ベンダを使って曲げ加工をします。


えっちらおっちらと、室外機を移動。


91kgありますから、一人で移動するにはなかなかの大汗ものです...


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

電源工事は、専属の電気工事屋さんがいらっしゃって、パパっと専用ケーブルを引っ張ってくれました。

この時点でお昼なんですけど、休憩しません。時間がもったいない。
次の作業に掛かります。

横移動させる室内機の方は、既存配管を延長して移設します。


既存配管と新しい配管を溶接接続。


室内機の配管穴が大きく開口されたままで使われていたので、アルミテープで塞いでおきます。

この作業場、結構オイルミストが多くて室内機もベタベタするくらいです。
このオイルミストをフィルターを介さずこの穴から吸い込んでしまうと、あまり機械的によろしくないため、侵入口を塞ぐことは大切です。

こちらも配管接続が完了すると、しっかりと真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


対面側はこんな感じで。

あ。上部には転倒防止対策をしています。写真撮り忘れ...

右側へ移動した方も、こんな感じで。

いやぁ、昼飯抜きの一切休憩なしで8時間ぶっ通し作業は、さすがにキツイですね。
でも昼休憩してたら今日中に終わらなかったかも知れません(^_^;)

「助かりました。実はこの工事、どこの業者さんにも断られたんです。良かったです、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)
これで年明けに新しい機械を迎えれますね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。