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2019年9月18日水曜日

約一ヶ月お待ちいただいたエアコン新設工事

高い所の電気工事が続いていて、体中筋肉痛の阿部です...
今日はエアコン工事屋さんです。 と言うか、これが本業なんですけどね(^_^;)

約一ヶ月前にメールでお問い合わせをいただきまして、現地調査とお見積りをさせていただいて、「酷暑が続いており大変お忙しいと思いますので、急ぎません。9月に入ってからや10月でも構いません。」ということで、とりあえず8月下旬で工事日程を決めていたのですが、当日が雨の予報で延期...
次は9月中旬で決めていましたが、実は阿部の古くからの友人の葬儀が入ってしまい...

長い間お待ちいただいているのに、「ぜひ葬儀へ行ってあげてください」と、大変ありがたいお言葉をいただきまして、心から感謝申し上げます。

で。今週末の土曜日に予定を変更していたのですが、どうにも熱帯低気圧が接近していて、週末は雨の予報になったため、急遽本日午後からお伺いさせていただきました。

お家は築数年で、まだ新しいです。
今回は2階のお部屋に2台、機器はお客様支給にて新設工事を行います。
エアコン用の穴は開いている様です。


キャップを取ってみると...
穴が小さい上に、微妙な位置に開いていますね...


できるだけ右側へ寄せて、規定の大きさのコアドリルで穴を広げます。

貫通スリーブは入っているんですけどね。
位置が悪いのと、穴の開け方がちょっと...
たぶん、大工さんか、電気工事屋さんがついでにやらされたという感じですね。

室内機を掛けて、配管類を接続。

このお部屋は室外機ベランダ置きなので、ベランダ周りの作業は親父に任せて。

2台目の取付けに掛かります。

こちらも同様に穴が開いていますが、こちらはいい感じの位置と大きさで開けられていました。
が...このコンセントの位置は、なにか意味があるのですかね?

室内機を掛けるとこんな位置関係です。
なにか意味があって、このコンセントはこの位置なんですかね?(^_^;)
もの凄い違和感です。


こちらの室外機は屋根置きです。
向こう側に見える室外機は他社施工品です。


ふっと足元を見ると、瓦にひび割れが...
工具か何か、屋根上で落としたんですかね?

すぐにお客様にご確認いただきました。
この瓦を踏まない様に、ビニールテープで印を付けて作業を進めます。

スリムダクトを取付けて、屋根置台を設置。

これ北側なんですけどね。
日陰で涼しいのかと思ったら、目も眩む直射日光でフラフラです(´;ω;`)

真空引きする頃には、雲が出てきて涼しくなりました。
風が吹くと、秋の気配なんですけどねぇ(*´﹃`*)


屋根上で作業していると、お客様が。
「隣のエアコンの穴って点検できます?ちゃんと穴塞いでくれてるか、見てもらえません?」
え?あぁ、いいですよ。そういう業者さんだったんですか?(^_^;)

パテはちゃんとしてますね。
でも、量が少ないので、縮まって隙間ができていました。

追いパテをして、しっかりと密閉させていただきました。


それより、屋根置台のヒートンの根元がコーキングされていなかったので、防水処理しておきました。


ベランダ側が完成していました。こんな感じで。


試運転を行って、異常がない事を確認。


屋根置きの方も完成です。夕日が写り込んで涼しげです。


こちらも試運転を行い、お引渡しです。

大変長らくお待たせしてしまいました。
これでもうしばらく続きそうな残暑も乗り越えられますね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年9月11日水曜日

22年目の東芝エアコンが故障のため三菱霧ヶ峰へ取替工事

まだまだ暑い日が続きますね...
現在、すべてのご依頼をお休みしていますが、みなさま体調は大丈夫でしょうか?

今日は、以前エアコン分解洗浄をご依頼いただいたお客様から、エアコン取替工事のご依頼をいただきましたので、お伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2219-W 霧ヶ峰標準タイプをお買い上げいただきました。


お客様は以前からFB友さんでもあり、今回、メッセンジャーで故障対応依頼をいただいていました。
既存機は東芝製で、1997年製造品。

電源を入れるとしばらく運転して、室内機のフィルターランプが赤く点滅して止まるとの事です。
室内機が動いているので、恐らく室外機側電気系統の異常と思われますが、さすがに22年前の部品はありません。
取替えのご依頼をいただきました。

「普段使ってない部屋なんで、阿部さんの空いた時でかまいませんから。」とお気遣いいただき、本日お伺いです。

お部屋は2階で、室外機は屋根置きにされていました。

「特に気にしてないし邪魔にならないんで、ベランダ置きでいいですよ。」との事で、新しい室外機はベランダ置きで進めていきます。

既存配管はこんな感じでした。

22年も経つと、留めていた樹脂サドルも腐ちてしまって、上から紐で吊り下げられていました。
黒いビニールテープは、BS専用ケーブルを留めています。

室外機から撤去に掛かります。


かなり腐食が進んでいましたね。


室内機を外す時、背面板が浮いたので「ん?」って思ったら、全然ビスが効いていませんでした。

石膏ボードに、普通にビス打っても効く訳がありません。
地震が起こったらと思うと、恐ろしいですね。

撤去完了です。
配管穴にはスリーブが入っていません。


穴の高さもかなりタイトですが、なんとか行けそうです。


配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


ベランダ置きに変更するため、配管に縛ってあったBS専用ケーブルを単独で壁面へ留めていきます。


新しいエアコンの取付けに掛かります。
背面板を設置。下地の無いところは、ボードアンカーを使ってしっかりと取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はテープ巻き仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ドレンは垂れ流しにせず、排水口まで塩ビ管を使って導きました。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「おぉ、よく冷えよる。ちょうど明日、うちの親が来てこの部屋使うんで、ちょうど良かったです。また他の部屋も古いのがあるんで、またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年9月3日火曜日

隠蔽配管のビーバーエアコンを既存配管流用で三菱霧ヶ峰へ取替工事

天気がいい日が続いているので、大変お待たせしておりますエアコン工事にお伺いしています。
今日は、いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2519-T(ブラウン色) 霧ヶ峰標準タイプをお買い上げいただきました。


既存機は三菱重工製ビーバーエアコン。

盆休み明けにご連絡いただきまして、「また古いエアコンが故障したようで、対応をお願いします。不幸中の幸いで故障したエアコンは生活必需の部屋ではないので、予約順に関わりなく他のお客さんの切羽詰った居室を優先してからでかまいません。」との、ありがたいお言葉をいただきまして、取り急ぎ現地調査にお伺いしていました。

運転開始するとエラーランプが点滅し、冷えないそうです。
暖房時期は使えていた様ですが、この夏使おうと電源を入れるとダメだった様です。
恐らく電気系統の不具合だと思いますが、1991年頃の製品なので28年ですか...
修理は無理なので、取替えでご依頼いただきました。

こちらのお宅、エアコンはすべて隠蔽配管で、裏の方へ室外機がまとめられています。


毎回の事ですが、こういう風にぴっちり配管接続は、取替えの時に余計な手間が掛かるんですよね。
余長が無いので、溶接延長しなければなりません。


調査にお伺いさせていただいてから、雨の日がずっと続いていたのと、他の工事予定が流動的だったため、かなりお客様に甘えさせていただきましたが、やっと本日お伺いすることができました。

早速作業に掛かります。
まずは、既存室内機を撤去します。
隠蔽配管なので、壁からちょろっと冷媒配管が出ています。

通常の隠蔽配管はですね、左側の冷媒配管とまとめてドレン管も処理するんですけど、タマにこういう施工に当ります。
ドレンだけ右側...

この施工ですね、ドレンの方が低いのなら「まぁいいか」って感じなんですけど、ドレンの方が高い場合が多いです。

何を考えてこんな施工してるのか、意味がわかりません。

地球には重力があります。
水は高いところから低いところへ流れていきますね。
ドレンを下げるしかありません。

簡単に切ってる様に見えるでしょうけど、かなり神経使って切断しないといけません。

こんな感じで、室内機のドレンホースを差し込んでおきます。


やっと室内機の取付けに掛かれます。
位置決めをして、背面板を取付けます。

既存配管はなんとか長さが届くので、新しいフレアナットを取付けて、フレア加工を行います。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


室外機側の配管はまったく長さが足りないので、溶接延長します。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機周りはこんな感じで完成です。

泥ハネ軽減のため、プラロックの下にブロックを敷いています。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「きれいに取付けてもらって、ありがとうございます。また他の部屋もそろそろ順番に壊れていくと思うんで、またお願いしますね。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年9月2日月曜日

28年目?の霧ヶ峰をムーブアイ搭載霧ヶ峰へ取替工事

やっと雨が上がりましたね。
今週は天気が良さそうなので、お待ちいただいていたエアコン工事を入れていきます。
今朝は、いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 ムーブアイ搭載霧ヶ峰 お客様支給品です。


既存機も霧ヶ峰でした。

年式が書いてなかったので、品番で調べてみると、1991年製!
28年もの間、元気に動いていたんですね。
今年、室外機が動かなくなってご臨終だそうです...

室内機は2階。室外機は地上置き。
スリムダクトは既存流用ご希望です。


室外機もなかなかの懐かしさを感じるフォルムです(^_^;)


ちょっと気になったので、室外機の後ろを覗いて見ると... 通気口の前に置かれています。

これはちょっと移動が必要ですね。

作業に掛かります。
ハシゴを使って撤去していきます。


まぁ珍しくもありませんが、配管穴にパテ無し、スリーブ無し、ここが永年通気口になっていた訳です。

こういう工事をする業者さんが、同じエリアで作業している事が悲しいです。

室内機も撤去しました。


この穴の位置...
左に鉄骨、右にブレース。
室内機をもう少し下げれば、穴も開け易かったろうにって思いますね。


ブレースのせいでかなり入れにくかったですけど、気密性確保のため貫通スリーブを挿入しておきます。


位置決めをして、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

既存穴の位置が高いので、かなりやり辛いです...

配管穴にはしっかりとパテ埋めをして、小動物の侵入も防止。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


既存機はプラロックでそのまま地上置きにされていたので、泥まみれでした。


今回はプラロックの下にブロックも敷いて、泥ハネを少なく、下部腐食を遅らせる様にしました。

通気口も避けて、元の位置から右へ移動させています。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「お忙しい時期にお願いしてしまって、すみませんでした。キレイにしていただいてありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。