先月、3階建てビルの天カセパッケージエアコンの取替工事をご依頼いただいたお客様から、二部屋のエアコン新設工事をご依頼いただき、昨日と今日の午前中お伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-AXV3618S-W ムーブアイ搭載フィルター自動掃除機能なしタイプ×2台です。
建物ができた当時は、書庫として使われていたお部屋を、現在は休憩室として使用されているそうですが、エアコンがありません。
隣の応接室のエアコンをガンガンに効かせて、扇風機で風を送っていたそうです(^_^;)
その休憩室に新たにエアコンを設置するのと、隣の応接室の天カセタイプも1997年製と、21年目を迎えたため、今回同時に施工させていただく事になりました。
3階建ての建物で、室外機はすべて屋上に設置されています。
前回に書きましたが、屋上へはタラップでしか上がれないため、搬入搬出はクレーンでないとできません。
今回は2階ですので、搬入費用の削減と、今後のメンテナンスなどを踏まえて、室外機は地上置きをご提案させていただいたところ、裏側の敷地はデッドスペースなので全く問題ないと言うことでご了承いただきました。
では作業に掛かります。
このエアコンの無いお部屋。
この位置にしか室内機を設置できるスペースがありませんが、配管穴は窓の下でないと開けることができません。
この壁、他の壁より厚みがあります。
なぜかと言うと、ここに鉄骨の柱があるためです。
なので、配管穴はこの位置でないと開けれないのです。
では穴開け開始。
この外壁、タイルベースパネルと言って、押出成形のセメント板表面にタイルが貼り付けられているものです。
タイルですから、外側から開けないと一気に周囲が割れてしまうので、ハシゴの上で泣きそうになりながら開けました(T_T)
それでも少し周りが欠けてますけど...
これは想定内。スリムダクトで隠れてしまいます。
屋内配管の立ち下がりはMDダクトで。
位置決めをして、背面板を取付けます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管はブラウンのスリムダクトで化粧仕上げ。
3階のドレン管が蛇行してて気になりますが、どちらの業者さんの作品ですかね?(p_-)
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
2台設置完了したところで、一日目は時間切れ。
二日目の本日は、エアコン専用コンセント増設工事。
分電盤のある給湯室から、各部屋へケーブルを通していきます。
まぁ簡単にはいきません...ごちゃごちゃ凄いことになってます(^_^;)
でっかい梁があって、向こう側が見えないところも...
点検口が無いところは、廊下の埋込形照明器具を外して点検口代わりに。
200V20Aのブレーカーを増設して、ブレーカーON。
電圧を確認して異常なし。
あとは試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
既存の天カセは室外機が屋上にあるため、今回は撤去しません。
他の大型空調機を入れ替える際に、一緒に撤去する予定です。
「いやぁ、できましたな。これでこの夏から快適になりますわ。きれいにしていただいて、ありがとうございます。」と大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
2018年6月8日金曜日
2018年6月6日水曜日
店舗改装で間仕切りされた事務所へエアコン新設工事
いつもお世話になっているカーディーラーさんからのご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。
三菱電機製 MSZ-AXV4018S-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰エアコンをお買い上げいただきました。
今回設置するのは、こちらの事務所。
以前は店舗と事務所が一緒になった大きなスペースでしたが、間仕切りをされて事務所にエアコンの風が来なくなり、この夏耐えられそうにないとの事で、ご依頼いただきました。
では取付けに掛かります。
まずは位置決めをして、背面板を取付けます。
配管穴を開けていきます。
この建物、ブロック造なので、穴開けも結構大変です。
専用コンセントを増設するため、配管穴を利用してケーブルを通していきます。
この点検口、分電盤とは反対方向にあるので、これも結構大変です(^_^;)
分電盤にブレーカーを増設して、200Vコンセントを取付けて、専用コンセント増設完了。
配管穴にはいつもの様に、貫通スリーブを挿入しておきます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管はスリムダクト仕上げ。
天気予報では午前中曇りだったんですけどねぇ...
一日、しとしとと雨が降り続いていたので、配管内部に水分が入らない様、シートを張って作業。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「5月でも事務所暑かった日があったんですよぉ。この夏どうなるんかと思ってたんですけど、これで安心です。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
三菱電機製 MSZ-AXV4018S-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰エアコンをお買い上げいただきました。
今回設置するのは、こちらの事務所。
以前は店舗と事務所が一緒になった大きなスペースでしたが、間仕切りをされて事務所にエアコンの風が来なくなり、この夏耐えられそうにないとの事で、ご依頼いただきました。
では取付けに掛かります。
まずは位置決めをして、背面板を取付けます。
配管穴を開けていきます。
この建物、ブロック造なので、穴開けも結構大変です。
専用コンセントを増設するため、配管穴を利用してケーブルを通していきます。
この点検口、分電盤とは反対方向にあるので、これも結構大変です(^_^;)
分電盤にブレーカーを増設して、200Vコンセントを取付けて、専用コンセント増設完了。
配管穴にはいつもの様に、貫通スリーブを挿入しておきます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管はスリムダクト仕上げ。
天気予報では午前中曇りだったんですけどねぇ...
一日、しとしとと雨が降り続いていたので、配管内部に水分が入らない様、シートを張って作業。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「5月でも事務所暑かった日があったんですよぉ。この夏どうなるんかと思ってたんですけど、これで安心です。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
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カテゴリ:
エアコン工事
2018年6月5日火曜日
BARのエアコンが故障で三菱から日立の天吊形パッケージエアコンへ取替工事
以前、エアコンと電気工事をご依頼いただいた「CARTA BREAD」さんのご紹介で、BAR「音溶 oto-doke」さんの業務用パッケージエアコンの取替工事にお伺いしてきました。
日立製作所 RPC-AP56GHJ6 天吊形パッケージエアコンお客様支給品です。
え?何このエアコン?!って思いました?(^_^;)
新品ですよ。
オーナーさんがカッティングシートを貼り付けて、木目調になっています。
お好きですねぇ~(*^^*)
既存機は三菱電機製でした。
これもなかなかの色味でしょ(^_^;)
フィルターグリルは、もぅ何年も前から無くなっているそうです...(p_-)
配管は後ろの厨房を横切って屋外へ。
なかなかタイトです...
室外機は... あら、ここに。
テナントビルで、ベランダがあるのは珍しいですね。
「エアコンが効かない」との事でのご依頼です。
とりあえず運転してみましたが、室外機がウゥゥゥゥって苦しそうに唸るだけで、コンプレッサが動きません。
ご臨終の様です。
音溶さんが入る前から設置されていた物だそうで、仕様書を確認すると、1988年って記載がありました。
...え?30年ですか...よくがんばりましたね<(_ _)>
取替えるつもりでしたので、御見積書を作成。ご依頼いただきました。
作業に掛かります。
まずはフロン回収作業。
コンプレッサが動作しないので、久々に現地回収です。
3階で階段なので、この機材の上げ下ろしだけでヘトヘトです(T_T)
室内機を撤去。
これ、エアコン吊ったまま天井張ったんですね...
開口したままだと、天井裏の熱が出入りするので効率が悪いし、小動物の通り道になります。
とりあえず、新しい室内機を吊り込む準備をします。
型紙で位置決めをして、吊りボルトの位置を決めます。
幅が少し広くなるのと、高さが低くなるので、配管経路を少し広げます。
C形チャンネルと寸切りボルトで、取付金具を設置。
開口部分はコンパネで塞いでしまいます。
室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。
厨房部分を勾配を取って横切り、屋外へ。
室外機繋ぐ頃に雨が降り出しました(T_T)
雨が掛からない様に配管を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
ベランダ側はこんな感じで完成。
リモコンを取付けて、試運転開始。
異常がない事を確認してお引渡しです。
「おぉ凄い。冷えよる(^_^;) 全然冷えんかったんで、そうとう嬉しいです。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
日立製作所 RPC-AP56GHJ6 天吊形パッケージエアコンお客様支給品です。
え?何このエアコン?!って思いました?(^_^;)
新品ですよ。
オーナーさんがカッティングシートを貼り付けて、木目調になっています。
お好きですねぇ~(*^^*)
既存機は三菱電機製でした。
これもなかなかの色味でしょ(^_^;)
フィルターグリルは、もぅ何年も前から無くなっているそうです...(p_-)
配管は後ろの厨房を横切って屋外へ。
なかなかタイトです...
室外機は... あら、ここに。
テナントビルで、ベランダがあるのは珍しいですね。
「エアコンが効かない」との事でのご依頼です。
とりあえず運転してみましたが、室外機がウゥゥゥゥって苦しそうに唸るだけで、コンプレッサが動きません。
ご臨終の様です。
音溶さんが入る前から設置されていた物だそうで、仕様書を確認すると、1988年って記載がありました。
...え?30年ですか...よくがんばりましたね<(_ _)>
取替えるつもりでしたので、御見積書を作成。ご依頼いただきました。
作業に掛かります。
まずはフロン回収作業。
コンプレッサが動作しないので、久々に現地回収です。
3階で階段なので、この機材の上げ下ろしだけでヘトヘトです(T_T)
室内機を撤去。
これ、エアコン吊ったまま天井張ったんですね...
開口したままだと、天井裏の熱が出入りするので効率が悪いし、小動物の通り道になります。
とりあえず、新しい室内機を吊り込む準備をします。
型紙で位置決めをして、吊りボルトの位置を決めます。
幅が少し広くなるのと、高さが低くなるので、配管経路を少し広げます。
C形チャンネルと寸切りボルトで、取付金具を設置。
開口部分はコンパネで塞いでしまいます。
室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。
厨房部分を勾配を取って横切り、屋外へ。
室外機繋ぐ頃に雨が降り出しました(T_T)
雨が掛からない様に配管を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
ベランダ側はこんな感じで完成。
リモコンを取付けて、試運転開始。
異常がない事を確認してお引渡しです。
「おぉ凄い。冷えよる(^_^;) 全然冷えんかったんで、そうとう嬉しいです。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
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