
アンテナは2階屋根上に見えますが、これは使われていない様です。


電柱から建物まで引込線があって、保安器が設置されています。


CATV保安器と記載がありますが、愛媛CATVのものではありません。


これはビル陰共聴設備と言って、近隣に大きな建物が建てられ、そのせいで電波が遮られてしまってテレビ受信ができないという地域に導入されています。
その建物がこちら。


距離があるので受信できるんじゃない?と思われるかも知れませんが、アナログ波時代はそうもいかなかったのです。
時代は変わり、松山でデジタル放送が開始されて早20年。
デジタル波はその特性から、少々のビル陰程度なら受信ができる様になりました。
そのため10年くらい前までは、メンテナンスにコストが掛かるビル陰共聴設備の停波が相次いでいましたが、ここ数年は聞いていませんでした。
もう残ってないと思っていましたが、イオンがまだ残していたみたいで突然停波した様です。
この周辺だけの設備ではありますが、結構な広範囲の様で少々問題になっている様です。
という訳で、今回のお客様からご相談をいただきました。
はぃ。停波しているので、テレビが全く映っていないという事です...
以前は愛媛CATVの契約もあった様で、保安器が残置されていました。
古い屋外用の3分配器は流用します。

地デジの周波数帯域はクリアしているので大丈夫です。
ただし、各部屋へ露出配線しているケーブルが3Cなのが少し気になりますが、これもすべて張替えとなるとかなりご負担いただく様になるので、障害が出る様なら取替える方向でご提案させていただきました。
では作業に掛かります。
新しいアンテナは屋根上ではなく、壁面に取付けます。

位置決めをして、取付金具を設置。


アンテナを取付けて、松山本局を狙います。


イオンより手前にマンションがあるので、レベルは少し低めで少々エラーがありますが、このくらいは大丈夫です。


レベルが低めなのと、ケーブルが3Cなのでブースターは必須です。
使われていないCATVの保安器を撤去したところにブースター本体を設置。


テレビ脇にブースター電源部を設置して、受信レベルを測定。


エラーフリーで、受信レベルもいい値が出ました。


あとはテレビに接続して映り具合を確認いただいて、アンテナ取付けは完了です。


さて、屋根上の古いアンテナを放置しておく訳にはいきません。


大昔に流行った、40素子の広島向けUHFアンテナがてっぺんに乗っかっているアンテナです。


屋根上でこれを一人で倒すのは、なかなかの気合がいるのです...
屋根馬の根元は割れて朽ちていました。
今までよく倒れませんでしたね。

「長い時間掛かってお疲れ様でした。これで今日からテレビが見れます。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

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