松下電器産業 CS-63RJX2-W(2008年製)

まずはポンプダウンして、配管内のフロンガスを室外機側へ回収。
配管を外すため化粧カバーを外すと、排気ホースが短い。。。

カバーを見るとホコリがいっぱい。
これ施工不良なんですよ。
自動掃除機能付きの排気ホースは、ホコリを屋外へ放出するための物ですから、網の部分はカットしないと、この様な結果になります。

これは再取り付け時にカットします。
お預かりして持ち帰った室内機を分解していきます。
あらら。。。

いつもの様に、ホコリ団子が出てきました(^_^;)

この頃のお掃除ロボットは、どれもこんな感じですね。
最近のタイプは改善されている様ですが。
熱交換器もホコリだらけ。

フィルター自動掃除機能が、「機能してない」ですね。。。
室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
こちらも貫通スリーブがないので入れておきます。

室内機を取付けます。

2階なのでハシゴ作業。

当然ですが、接続部のフレアは再加工、締め付けはトルクレンチで。

カバーの網はカットして、排気ホースを延長。

これでカバーの中にホコリが溜まることはなくなりました。

ホントはこの先っぽに逆止弁が付いてるハズなんですが、施工不良なのでポイされたんでしょうね。
配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

今回のご依頼は、「臭いがするのでどうにかしたい」と言うことで、洗浄受付中止時期にご相談いただいていましたが、工事予定が混んでいたのと、雨の日が多くて今日まで延び延びでお待たせいたしました<(_ _)>
仕上がったエアコンをご覧になって、「ホント、新品みたいになりましたね。」と大変お喜びいただきました。
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます。
→ エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研
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