2014年5月15日木曜日

エアコンのフロンガス補充修理作業

久々に、エアコンのガス漏れ修理のご依頼で、点検・修理にお伺いしてきました。

室外機側面カバーを外した時点で、オイル漏れを発見。。。


冷房運転してみると、液側配管が白く霜付き状態になっていきます。

典型的なガス不足の状態です。

充填されているフロンガスはR410Aなので、冷房運転で0.98Mpa~0.98Mpaの範囲が正常ガス圧となりますが、低いですね。。。

まったく無い訳じゃないので、とりあえず室外機側へポンプダウン。(室外機内へガスを回収)

フレア接続部分を外して見ると・・・(_ _;)

フレア加工の悪い事例ですね。
これだけ傷だらけだと、パッキンの役目を果たせないので、圧力の高いR410Aならどんどん抜けてしまいます。

室内機側、室外機側、4箇所のフレアを再加工します。


トルクレンチで、規定トルクで締め付けます。


配管接続が完了すると、電動式真空ポンプを使って配管内部をしっかりと真空乾燥させます。


真空引き作業が終わると、冷房運転を開始。


様子を見ながら、フロンガスを規定圧までゆっくりと補充していきます。


標準圧まで上昇し、室内機から冷風が出るのを確認して作業終了です。


アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工で、環境に配慮した施工・修理を心掛けています。
お気軽にご相談ください。

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