2011年7月29日金曜日

座敷へ霧ヶ峰新設&専用回路増設工事

お昼から、エアコンの新設工事にお伺いしてきました。

以前の記事に、同じ様な内容を書いた記憶がありますが、今回の設置場所は「座敷」です。
本格的な和風建築の座敷には、壁掛形エアコンを設置できる壁がほとんどありません。
今回も、左側は「床の間」、室内機の裏は外部でなく「縁側」。
以前から、この部屋へエアコン設置のご相談をいただいていて、天井カセット形をお奨めしていたのですが、「見た目は気にしないから、普通のエアコンを付けて。」とご依頼いただきました。
お客様は「白色でええよ。」と言われましたが、ブラウン色を探したところ在庫が無く、9月生産仕上がりとの回答だったため、お客様の言う通りにさせていただきました(^_^;)

作業に掛かります。

土壁なので、スライド金具を使って背面板を取付けます。

穴開け開始。

土壁はもろいので慎重に開けます。

室内機と配管を接続していきます。


裏側はスリムダクトを使って横引き。


外部もスリムダクトで立ち下げ。


配管を接続して、電動真空ポンプで配管内を真空乾燥します。


真空引きを行っている間に、エアコン専用回路を増設します。

分電盤から座敷まで、新たに専用配線を行います。

蒸し風呂状態の天井裏を経由して、ケーブルを通していきます。

大きな梁や、竹組みが立ち上がっているので、かなり手間取りました。。。

コンセントは目立たない様に、床の間側の天井付近に取付けました。


作業が完了すると試運転を行い、異常が無いことを確認してお引き渡しです。


三菱電機 MSZ-AXV281S-W

ムーブアイ搭載の汎用機です。

「やっとこれでお客さんを迎えれる様になったわい。」と喜んでいただきました。
快適になってお客様との話が弾むといいですね(^^)v

2011年7月28日木曜日

御宝町でビル陰~地デジ化へアンテナ新設

アナログ放送、終了してしまいましたね。
まだまだお問い合わせのお電話を頂いています。
結構、地デジ難民になっている方がいらっしゃる様です。

今日は、ビル陰共聴でアナログ放送をご覧になっていたお宅に、地上デジタル放送を受信するためのアンテナ新設工事にお伺いしてきました。

既存設備は、すごい事になってます。。。
隣のマンションの陰になっているのですが、こちらのお宅を経由して付近の家々に分配されています。
この設備はデジタル化されないため既に不要ですが、勝手に撤去できないので、これを避けながらの作業です。

UHFアンテナを設置します。

こちらのお宅は3階建てなので、側面金具でも十分な高さが取れました。

松山本局を狙います。

高い建物が無いので、目視で送信塔が確認できました。

レベルはエラーフリーで、適正なレベルが確保できました。


宅内配線が一部古いケーブルを使用しているのと、ユニットの数が6箇所あるためブースターは必須です。


ブースター本体へ電源を送るため、ケーブルの経路を調べて、電源を送れるユニットに交換。


電源部をつないで、本体へ電源を送ります。


すみません<(_ _)> 暑さでボケてたのか、ここから先の写真はありません。。。

この後、各部屋のユニットでレベル測定を行いながら、ブースターの出力を調整し、異常が無いことを確認してお引き渡しです。
今回のお客様は、今日まで卓上アンテナを使用してデジタル放送を受信されていて、特に急いでの工事ではなかったため、アナログ終了後でもOKでした。

地デジ難民になっていませんか?
アンテナ工事やケーブルテレビなども、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2011年7月25日月曜日

漏電遮断器付き分電盤に取替電気工事

午前中、電気工事とエアコン取付工事にお伺いしてきました。

当初、「分電盤に漏電遮断器が付いていないので、取付けてほしい」とのご依頼でした。

調査にお伺いすると、確かに主幹ブレーカー(漏電遮断器)が有りません。
松山市内でも、古いお宅にはまだまだこの様な分電盤が残っています。

お客様が今回の工事を思い立ったのは、某デパートでエアコンを購入し、エアコン取付けと専用コンセント増設を依頼したところ、「漏電遮断器が付いて無いお宅には、エアコン取付けができません。」と言われたからです。
この某デパート、以前このBlogに書きましたが、事故があって以来こんな事になってるんですね。
今回のエアコン工事は、10年以上前のエアコンが故障したために取替える工事です。
単純に考えて、新しいエアコンは消費電力が下がる訳ですから、総電力量が増える訳ではありません。
確かに、主幹ブレーカー(漏電遮断器)が付いている方が安全です。
でも、このクソ暑いのに、お客様に何かあったらどうするつもりで応対したんでしょう。
エアコンだけでも先に設置して、電気工事を後で行っても、何ら差し支えないですよね。

あ、また長くなりそうなので、ここで止めておきます(^_^;)

既存エアコンは、近くのコンセントから取っていたので、この近くに専用コンセントを増設します。


まずは既存分電盤を撤去。

土壁の中にケーブルが塗り込まれているので、余裕がありません。。。

何とか、分電盤を加工して、盤内にケーブルが入る様にします。

でも、各ブレーカーまでケーブルが届きません。

狭いスペースで各ケーブルをジョイントして延長し、各ブレーカーへ接続。

ここ1階から、2階のエアコンの所まで専用回路を増設します。

天井裏が点検できる所がないため、屋外露出配線となります。

塩ビ管を使用してケーブルを保護。

専用コンセントを設置して電圧測定し、異常がない事を確認します。

ダブルコンセントにする事で、他の機器も使用できる様にしました。
合計20A以下まで使用可能です。

パナソニック電工製 コンパクトブレーカー搭載分電盤です。


扉を閉めるとこんな感じです。

主幹ブレーカー(漏電遮断器)搭載なので、安心して電気をご使用いただける様になりました。

あと、エアコン取付工事もご依頼いただきました。
早めに完了できて良かったです。
快適にお過ごしくださいませ<(_ _)>

アベ冷熱技研は、四国電力(株)請負計器工事認定店です。
この様な電気工事もお気軽にご相談ください。

2011年7月23日土曜日

エアコン フロンガス補充修理

東温市のお客様宅での続きです。

「エアコンの運転ランプが点滅して冷えないので、ついでに見てほしい。」とのご依頼で、エアコン点検を行いました。

運転ランプ点滅なので、電気系統の異常かな?と思っていたんですが、コンセントを抜き差しして運転して見ると、室外機も正常に動作。

コンプレッサーも動いているのに冷えないので、やっぱりガス不足かな?と思い、ゲージでガス圧測定。

あら、やっぱりガス不足です。

設置後5年経過しているそうですが、ほとんど使っていなかったので、今年から効きが悪くなったのかは不明だそうです。
漏れ箇所を調べるため、一番怪しいフレア接続部を点検します。


二分のフレア部が、室内機側・室外機側共に少し変形しています。

ここからチビチビ漏れた可能性があります。
加工時に使用したフレアツールが悪いのかも知れませんね。

内外共にフレアを再加工し、接続。

真空ポンプでしっかりと真空乾燥を行います。

残ガスがあるので、冷房運転しながら新冷媒R410Aを補充していきます。


規定圧まで上昇すると、冷風が出る様になりました。

そろそろ10年選手ですが、まだ当分使えそうですね。

エアコン室内機移設&エアコン新設工事

今日は一日、東温市のお宅でエアコン移設・新設・修理まで行ってきました。

まずは室内機移設。
子供部屋に設置されたエアコンですが、二段ベッドの上にあるため効率が悪く、寝るとまともに風が当たってしまう状態でした。

これをベッドの左側へ移設します。

室外機は二段置き。
スリムダクトが接近しすぎて、ものすごく施工しにくい状態でした。


室内機を取外すため、ポンプダウンしようと室外機のバルブカバーを外すと・・・

はっ!蜂の巣!!!(*_*)
勇敢なお客様が、ビニール袋で回収してくれました(^_^;)

室内機を移動して、配管工事を行います。


断熱ソフトドレンホースでドレン管の結露を防止し、水勾配を付けて屋外へ導きます。


カバーを付けて室内側完了。

因幡電工製のMDダクトで仕上げました。

電動真空ポンプを使用して、配管内を真空乾燥します。


真空引きが終わると、試運転で異常がない事を確認します。


こんな感じで完成です。

これで冷暖房効率が良くなりました。

次は別のお部屋に、中古のエアコンを新設します。
カーテンレールがありますが、横幅は何とか収まります。

が、コンセントの位置が微妙に邪魔です。
先ほどの部屋も、変な位置にコンセントがありましたねぇ。

コンセントを外して室内機の位置決めをし、配管用穴を開けます。


配管穴を経由して、コンセントを室内機の下の方へ移動します。


元のボックス内で配線をジョイントし、開口部をテープで塞いで室内機を取付けます。


外部はスリムダクトで化粧仕上げ。

作業後、試運転をして異常がない事を確認して、お引き渡しです。
まだまだ暑い日が続く見たいですが、これでこの夏は快適にお過ごしいただける様になりました。

あと、修理もご依頼いただきましたが、別の記事で書きますね。

2011年7月22日金曜日

道後今市で地デジ化アンテナ取替工事

お昼から、アンテナ取替工事にお伺いしてきました。
こちらのお宅は借家で、1階建ての平屋です。

UHFアンテナが古いため、地上デジタル放送が受信できるレベルにありませんでした。

松山本局の方向にマンションが見えますが、何とか受信できそうです。


既存アンテナを撤去し、UHFアンテナを新設。

平屋なので3.6mポールをカットせず、そのまま建てました。

レベルが低目ですが、エラーフリーなので問題ありません。


既存のケーブルは5C-FVなので、S5C-FBに取替え単独配線します。


エアコン穴を利用して、ケーブルを宅内へ導入します。

・・・が、「このエアコン、えらい傾いてるけど水勾配取ってるんかな?」と思っていたら、右側上部が背面板から外れていました。。。
もちろん、空調屋ですから直しました(^_^;)

単独配線なので問題ないと思いますが、異常がないかしっかりとレベル測定。

当然ですがエラーフリー。

今回はアナログテレビをお使いなので、地デジチューナーも設置させていただきました。
マスプロ電工製 DT630


テレビに接続してチャンネル設定。

異常がない事を確認していただき、お引き渡しです。

さあ、いよいよアナログ終了です。
地デジ対策は、もちろん完了していますよね。
もう間に合いませんよ(^_^;)