夕方、事務所へ帰ると、「フロの照明器具が点かんけん見てもらえんやろか?」とお隣のお客様。
早速お伺いして、器具の点検・スイッチの点検・電圧測定などの結果、照明器具が悪いことが解かったので、この照明器具を外そうとしたのですが・・・
は、外れない・・・(-_-;)
留めてあるビスをすべて外しているのに、、、
どうも配線がピンピンに張っていて、切断しないと無理みたいなので、とりあえず天井裏へ潜り込むと・・・
あら~、「碍子引き」だったんですねぇ。。。
碍子引き配線は、陶器製のノップ碍子を使って梁や柱から浮かせて配線する方法で、現在ではその施工性や施工方法の難易度から、使われることは無くなってきました。(一部の古民家再生や、インテリアとして使われています)
で、こちらの照明器具も、写真の様にピンピンに張られた配線に、引っ張られる様に取り付けられていたため外れなかった訳です。
今回は碍子の手前で切断し、VAケーブルとジョイントし、余長を持って器具を取り付けました。
天井裏に入れたから良かったです。
入れなかったらどうなっていた事か。。。
松山市内には、まだまだこの様なお宅がたくさん存在します。
いざ震災が起こったらどうなるか・・・
防災士として、お客様には状況説明を行いますが、改修には金銭面で大きな負担になるので難しいところです。
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