2026年3月28日土曜日

フィルター自動掃除機能なんかいらないと思えるエアコン分解洗浄

いつもお世話になているお客様から、リビングのエアコンの分解洗浄をご依頼いただきました。

パナソニック CS-X567C2-W(2017年製)フィルター自動掃除機能付きタイプです。

「量販店が取付けた方法が気に入らない」という事で、8年前に一部手直しをさせていただいたものです。(基本的に他社施工品の手直しなどはお引き受けできません)

このエアコン、取外しも取付けもかなり苦労するのです...

配管穴の目の前には筋交いが横切っています。

外側から見るとこんな感じで、柱と筋交いに挟まれて室内側の穴は斜め上に見えます。
前回、ここは手直しのしようがありませんでしたので、今回も苦労して取外しました。

一般的なエアコンなら比較的楽に外せると思いますが、パナソニックのコレはこんなホースが余分に付いているのでホント厄介です。
パナソニックの自動掃除は、フィルターのホコリを内蔵されている小型の掃除機が吸い取り、このホースを経由して屋外へ放出されます。
このホースのせいで、穴が狭いところは取外しも取付けも苦労するのです。

取外した室内機をお預かりして持ち帰り、分解していきます。
内部は9年分の汚れが付着しています。
手前の方をお客様が掃除された形跡がありますが、どうしても奥までは難しいですよね。

ホコリが通るホースには何か詰まっている様です。
黒いカタツムリの様な部品が掃除機(排出ファン)です。

ホコリの通り道を外してみると、びっしりとホコリが詰まってしまっていました...

当然排出されなくなって、熱交換器にホコリが大量に付着してしまうという悪循環。
ほら。フィルター自動掃除機能なんかいらないですよね。
我々から見るとデメリットの塊でしかありません。
でも省エネ機種にはどうしても搭載されているのが悩ましいのです。

作業を進めます。
持ち帰った室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

今朝、再取付けにお伺いしました。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管を押し込みながら重たい室内機を掛けなければなりませんが、一人ではなかなか上手く行かず、お客様に外から引っ張っていただいてなんとか掛かりました...

筋交いと柱があってスリーブが入らないので、室内側の配管穴の隙間にもパテをしっかりと詰めておきます。
クロスにパテの油分が染み込まない様に、スリーブの切れ端を当ててパテ埋めをしています。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

真空引きしている間に気になる所を補修します。

8年前に阿部が巻いたテープなので、傷んでいれば補修します。
他社施工品でご希望の場合は、有償にてお引き受けいたします。

取付けが終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

きれいになったので、またしばらく使えますね。
取替えの際は、ぜひ三菱霧ヶ峰で(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2026年3月27日金曜日

一部テナントビルの事務所と共用部の照明をLED器具に取替え

アベ冷熱技研が長い間お世話になっている税理士事務所さんのご依頼で、照明器具をLEDタイプへ取替える工事に、昨日と本日の2日間掛けてお伺いしてきました。

【重要事項】現在、各メーカー共にLED照明器具の生産が注文数に対してまったく追いついていません。
昨年からこの状態は続いていて、発注を掛けても納期は出ません。
発注してからほぼ3ヶ月掛かると言われています。
酷いものは5ヶ月とか...
物資が足りないとかではなく、LED照明に大量の発注が掛かっているため、工場をフル稼働しても追い付かないという事です。
みなさんが、ギリギリ寸前まで取替えずに放置してきた結果です。
特に官公庁。税金使うから仕方ないと言われますけど、もうちょっと民間の事も考えて発注していただきたいものです。
この状況、しばらく続くそうですよ...

今回ご相談いただいたのは、昨年年末の12月。
テナント事務所として貸している部屋の照明が2台点灯しなくなったという事で、調査にお伺いしていました。
ランプを取替えてみたそうですが、点灯しなかったそうです。

1992年製ですから34年目ですか...
十分使いましたね。
「2台だけ変えるのもおかしいので、この部屋の9台をLEDに取替えてください」と、ご依頼いただきましたが、注文しても納期は出ません。
「ちょっと暗いですけど、まぁ3ヶ月くらいは我慢するんでお願いします。」という事で、LED化を進めることに。

帰り際、廊下や階段を通りながら話していると、非常灯が目につきました。

プルスイッチを引いてみると、点灯しません...

そりゃそうでしょう。
34年間、バッテリーの交換などはされていないそうです。
非常時に点灯しなくて何か起これば、建物所有者の責任になります。
「じゃぁ共用部も全部LEDにしましょう。」という事になりまして、合計25台の照明器具を取替える事になりました。

発注は昨年12月末に行いましたが、しばらく納期すら出ませんでした。
器具は3月初旬に入荷すると連絡があったのは、その一週間ほど前でした。
運が良かったのか、思っていたよりは早めに。
入荷したら取付けなければなりません。
予定がパンパンだったので、少し遅くなりましたが昨日から工事に取り掛かっていました。

一人で25台ですが、共用部は人がいないので気楽に進めていきます。

取替えると、スッキリ視界が広がった様に見えますね。

非常灯はバッテリーで点灯する事も確認。
通路や階段、給湯室やロッカー室、書庫などもすべて取替えていきます。

玄関ロビーが一番厄介です。

既存機はFL20Wx4灯用の大きな埋込器具が設置されています。

器具が大きいので、開口部も大きいのです...
新しい器具はコンパクトなので、この開口部をどうにかしないといけません。

切り欠かれているジプトーン(天井材)を剥がします。

新しいジプトーンを貼って、開口部をコンパクトに。
簡単に書いてますけど、もの凄い時間が掛かっています。
34年経過していますから、ジプトーンの柄も色味も違うのは仕方ありません。

器具ベースを吊り込みます。

LEDユニットを取付けて完了です。

玄関ロビーも明るくなりました。

ちなみに既存機の消費電力は86W。

新しい器具は33Wです。
1台当たり53W。2台なので106Wの消費電力削減になりますね。

さて、事務所の取替えに掛かります。
営業の方々が出払っている時間帯に、一気に取替えました。

スイッチをONにした瞬間、事務員さんが「わぁ!明るい!最近のオフィスみたい!」と、かなり喜ばれていました。

ちなみに既存機の消費電力は85W。

新しい器具は31.9W。
1台当たり53.1W。9台なので477.9Wもの消費電力削減になりますね。
明るくなって電気代が抑えられるって最高じゃないですか。

最後に、階段下スペースの奥が暗いのでどうにかして欲しいとのご要望にお応えして。

既存器具の配置を替えてランプを昼光色のLEDランプへ取替えて、奥の方にトラフ形のLED照明器具を増設しました。

奥まで明るくなって、とてもお喜びいただきました。

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事やLED照明取替えもお気軽にご相談ください。

2026年3月24日火曜日

28年目の三菱霧ヶ峰を撤去してリフォーム後に新しいエアコンへ取替工事

初めてのお客様からエアコン×3台の取替えをご依頼いただき、本日完了お引渡しさせていただきました。

三菱電機 MSZ-GV2225-W 霧ヶ峰スタンダードタイプ ×3台をお買い上げいただきました。

今回のご依頼は、中古住宅を購入されたところ古いエアコンが残っていたので、それを取外した後に内装リフォームを行ってから、新しいエアコンを取付けたいというご希望です。

という訳で、1月下旬に既存機の取外しにお伺いしていました。
既存機は三菱電機の霧ヶ峰。1998年製造の記載があるので28年目です。

室内機は2階、室外機は地上置きです。

上から見下ろすと電気温水器があって、その左側に置かれていました。

では取外しに掛かります。
配管化粧カバーを外すと、配管穴にパテ埋めがされていません...
28年間、ここが通気口の様になって、穴の奥はホコリで真っ黒になっていました。

化粧カバーもきちんと留められていなかったので、経年劣化で歪んでいました。
このカバーはお客様のご希望で流用します。

1台目撤去しました。

2台目と、、、

3台目は隠蔽配管です。

ついでに室内機2台、室外機1台のマルチエアコンです。

2台目撤去しました。

3台目も同じく。

隠蔽配管は流用しません。
新しいエアコンはマルチエアコンではなく、シングルのスタンダードタイプを取付けます。
エアコン専用コンセントと配管穴を開ける作業は、リフォームされる建築メーカーさんが行ってくれるそうです。
鉄骨造の建物なので、建築メーカーさんに穴を開けてもらえるのはありがたいですね。

という事で1月下旬に取外しを終えて、リフォームが終わるまでしばらく待ちの状況でしたが、リフォームも終わった様なので昨日から2日間の工程で取付けにお伺いさせていただきました。

和室だったお部屋が、きれいな洋室になっていました。

位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管は新しいものに取替えますが、化粧カバーは既存流用です。
少しカバーが歪んでいますが、裏側なので見た目は気にされないそうです。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

上から見ると分かりやすいですが、この位置にしました。
電気温水器が古いので、近い将来エコキュートへ取替える際に、ヒートポンプユニットを置く場所を確保するためです。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認して1台目完了です。

2台目はマルチエアコンだったところ。
左側に穴開けをお願いしていましたが、壁内の構造上、右にしか開けられなかったそうです。

新しい室内機の背面板を、配管穴に合わせて取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、ブラウン色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。
泥ハネ軽減のため、ブロックを敷いています。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認して2台目完了です。
ここで一日目が終了。
ハシゴ作業なのでどうしても時間が掛かりますね。

一夜明けて本日、3台目。
この部屋もマルチエアコンでしたが、左側の壁に付いていたところを、お客様のご希望で右側の壁に移してもらいました。
こりた側だとベランダに室外機が置けるのです。

新しい室内機の背面板を、配管穴に合わせて取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、ブラウン色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してすべての工事が完了です。

「きれいに取付けていただいて、ありがとうございました。またエコキュートの取替えの時は相談に乗ってください。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。