2026年9月21日月曜日

歯科クリニックで30台の照明器具をLED照明へ取替工事

初めてのお客様のご依頼で、歯科クリニックの照明LED化工事にお伺いしてきました。

最初にご相談いただいたのは4月下旬でした。
お電話では数台とお聞きして現地調査にお伺いしましたが、数十台あります...
一般的な逆富士形の器具から。

天井埋込形の器具。

ツイン蛍光灯のスクエアタイプの埋込器具。

処置室に至っては、スポットライトや壁面照明、斜め天井からワイヤーで吊り下げられた器具まで...
多種多様すぎて何とも統一性のない照明設計です。

この処置室の器具については難ありでした。
通常、天井面に直付けされる器具を、斜め天井からワイヤーで吊っています。
このデザインがお気に入りのご様子で、これに近いデザインの器具で現状より明るいものにしたいとのご希望です。

この器具、東芝製なのですが、ランプはツイン蛍光灯FHP105Wという超特殊なランプです。
これに近いデザインで、このランプより明るい器具はこの世に存在しません。
どうしたものかといろいろと考えましたが、デザイン優先となるとこの既存器具を加工するしかありません。
お客様にはデザイン性と明るさUPの両方を叶える事で、少しリスクがある事をご承知いただいての施工となります。

さて、春にご依頼いただいたものの、相変わらずLED照明は生産が全く追い付いていない状況が続いています。
注文を入れてもまったく納期が出ません。
それならいっその事、エアコンシーズンが落ち着いてからと言う事で、9月の連休に工事を行う段取りで進めていきましょうとなりました。

そして数ヶ月、この連休までにすべての器具が揃いましたので、予定通り本日お伺いしてきました。
できれば今日一日で完工させたいので、久しぶりにSくんに応援を頼みまして、Sくんの息子と3人での施工となります。

まずは難ありの器具加工から取り掛かりました。
これの進み具合によっては、今日一日で完工できないかも知れません。

まずは吊ってあった4台の器具を取外して分解。
内部にあったランプ、ソケット、安定器などを取り除いてベースだけにします。
ベースにトラフ形の器具ベースを取付けました。
これも簡単にはいきません。
既存のベースの方が小さくて、トラフのベースがはみ出します。
加工する事によって安全性が損なわれるのではいけません。
無理かも知れないと思いながらも、Sくんと一緒に微妙な位置決めをしながら、なんとか収まる様に加工しました。

器具を元通りに吊り下げて、LEDライトバーを取付けます。

あとはセードを取付けて点灯。
Hf蛍光灯32形高出力型3灯用器具相当の明るさなので、爽快な空間になりました。
悩みどころの器具だったので、肩の荷が降りた気分です。

他の部屋もどんどん取替えていきます。

点灯するたびにパァっと部屋が明るくなるので、気分爽快です。

駐車場の防雨・防湿器具もすべてLEDへ。

あと、待合室と受付スペースは、天井に間接照明が使われていました。

なにかぼんやりと暗いなぁと思ったら、数本ランプ切れでした。

既存器具は安定器別置の間接照明用の器具でしたが、スペースも十分あるので特殊器具は使わず通常手に入りやすいトラフ形器具を上向きに設置して並べました。

こんな感じで、明るくて気持ちの良い待合室になりました。

悩みどころが数カ所ありましたが、Sくんたちのおかげで順調に作業が進んで一日でお引渡しできました。

「わぁ、明るくなりましたね。処置室も手元が明るくなって良かったです。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事やLED照明取替えもお気軽にご相談ください。

2026年9月19日土曜日

修理などのメンテナンス性を考慮して2箇所穴開けのエアコン工事

3年前にアンテナ工事をさせていただいたお客様からエアコン新設のご依頼をいただき、本日取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2226-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

今回取付けるお部屋は、2階です。
専用コンセントはありますが、配管穴は開いていません。
右側が外壁側ですが、換気口があるため取付ける事はできません。
ベランダ側に室内機を取付ける事になりますが、室外機はベランダではなく1階地上置きをご希望です。
配管穴は右に開けて外壁側を立ち下げるのが最短ルートですが、右に出してしまうとハシゴの上で配管を接続する作業になります。
ここで問題があります。もしエアコンが故障した場合、保証期間内であればメーカーサービスが修理対応を行いますが、実はメーカーサービスは安全上の観点からハシゴ作業は行いません。
メーカーサービスに修理を頼むと、ハシゴではなく足場が必要になるのです。
もちろん足場費用はお客様負担になるので、無償修理であっても高額な足場費用が必要になってしまうのです。
これを回避するためには、室内側で配管接続を行うか、ベランダなどがあればそのスペースで作業できる様な配管経路で施工を行わなければなりません。
「故障しなければ必要ない」という考えもありますが、機械ですから故障しないという保証はどこにもありません。
今回のお客様も悩まれていましたが、「阿部さんにお任せします」と一任されましたので、最悪の場合を回避するルートで施工させていただきます。

位置決めをして、背面板を設置。

慎重に配管穴を開けていきます。
令和1年に建てられた建物なので、建材にアスベストは含まれていません。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

ベランダ側から外壁側へ、もう一箇所貫通します。
室外機をベランダに置ければいいんですが、狭いので放熱不良になりそうなのと、音の問題があるので地上置きをご希望です。

外壁側はこの位置に穴が開きました。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

ベランダ側横引きは、スリムダクトで化粧仕上げ。

外壁立ち下げ部分も、ホワイト色のスリムダクトで仕上げました。
アイボリー色でご提案させていただきましたが、お客様はホワイト色を選定されました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

西日が当たって暑かったお部屋も、これで涼しくお過ごしいただける様になりましたね。

「暑い中ありがとうございました。また何かあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2026年9月18日金曜日

室内機3階・室外機1階・一部隠蔽配管のエアコン取替工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製、お客様支給品です。

既存機も三菱霧ヶ峰。2007年製で19年目。
いろいろと不具合も出てきているので、取替えをご希望です。


室内機は3階。3階部分のみ隠蔽配管になっていて、1階室外機までは配管をスリムダクトに収めて外壁を立ち下げています。
今回取替えるのは、二段置台の下にある室外機です。
上段のスペースには、将来キッチンにエアコンを取付ける時のために先行配管があります。

では作業に掛かります。
雨が降りそうなので、先に室外機周りから。
ポンプダウン運転を行って、フロンガスを室外機内へ回収して撤去。

配管のフレアが気になったので見てみると...
よくこれでガス漏れしませんでしたね...
フレアの表面はパッキンの役割もあるので、鏡面仕上げでないと高圧時にガスが漏れ出してしまいます。

化粧テープを巻き直して、新しいフレアナットを取付けます。

雨が降り出しましたが、なんとか小雨の間に室外機に接続。
配管の長さが厳しい様なら溶接延長の段取りもしていましたが、なんとか延長せずギリギリで接続できました。
この上がベランダなので、先にシートを敷いておいて正解でした。
風が吹かなければ、こちらへ吹き込んで来ることはありません。

室内機側に掛かります。
外そうと思ったらビクともしないので、カバーを外して確認。

ああ...こんな事をしていたら外せる訳がありませんね。
壁から銅線で引っ張りを取って、ボディにビス留めしていました。
室内機下部の引っ掛けの爪が折れていたので、苦肉の策だった様です。
ドレンもパテで留めていましたが、水漏れでもしたんでしょうか。

既存機を撤去しました。

位置決めをして、背面板を設置。
既存配管に新しいフレアナットを取付けます。
ここも配管の長さが足りないなら延長の必要がありましたが、壁内で余長を取ってくれていたので、延長の必要はありませんでした。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管穴は気密性確保のため、しっかりとパテを詰めておきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

配管距離が10mを超えるため、メーカー計算式で算出した量のフロンガスを追加充填します。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

「新しいのはよく効きそうですね。また他の部屋も古いのがあるので、取替えをお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2026年9月17日木曜日

簡単そうで手間取ったEVコンセント増設工事

いつも社用車のメンテナンスでお世話になっている自動車ディーラーさんのご紹介で、電気自動車用のEVコンセント増設工事にお伺いしてきました。

建物はツーバイフォーの様です。
駐車場の幅が狭いので、EVコンセントは奥の方に設置してほしいとのご希望です。

分電盤は駐車場横にある洗面所に設置されています。

隣に浴室があるので、点検口から天井裏を見てみます。

駐車場横なので簡単な工事で行けると思ってましたが、分電盤の方を見ると洗面所の天井下地と梁の間が狭い上に断熱材がびっしり敷かれているので、先が見えません...

とりあえず分電盤から呼び線を天井裏へ入れてみます。

何度か入れ直ししながらも、なんとか引き寄せる事ができました。

外壁側へ穴を開けてPF管を通し、ケーブルを保護します。

駐車場側は塩ビ管を使って露出配線。

配線作業が終わるとブレーカーを空きスペースへ増設。
200V30A 感度電流15mAの高感度・高速形漏電遮断器を取付けてON。

コンセントのところで電圧を確認して工事完了です。

新しいお車は今月中に納車予定との事。楽しみですね(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。