2025年3月30日日曜日

【お知らせ】引き続き4月の工事受付を終了します(5月のご予約は承ります)

いつもたくさんのご依頼をいただきまして、心より感謝申し上げます。
おかげさまで4月の予定がほぼ埋まりましたので、ここで4月中の工事受付を終了させていただきます。

実は本日休日中に、自宅で腰を痛めてしまいました...
引越しシーズン真っ只中という最中にまともに歩けない状態になってしまいまして、エアコンを運ぶなど到底できないポンコツな体になってしまいまして、明日からの工事予定を延期させていただくご連絡をさせていただきました。
長くお待ちいただいているお客様には、申し訳ない気持ちです。
延期させていただいた工事を日程に落とし込むと、4月は新築住宅のエアコン新設や移設そして洗浄、マンションのリフォーム工事など、ほぼ延期できない工事で予定が埋まっています。
早く腰を治して、元気にお伺いできるよう養生いたします。

今のところ5月は空いていますので、ご予約はお受けしております。
お見積りに関しましては、なかなか現地調査にお伺いすることが難しい状況ですので、図面や写真をメールで送っていただけましたら、概算のお見積りができますのでご相談いただければと思います。

ちなみに5月、6月となると、エアコン分解洗浄のご依頼が殺到する時期でもあります。
ご検討されている方は、お早めにご相談ください。
なお、分解洗浄は当社施工のエアコンのみの受付とさせていただいておりますので、ご了承ください。

誠に申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

2025年3月28日金曜日

ガスから火を使わない電気へIH&エコキュートのオール電化工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、2週間前から取り掛かっていたオール電化工事が完了しました。

三菱電機 SRT-N376-2 給湯専用エコキュート370Lタイプと、CS-T321VWSR ワイドタイプIHクッキングヒーターをお買い上げいただきました。

実は昨年の早い時期に取替えのご相談をいただいていました。
阿部がどうにも忙しすぎて時間が取れないので、お急ぎなら他の業者さんを紹介しますよとお伝えしたのですが、「阿部くんにお願いしたいのよ。他の業者さんじゃダメなの。阿部くんの時間の取れる時まで待つからお願いしますね。」と言われまして...
本当はもう少し先延ばしにさせていただこうかと思っていまいたが、材料の値段も上がるし、四国電力が年度末までのキャンペーンやってるし、エアコン工事が忙しくなる前にやってしまおうという事で。
かなり時間的にタイトな中、四国電力へ電力申請の手続きを行って、約2週間前から工事に掛かりました。

既存のガス給湯器です。
左にいいコンクリートの基礎があるじゃないかと思うかも知れませんが、浄化槽なので置けません。

エコキュートは大きなタンクユニットがあるため、できれば窓のないところに置くのがベストです。
という事で、奥に見えるボンベの位置が最適ですね。

はぃ。ボンベがあるので作業ができません。
お客様は「2週間くらい風呂に入れなくても、いつも温泉行ってるんでいいよ。調理もカセットコンロがあるし、どうしても必要なら隣の親戚に頼るから大丈夫。」という事で、ガス屋さんにボンベを撤去していただきました。

給湯器の位置が変わると言う事は、配管の経路も変えなければなりません。
地中の配管の状況を調べるため、一帯を掘り起こします。
ちなみに井戸用ポンプがありますが、これは散水用に使われているもので、宅内配管や給湯器には接続されていません。

ガス給湯器の足元から分岐して壁面を露出配管するのが手っ取り早いですが、配管経路が長くなってしまうとお湯が出るまでに時間が掛かるのと、水圧が減少してしまうのでやりたくありません。
しかもこのバルブ、土に埋もれてしまっていたため、固着して閉める事ができませんでした...

タンクユニットを置くところの近くで配管を分岐していきます。

給湯管は宅内へ入る手前でサイズ13に落とされていました。

止水バルブはタンクユニットの近くへ配置。

配管が終わると、タンクユニットを置くためのコンクリート基礎を造ります。

写真2枚でサクッと書いてますけど、現場でセメント+砂+砂利をこねてコンクリートを作るのは、かなりの重労働です。
左官さんに頼めば?って思うでしょうけど、このくらいの小さな仕事で左官さん呼びつけるのは気が引けます。

コンクリートが固まるまで数日掛かるので、電源工事を進めていきます。
分電盤の主幹容量は75Aなので、幹線ケーブル引き替えなどの大掛かりな工事は必要ありません。

ただしブレーカーの製造年が古いため、この際に取替えをご提案させていただきました。

ユニットバスの点検口から、天井裏へアクセスします。

エコキュートとIHクッキングヒーター用のケーブルを通していきます。

壁内はケーブルが通らないため、一旦外部へ取り出して塩ビ管で立ち下げました。

分電盤の取替えのため撤去。
先ほどのケーブルを通しておきます。

新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。

パナソニックのコンパクトブレーカー搭載分電盤に変わりました。

ガスコンロをIHに取替えます。
ガス屋さんが、ガス管だけ外してコンロは置いて帰られたそうです。

阿部が外すつもりだったんですけど、お客様が「お掃除したかったから、自分で外しちゃった。」と...
なんか、すみません。キレイにしていただいて、ありがたいです。

ケーブルを引き込んで200V30A専用コンセントを取付けました。

あとは、新しいIHクッキングヒーターを設置して完了。
「広くていいわね。使いこなせるかしら。」とワクワクされていました。

エコキュートの作業に戻ります。
リモコン線は、ガス給湯器があったところから、塩ビ管を使って延長してタンクユニットの方へ。

そして本日、エコキュートを据え付けていきます。
位置決めをして、アンカーボルトを打ち込みます。

まずはタンクユニットを設置します。
言っておきますけど、こんなもの一人では運べませんから。
仕入先の営業マンに手伝ってもらって設置しています。
なので、お客様支給品の場合はお断りさせていただきます。

アンカーはいつもの様に、HILTIのウエッジアンカーを使用します。
このアンカーは叩き込んだ後に、ナットを締めて引っ張る事で強度が増します。
引っ張れば引っ張るほど、コンクリートへ食い込む仕組みのため信頼性は抜群です。
溶融亜鉛めっき仕上げなので、腐食にも強いアンカーです。

配管類をタンクユニットへ接続していきます。

ヒートポンプユニットも設置して、配管類を接続します。

ガス管が残っているので、配管の取り回しに苦労しました。

こんな感じで完成です。

リモコンを新しいものに取替えて電源投入。
初期設定を行い、使い方をご説明。

給湯専用機なので、蛇口からお湯が出るのを確認して完了です。

あと、階段に設置されていた停電時に自動点灯する保安灯のバッテリーが寿命の様なので、、

新しいタイプの保安灯に取替えました。

このタイプはバッテリー式じゃなくて乾電池式なので、お客様でも電池交換が可能です。

「いやぁ良かった。阿部くんに頼んで良かった。きれいにしてもらってありがとう。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ。

2025年3月26日水曜日

新築住宅で中古のエアコン×2台取付工事

本日は、初めてのお客様のご依頼で、エアコン取付工事にお伺いしてきました。

エアコン機器は、お引越される際に取外して来られたものです。

2台とも2階のお部屋へ取付けます。
まず1台目から。

エアコンはこの様な状態でした。

使われていた配管部材はなく、室内機や室外機と配管を繋ぐフレアナットがなくなっています。
2台ともこの状態で、ナットがありませんでした。
持ち合わせがないか車内を探してみると、なんとか2台分あったので作業を続けます。

位置決めをして、背面板を設置。

配管穴を開けていきます。(新築なのでアスベスト対策の必要はありません)

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、ブラック色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認して1台目完了。

2台目に取り掛かります。

こちらは左側面に配管穴を開けていきます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

穴に合わせて背面板を取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

こちらもブラック色のスリムダクトで。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

「きれいにしていただいて、ありがとうございました。Googleのクチコミ見てお願いしようと思ったんです。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。