2026年1月31日土曜日

2階室外機壁面置きエアコン取替工事

本日は幼馴染からの依頼で、一日掛けてエアコン取替工事を行っていました。

既存機は三菱重工製。2006年製造なのでほぼ20年。
一応動く様ですが、夏場まったく冷えなかったそうです。

室外機は地上3.3mの高さに壁面置きにされています。

当時のビーバーエアコンは、室外機が大きくて重かった記憶が蘇ります。

わぁ...39kgもありますよ...担いでは降ろせませんね。

配管は凄い経路を辿っています。

フリーダクト(ジャバラ)が付いていた様ですが、経年劣化で無くなっていますね。

既存機を撤去します。フロンガスはまったく残っていませんでした...

穴の位置が高いため廻り縁に干渉するので、スライド金具を使って少し壁面から浮かしていました。

配管穴にはスリーブが入っていません。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

既存室外機は電動リフトで降ろします。
さすがに39kgは担げません。担げたとしても狭いので下までは降りれませんし。
狭いのでリフトを設置するのもギリギリです。

既存の配管化粧カバーも撤去しました。
新しいものに取替えます。既存壁面置台と塩ビ管のドレンは流用します。

新しい室内機を取付けていきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

アイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

雨水管が無ければ...と思いますが仕方ありません。
フリーダクトはあまり使いたくないのですが...
穴の位置を変えて開け直すとかやり方はいろいろありますが、できるだけ費用を抑えるために既存ルートと同じ方法で。

既存14畳用から8畳用のエアコンに容量ダウンしたので、室外機は方に担いで架台に乗せました。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

コンセント電圧が200Vだったので、、、

100Vへ切り替え交換。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

室外機周りが狭くてハシゴの昇り降りに手間取ったのと、既存機を降ろすのに時間を消耗したので、みっちり丸一日掛かりました...
実は昼休憩前に車のタイヤがパンクしていたので、スペアタイヤに交換するのにも時間を費やしています...

「大変やったね、狭いところでごめんよ。またお願いします。」と、お土産までいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。


2026年1月29日木曜日

古い納屋解体に伴う電力メーターと引込点の変更電気工事

いつもお世話になっているお客様が高齢のため農業を縮小されるそうで、「古い納屋を解体したいんで電気のメーターの位置を変えてもらえんやろか」というご依頼をいただき、本日工事にお伺いしてきました。

手前が今回解体する予定の納屋です。
比較的新しい奥の倉庫に、電気設備をまとめたいとの事です。

電力量計は古い納屋の入口に設置されていました。
単相2線式100Vで、ブレーカーは漏電遮断器ではなく配線遮断器のみ。
右側には制御系の箱があります。

建物裏には大きなビニールハウスが3棟建っていて、その中の暖房機を制御するための制御機器が入っていました。
ハウスは現在解体中で、このシステムは使われていません。

電力量計は納屋の対面にある倉庫の入口付近に移動させます。

とは言え、電柱からの引込点も変える必要があります。
今回の場合は引込点は納屋ですが、倉庫のところで経由しています。
これは引込線を張り替えなくて済むので、お客様の負担はかなり減りますね。

さて、電力量計と引込点を触るので、四国電力へ電力申請を行わなければなりません。
古い設備なので最初の頃の図面は無いそうです。
倉庫の方の電気設備は、、、お客様が無資格で施工されたそうで(小声)

図面を作成して四国電力へ変更申請。

申請が通ったので、本日工事にお伺いしてきました。
倉庫の方の第一支持点のところから、一次側ケーブルを降ろすための塩ビ電線管を取付けていきます。
古いスレート屋根は簡単に割れて踏み抜いてしまうため、足場板を敷いて作業に当たります。

軒屋根を交わして配管を降ろし、配管内にケーブルを通します。

倉庫内の設備はお客様の作品です(小声)
このまま流用するのは危なっかしいので、ついでに改修します。

コンパネを使ってベースにします。

「できるだけ安く」とのご希望ですので、納屋で使っていた制御用のボックスを流用して、ブレーカーを収めます。

流用なのでビス穴がいっぱい空いていますが気にしません。
土埃が凄かったので、洗ってはおきましたが。
主幹ブレーカーは30Aの漏電遮断器を設置。
分岐ブレーカーは既存流用で20Aの配線遮断器を設置。
40wx2灯用の蛍光灯1台とコンセント1箇所なので十分です。

棚に転がしてあったスイッチとコンセントは、新しいものに替えてコンパネに取付けました。

ケーブルの接続が完了すると、絶縁抵抗計を使ってケーブルに異常がないことを確認。

電力量計の移設に掛かります。
納屋に付いていた電力量計を外します。

土埃まみれだったメーターを拭き上げて、倉庫側へ設置。
ケーブルを接続して、トルクドライバーを使って規定トルクで締め上げます。

また屋根上に上がって、倉庫から納屋に引いている引込線をカットして、電力量計まで引いたケーブルと引込線を仮接続します。
アベ冷熱技研は四国電力の計器認定店ですが引込認定店ではないため、この接続は仮接続になります。(引込認定店になるためには、3名以上の認定作業者が必要)
後日、引込認定店が正式に接続して、責任分界点の位置が決まります。

納屋側の引込線を切断したため、倉庫側の引込点に引っ張り荷重が掛かるので、支線を取っておきました。

こんな感じで完了です。
冷たい風がずっと吹いていて、涙と鼻水が止め処なくでした...

電力量計がきちんと動作している事を確認して、工事完了です。

「ありゃぁ、これやったら安心やわぃ。阿部さんにお願いして良かった。またお願いしますけんな。」と、大変お喜びいただきました(^^)


アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2026年1月25日日曜日

令和7年度技能検定(冷凍空気調和機器施工)の検定補佐員としてお手伝い

今年も、松山共同高等職業訓練校にて、「令和7年度冷凍空気調和機器施工技能検定」の実技検定が開催され、そのお手伝いに参加してきました。
気がかりだった雪の影響もなく予定通り開催できました。
阿部は今年も「技能検定補佐員」を委嘱されまして、試験会場設営から試験当日、検定員さんたちの補佐として受験されるみなさんを見守りました。

本日受験されたみなさん、お疲れ様でした。
本領発揮できましたでしょうか?
笑顔で終えた方。呆然と落胆された方。いろんな人生が見えました。
笑顔になれなかった方は、また来年。諦めずに挑戦してくださいね。
国家試験は何度でも挑戦できます。
回り道をした人ほど知識と経験が増えて、これからの人生の糧になるのです。
試験はタイムトライアルではありません。焦って急ぐと必ず失敗します。
日頃のエアコン工事で、時間に追われて自分のペース以上でやると上手くいかないのと同じです。
必ず最後に確認。すべてを疑って最後に確認は、日頃の工事でも同じです。
今日の実技試験を通過されたみなさんには、後日学科試験が待ち受けています。
これも焦らず、時間を目いっぱい使って頑張ってくださいね。

今日受験された方から県知事表彰を受ける人が出たら、阿部はとても嬉しいです
合格作品は各等級の中から仕上がりの良さと基準適合率を見て、数名ずつの優秀な作品を選定して、後日行われる筆記試験の成績を加味して、優秀者表彰を行います。
成績優秀者には、晴れの舞台で表彰状と盾の授与式が行われるのです。

資格取得はその人のレベルアップだけでなく、気持ちの上での責任感と一層の向上心を持つことができます。
特にこの技能士制度は、自身の腕試しの様な感覚で受験ができますしね。


阿部は、機器に精通した優秀な技能士さんがたくさん増える事を願っています。
エアコン工事は冷凍空気調和機器施工技能士へ!

これからもこの業界の発展と、優秀な技術者育成のお手伝いができる様、頑張ってまいります(^^)

2026年1月24日土曜日

50年もの?の分電盤取替工事

以前、エアコン取替工事をご依頼いただいたお客様から分電盤の取替えをご依頼いただき、本日お伺いしてきました。

既存の分電盤は河村電器産業製でした。
上の分岐ブレーカーは、1階と2階のエアコン専用です。

製造年の記載がありませんが、建物が50年くらいとの事なので分電盤も同じく...
よく持っているなぁと思うかも知れませんが、ブレーカーは故障していても見た目では判りません。
ハンドルをOFFにすると二度とONにできない事もあるので、古いブレーカーを触る時には覚悟が必要です。
もしもの時に遮断してくれない事もあります。
そんな不安を抱えたまま生活するのは耐えられませんよね。

では作業に掛かりますので、しばらく停電作業となります。
既存の分電盤を撤去。

新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。

作業が完了すると、カバーを取付けて完成です。

扉を閉じて、お引渡しです。

これで安心して電気お使いいただける様になりましたね。

近年、分電盤詐欺が増えている様です。
知らない業者を宅内に入れて点検させるのは大変危険です。

独立行政法人国民生活センター:「分電盤の点検に行きます」の電話から始まる勧誘に注意

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。