2021年6月15日火曜日

24年お使いの東芝エアコンを三菱霧ヶ峰へ取替工事

午後から、いつもコメントいただくFB友さんのご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2820-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機は東芝製です。
1997年製の記載がありますから、24年目ですか...
調子が悪いとの事で、取替えをご希望です。
こちらのお宅は借家で、もともと付いていたエアコンだそうです。

室外機はどこにあるんだろう???

うわぁ... 屋根置きですかぁ... しかもこの配管経路は...
「別に同じ場所に置かなくていいですよ。地上に置いてもらっていいです。阿部さんのやりよい様にしてもらったのでかまいません。」と、やさしいお言葉に甘えさせていただきます(u_u*)

とは言っても、こいつは撤去しなければなりません...
配管の断熱被覆は紫外線で消滅。
銅管が裸の状態です。

24年目ですから、底も錆びてボロボロです。

室外機を降ろすのは後回しにして、配管と室内機を撤去。

配管穴には、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は化粧テープ巻き仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

さて、真空引きをしている間に、古い室外機を降ろします。
35kgありますからね...
ベランダの柵を越える体力はありません(u_u*)

ロープで降ろそうかと思いましたが、引っ張られて落ちそうだったので、右手一本で室外機を握って、左手は脚立を握って、じわじわと降りました。
ロープが手に食い込んで、途中で落とそうかと思ったくらいでしたが、なんとか...

屋根上はスッキリしましたね。

真空引きを終えて、室外機周りはこんな感じで完成です。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
「お忙しいのに、ありがとうございました。いつもFBの投稿見てるんで、無理しないように頑張ってくださいね。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただき、おみやげをたくさんいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2021年6月14日月曜日

鉄骨造ALC外壁の住宅2階子供部屋へエアコン新設工事

いつもお世話になっているお客様から、2階子供部屋へエアコン新設工事をご依頼いただきました。

三菱電機 MSZ-GV2220-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

取付けるお部屋は2階。
専用コンセントはありますが、配管穴はありません。

建物は鉄骨造で、外壁はALC。
大手ハウスメーカーの作品です。

まずはコンセントをはぐって、穴を開ける周辺に鉄骨やブレースが無いか、壁内を確かめます。

配管穴を慎重に開けていきます。

ALC壁は好きじゃありません。できれば配管穴は開けておいて欲しいです。
50mmピッチで鉄筋が奥と手前に2本づつ入っているので、穴を開けるのにかなりの労力を伴います。
配管穴が65Φですから、どんなにしても絶対当たる構造になっています。

根気よく、30分掛かって貫通です...(´;ω;`)

配管穴には、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

さて、外壁にスリムダクトを取付けようと思ったら、ダクト本体は積んでいるのに、継手などの部材をまるごと忘れているのが発覚...(ー_ー;)
取りに帰るには片道40分は痛い...
ちょうど親父が事務所に居たので、部材を持って来てもらう事に。

親父が到着するまで、できるところを進めていきます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

ごぞごぞやっていると親父が到着(*´ω`*)
スリムダクトを取付けて、化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
お客様が13時にお仕事に出られると言うことで、かなり焦り気味にやって何とか12時半頃に完了できました。

「いつもキレイにしてもらって、ありがとうございます。今度はリビングのエアコンが少し臭うので、またご相談させてくださいね。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2021年6月11日金曜日

10年使用、全然冷えないエアコンを取外し分解洗浄で完全復活

梅雨なのに晴れの日が多く、暑い日が続きますねぇ(´・ω・`)
エアコンを使われる方が増えてきた様で、修理のご依頼やエアコン洗浄のご依頼をいただきますが、6月11日現在すべての工事の受付を中止していますので、申し訳ございません。

そんな中でも、当社施工品や当社ご購入品の修理のご依頼は、工事の合間を縫ってお伺いさせていただいています。
本日も、そんなお客様のエアコン分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-AXV361-W(2011年製) スタンダードタイプです。

「エアコン洗浄も受付してないんじゃないの?」って言われると思いますが、記事を読んでいただければ、これが修理扱いだと言うのがお解りいただけると思います(^_^;)

「阿部さん、今の時期ってお忙しいんでしょ。前に阿部さんに取付けてもらったエアコンが効かなくなったんですけど、もう取替え時期ですかね?」とご相談いただき、近くに寄った際に点検にお伺いしていました。

運転すると、ほとんど風が出ていません...
キッチンが近いため、外装は油が付いています。
フィルターは定期的にお掃除されている様で、奥の熱交換器もホコリが詰まっている様子はありません。

2011年製ですから、10年ですか...
でも霧ヶ峰ですからね。
まだもうちょっと頑張れるハズですけど...

と、思いながら、吹出口の奥を覗いて見ると・・・えっ?( ゚д゚)
久々に美味しそうなのきました(^_^;)
これでは風が出なくても不思議ではありませんね。

室外機の裏も凄いことになっていました...
これでは熱交換ができないので、冷える訳もありません。

「もう買い替えですかね?」とお客様。
いやいや、洗えばまだまだ使えます。
予定が詰まっているんで、すぐには洗えないですけどお預かりして帰りますね。
と、とりあえずお預かりしていました。

みっちり工事予定が詰まっている中、少し早く帰れた日に一気に分解。
いやぁ、改めて見ると凄いですねぇ(^_^;)

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。
本日も他の予定が入っていたので、そちらが終わってから取付けに。
まずはこの室外機の毛布をはぎます...(^_^;)
人間で言うと、マスクを5枚重ねにした様な感じです。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
冷たい風が大量に出てくる様になりました。
吹出口の前でも深呼吸ができますよ(*´艸`*)

「お忙しいのに、早めにやっていただいてありがとうございます。次買い替える時も、かならず阿部さんにお願いしますからね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2021年6月10日木曜日

量販店の施工に不安を感じての新築エアコン工事のご依頼

初めてのお客様のご依頼で、新築住宅へエアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱霧ヶ峰×2台、家電量販店ご購入でお客様支給品です。

先月、現地調査にお伺いさせていただいていました。
量販店にも現地調査をしてもらっっていたそうですが、どうにも不安が消えなかったらしく、アベ冷熱技研へご相談いただきました。
今回の様なご依頼、これまでにも結構ありましたが、中にはいい下請け業者さんもいらっしゃいますからね(^_^;)
でも繁忙期に入ると、専属でない業者さんも増えますからどうしてもアタリハズレはあります。
阿部も人のこと言えないかも知れませんけど(*´艸`*)

では工事に掛かります。
まずはリビングから。
位置決めをして背面板を設置します。

慎重に配管穴を開けていきます。

貫通しました。
ここに筋交いがあるのは図面で確認済みです。
穴の位置が少し高くても、少し左に寄っても筋交いに当たってしまう、微妙な位置です。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
これですね、入れないのが当たり前とか言う業者さんが存在する様で、ちょっと理由をじっくり聞いてみたいものです。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管はアイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機の位置、立ち下がったところに置いてもいいと言うお話でしたけど、コンセントがあるのでこの位置をご提案させていただいての設置です。
外壁部と基礎部の微妙な段差解消に、フリーダクトを使うしか手立てがなかったのが心残りです。

リビング側が完成。
試運転を行い、異常がないことを確認。

2台目の和室に掛かります。
位置決めをして、背面板を設置。

こちらは外壁側の都合で、左側へ配管穴を開けます。

左側に筋交いはありませんが、柱があります。
これも寸法を測って、位置を確認してから開けています。

こちらも、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

ホントここ数日、天気が良くて暑い日が続きます。
空調服なくしては、作業が捗りませんね。

こちらは駐車場なので、室外機は裏の方へ置きます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
実は、お客様にご了承いただいて、途中で2時間半ほど会議のために現場を離れていました。
そのため、朝から始めて夕方まで掛かってしまいました。
初めてにも関わらず、阿部のわがまま聞いていただいてありがとうございました。

「お忙しい中、キレイに取付けていただいてありがとうございました。暑かったんで大変だったでしょう。また何かありましたら、お願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。