2017年9月1日金曜日

リビングの天カセ2方向吹出しエアコンがガス漏れのため取替工事

ネット検索でアベ冷熱技研を見付けていただいたお客様からのご依頼で、天カセ2方向吹出しのハウジングエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 MLZ-W5617AS 18畳用タイプをお買い上げいただきました。


既存機も三菱電機製。

パネルの色が...(^_^;) ちょうど10年前の2007年製です。

配管は天井裏から壁内を隠蔽して、建物裏へ室外機が設置されています。

今年になってエアコンの効きが悪くなったので、メーカーサービスに点検してもらったところ、「どうも、機器内からガス漏れしているみたい」と言われたそうです。
「みたい」?漏れ箇所を特定する作業は別途費用が掛かると言われたので、場所の特定はされていないそうです。

室内機の熱交換器を覗いて見ると、オイルのにじみがあったので、熱交換器から漏れていた様です。


では作業に掛かります。
こちらのリビング、結構高天井なのと室内機重量が18kgあるので、無理せず電動昇降機くんに降ろしてもらいます(*^^*)

実は電動昇降機くんの方が、格段に重いんですけどね...

撤去しました。

新しく設置するエアコンは、2017年の最新モデルですけど、見た目・開口寸法・吊りボルトピッチ、すべて既存機と一緒なので、吊りボルト類はそのまま流用です。
これ、メーカーが変わるとまったく寸法が違うので、工事費もUPしますし、かなりの時間が必要になりますね。

配管類は既存のものを流用します。
フレアナットを新しいものに取替え、フレアの再加工を行います。


新しくなり1kg重量が増えて19kgの室内機も、電動昇降機くんが持ち上げてくれました(^^)
室内機をしっかりと留めて、配管類を接続していきます。


配管接続が完了すると、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


真空引き作業をしている間に、パネルを取付けておきます。


作業が完了すると試運転を行なって、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「あぁ涼しい。わぁパネルが白い。また今晩から快適です。ありがとうございます。」と、とてもお喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2017年8月31日木曜日

分譲マンションで三菱システムマルチエアコン取替工事

この夏、このタイトルで記事書くの5件目となります(^_^;)
いつもの分譲マンションで、システムマルチエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

【三菱電機製システムマルチエアコン】
MXZ-6817AS 室外機×1台・MLZ-GX4017AS-IN 天カセ室内機・MLZ-GX2817AS-IN 天カセ室内機・MSZ-2217GXAS-IN 壁掛け室内機・MAC-R01PW 化粧パネルホワイト×2個

もうこのマンション、どのお宅も同じシステムです。
通算12件目。すべて口コミでのご依頼で、とても嬉しいかぎりです(^^)

既存機は三菱重工製のマルチエアコン。

1995年製で、22年経過。
実は先月、こちらのお客様の娘さんのお宅を施工させていただきました。
その時に、「うちのはまだ動いてるんで、秋頃、阿部さんが暇になった頃に取替えしてください。」とお声掛けいただいていたのですが...
秋を待たず、故障してしまいました(T_T)

予定が目一杯なのと、いつも応援を頼んでいるS君が今日しか空いていなかったので、本日お伺いしてきました。

以前にも書きましたが、既存機の室内機~室外機の信号線は、屋内用警報用ケーブル0.9mm×2芯。

新しいエアコンは、VVF2.0×3芯でなければいけません。
今はどのメーカーもこの方式です。

なので、各部屋室内機3箇所から、ベランダの室外機まで、ケーブルを通さないといけません。
このエアコン取替工事で一番大変なのが、このケーブル通線作業です。
「既存の信号線に縛って、抜き替えたらいいんじゃないの?」って思うでしょうけど、そんなに甘くはありませんよ。
冷媒配管にしっかりテープ巻きされているので、まったく抜き差しなりません(^_^;)

換気扇のダクトやら、冷媒配管・ドレン管・ケーブルなどがひしめく天井裏で、微妙な隙間を縫ってケーブルを通していきます。


アベ冷熱技研は、基本的に天井開口して点検口を付けたりしません。
美観を損ねる上、別途作業費用がお客様の負担になるからです。
他の業者さんんも出入りしている様ですが、そちらの業者さんは点検口追加で数万円の追加料金が掛かるそうです。

「点検口無しで、マンションの天井裏をケーブル通せるの?」ってよく聞かれますが、このマンションの場合はそれが可能です。
廊下のダウンライトを外せば、それが点検口代わりになるし、既存の天カセ室内機を外せば、大きな点検口になるし、やる気があればできない事はありませんね。やる気があれば・ω・


新しい室内機を吊り込むまでが、いろんな作業があって時間が掛かりますが、S君の仕事が早いので追われる様に作業が進んでいきます。


室外機への配管接続がすべて完了すると、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行なって、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「わぁ涼しくなった。音も静かで気持ちいいですね。エアコン壊れてから暑い日が続いたでしょ。もうね、お昼過ぎから辛かったわぁ...これで今日から楽になります。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(*^^*) すみません、暑い中大変お待たせいたしました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2017年8月29日火曜日

既存のエアコンが能力不足で1階へ避難していた2階事務所へエアコン増設工事

いつもお世話になっているイベント企画運営会社のMさんからのご依頼で、2階事務所へエアコン増設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV5617S-W 霧ヶ峰 5.6kw200V 18畳用タイプ汎用機をお買い上げいただきました。


はぃ、この2階事務所、エアコンが付いています。

阿部のアレなダイキンですけど...(^_^;)
このエアコンの能力、3.6kw。大体12畳用程度の能力です。

事務所の広さは、18畳くらい。

完璧な能力不足の上、この建物、壁内に断熱材が入っていません...
毎年、真夏の時期は、みなさんで1階に避難されているそうです(^_^;)

この建物はテナントで借りていて、この既存機は大家さんが設置してくれたそうです。
今年はもう耐えられないという事で、今回のご依頼となりました<(_ _)>
機種選定では、もう少し能力の大きな方がいいかなと思いましたが、GVタイプの最大能力が5.6kwなのと、既存機が3.6kwあるので計算上は十分かなと。
まぁ断熱材が入っていないのが、どのくらいの負荷があるのかが少し不安ですけど(^_^;)

設置場所は、既存機の対面側へ。

こちら側で事務作業されているのと、この壁側が西側で、夕方はもの凄い暑いとの事でこちらへ。
ただし、こちら側は建物の正面になるので、右側面へ配管を横引きして出す事にします。

まずは配管穴開け。


ね、まったく断熱材が入ってないでしょ(^_^;)
穴から熱風が入り込んできます...


気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入。


少し勾配を付けて、ダクトを横引き。
位置決めをして、背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管は、スリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
西日が強くて、写真も白飛びしてしまいます...


真空引きしている間に、200V専用コンセントを増設します。
点検口を使って、天井裏からケーブルを通していきます。


もの凄い暑いの覚悟してたんですけど、思ったより隙間がいっぱいで...(^_^;)
でもまぁ、暑いんですけどね...


分電盤は1階なので、階段スイッチのところを点検口代わりにして、ケーブルを降ろしていきます。
意地でも隠蔽配線(^^)


1階の分電盤まで通りました。
ブレーカーに空きがあるので、200Vへ切り替えて接続。


室内機脇にコンセントを取付けて、電圧確認。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「うわぁ、涼しい!涼しくなってる!これで明日から2階で仕事ができる!」と、みなさんでとてもお喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
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2017年8月27日日曜日

ムーブアイ搭載フィルター自動掃除機能付きエアコンへ取替工事

以前から、オール電化やエアコン工事のご依頼をいただいているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 霧ヶ峰 フィルター自動掃除機能付きエアコン お客様支給品です。

「阿部さんがいつも三菱がいいって言われてるんで、今回は三菱にしました。」
正解です!ありがとうございます(*^^*) ※三菱からは何ももらってません(^_^;)

既存機は東芝製。


なかなか、ポリシーの欠片もない施工ですね(^_^;)
この時も急な故障で量販店に頼まれたそうですが、よっぽど急いでいたんでしょうね。


外周りはこんな感じでした。

駐車場から玄関へアクセスする、スロープ通路に室外機が置かれています。

化粧カバーは流用のご希望です。
上のビス、ちゃんと締まってませんね...

ダクトに塗装が乗ってるので、気をつけて外さないと割れてしまいます。

既存機を撤去しました。配管穴に貫通スリーブが入ってないのは想定内です(p_-)


室内機を留めていたビスのほとんどが空回りしてましたが、こんなもので留めてたんですね。

これ、石膏ボード用じゃなくて、コンクリート用ですけど...
よく今まで落ちませんでしたね、室内機・ω・

では、取付けに掛かります。
気密性確保と小動物侵入防止のため、配管穴に貫通スリーブを挿入します。


位置決めをして背面板を取付けます。

カーテンレールが微妙なのと、この壁内、場所によって鉄骨が入っているところもあり、ビス留めできる箇所を探すのに一苦労。
MDダクトと背面板を取付けるのに、1時間近く掛かっています。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


右側は目一杯寄せて・・・


左はカーテンレールきわきわ...というか、サイドキャップはハメれません。
これは下見の時点でご説明させていただいて、取外す方法でご了承いただいています。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

朝一は涼しかったんですけど、さすがに南側で直射、隠れるところがなくて真空引きに掛かる頃には気温が30℃超えて来て、自販機に走りました(^_^;)
水筒忘れてて、危なかったです...

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「あぁ、スッキリきれいになりましたね。もとのエアコンの取付け方すごかったでしょ?◯◯に頼んだんですけど、次はありませんね。また阿部さんにお願いします。」と、とてもお喜びいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。