2017年7月20日木曜日

分譲マンションで三菱システムマルチエアコン取替工事

今月一ヶ月で、同じマンションで4件目となるシステムマルチエアコンの取替工事にお伺いしてきました。
さすがにほぼ同じ間取りで、同じシステム、同じ工事方法を毎回載せてもどうかと思いますので、ビフォー・アフターのみで(^_^;)テヌキカ...

既存機は三菱重工製のマルチエアコン。

1995年製で、22年も経過しています。
このマンションでは、まだまだ元気に動いているお宅もあるのがスゴイですね。
今回は室外機側の故障で、取替えのご依頼をいただきました。

本日取付けさせていただいたのは三菱電機製。

【三菱電機製システムマルチエアコン】
MXZ-6817AS 室外機×1台・MLZ-GX4017AS-IN 天カセ室内機・MLZ-GX2817AS-IN 天カセ室内機・MSZ-2217GXAS-IN 壁掛け室内機・MAC-R01PW 化粧パネルホワイト×2個

今回も工期を2日予定していましたが、前回同様、スゴ腕の応援を頼んでいたので夕方には完成できました。

「わぁ、一日でできましたね。テキパキとやっていただいて助かりました。これでまた涼しく過ごせます。」と、大変お喜びいただきました。

とりあえず、このマンションでの急ぎの取替工事は完了しましたが、あと2件のお客様にお声掛けいただいています。
そちらのお宅はまだ使えているので、「阿部さんが暇になって、秋ごろでいいですよ。」とありがたいお言葉をいただきました。
何も営業掛けている訳でもなく、こうして口コミでご依頼いただくのは本当に嬉しいです(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2017年7月17日月曜日

メーカーサービスに修理8万円掛かると言われたエアコンの修理と分解洗浄

6年前にご購入いただいたエアコンの修理にお伺いしてきました。

三菱電機製 MSZ-AXV361S-W (2011年製) 標準タイプです。

こちらのマンション、ご購入いただいた際のお客様はお引越しされていて、その時のお客様のお知り合いの方が入居されて使われていました。

冷房が効かなくなって、アベ冷熱技研ではなくメーカーへ直接修理依頼されたそうで、結果「室内機の接続部分からガス漏れしているみたいです。修理に8万円ほど掛かりますので。買い替えた方がいいかも知れません。」と言われたそうで、ご購入当時のお客様に確認したところ、「阿部さんならなんとかしてくれるかも知れないよ。」ということで、ご連絡いただきました<(_ _)>

メーカー保証は、電気系統1年。冷媒回路(ガス系統)5年の保証がありますが、6年経過しているので、無償修理は使えません。
長期延長保証も加入されていません。

接続部からガス漏れ?じゃぁウチの施工ミス?
それは急いで行かないと!ということで、早速点検に。

うわっ、まったくと言っていいほど、ガスがありません...

阿部が接続した部分をチェックしていきます。

室外機接続部は、まったく漏れなし。

メーカーサービスのいう室内機接続部は?

まったく反応なし。
おかしいな?なぜメーカーサービスは室内機接続部分から漏れていると判断したのか?

カバーを外してみます。ん?なんだ?

一部分だけ湿ってますね。結露水にしては何かおかしいですよ?

出ました!ビンゴです!ここからガス漏れを起こしています。

いやぁ~、ちょっとこれ問題ですよぉ~。
三菱電機のサービス、ちゃんと教育してもらわないと。
製品はいいんですけどねぇ。サービスがこれじゃ、お客様が離れてしまいますね。

ちなみに三菱電機は、故障率が少ないので阿部はお奨めしています。
世界一とか言っているダイキンに比べたら、圧倒的に長持ちします。
今回は漏れましたけど...(^_^;)

アベ冷熱技研が行う場合の修理金額を提示させていただいたところ、「え?そんなに安く治るんですか?」との事で、修理のご依頼をいただきました。
ついでに、内部がカビだらけだったので、取外して分解修理するついでに洗浄もお奨めさせていただき、是非!とご依頼いただきました。


漏れ箇所である、熱交換器を部品取り寄せしました。

新旧交代です。漏れ出したオイルが痛々しいですね。

分解したついでに、丸洗いします。


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


部品交換と洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ガスがほとんど無いですから、R410Aフロンガスを規定量充填します。


冷房運転開始。


冷房運転で運転ガス圧測定。

異常がない事を確認してお引き渡しです。

「わぁ、冷たい風が出てます!安く治って洗浄までしていただいて、これで快適に過ごせます。ありがとうございます!」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が修理・点検・分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

※お知らせ:2017年6月30日を持って、今シーズンのエアコン分解洗浄の受付を終了しております。 受付再開は、夏シーズンが終わった秋口を予定しておりますので、ご了承くださいませ<(_ _)>

2017年7月16日日曜日

分譲マンションで三菱システムマルチエアコン取替工事

同じマンションで立て続けでアレですが(^_^;)
またまたマンションの一室に設置されているシステムマルチエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

【三菱電機製システムマルチエアコン】
MXZ-6817AS 室外機×1台・MLZ-GX4017AS-IN 天カセ室内機・MLZ-GX2817AS-IN 天カセ室内機・MSZ-2217GXAS-IN 壁掛け室内機・MAC-R01PW 化粧パネルホワイト×2個


既存機は三菱重工(ビーバー)製で、天井カセット形1方向吹き出しタイプの室内機×2台、壁掛形×1台、室外機×1台のマルチエアコンです。
このマンション、基本的にどのお宅も同じシステムになっています。


ただし、ベランダの位置が各部屋違うので、室外機の置き場が北側だったり南側だったりします。


いつもの様に、パパっと既存機を撤去。

もちろんこちらのお宅も室外機までのケーブルを3系統入れなければいけません。

天井裏はこんな感じです。
天井材から、冷媒配管、ケーブル、換気ダクトが入り乱れているので、数メートル先は全く見えません...


なので、点検口の代わりになりそうなところは全部利用して、ケーブルを通していきます。


今回も強力な助っ人に応援をお願いしたので、思った以上に作業が捗ります。
ほら、2時間も掛からずベランダまでケーブルが出てきました(^^)


立ち下げはグレー色のスリムダクトで。


新しい室内機は横幅寸法が広がるので、少し天井材をカットします。


アンカーを打ち直して室内機を吊り込み、配管類を接続していきます。


室外機への配管接続がすべて完了すると、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


天カセの吊り込み高さ調整と、パネルを取付けて行きます。


ベランダ周りはこんな感じで完成です。


いやぁ、早い早い!夕方4時には試運転です(・∀・)
異常がない事を確認して、取扱説明を行いお引き渡しです。

コツをつかんだので、かなり作業ペースが上がりましたね。
まぁ上手くケーブルが通ればですけど、上手くいかない場合もあるので(^_^;)

「いやぁ、2日掛かるって聞いてたのに、かなり早かったですね、助かりました。今晩から快適になりますよ。他の業者さんは追加工事がかなり高額だったんで、ホント阿部さんにお願いして良かったです。」と、大変お喜びいただきました。
この現場、かなりハードで夏場はキツイんですけど、こうやってお喜びいただけるとホント嬉しいしやり甲斐があります(*^^*)

実は来週ももう一軒...(^_^;)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2017年7月15日土曜日

11年経過壊れても一切保証なしのビーバーエアコン分解洗浄

お預かりしていたエアコンの分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

三菱重工 SRK50ZH2-W(2006年製) 標準タイプです。


メーカーや、製品の素材にもよりますが、大体10年もするといろんな所が傷んでいます。

特に樹脂部分はクラックが入っていたりして、分解していると割れてしまうこともあります。
接着剤とかで補修できる場合はいいのですが、部品を交換しないとどうにも治らない部分もあります。
その際、部品がなければ修理もできません。
という訳で、アベ冷熱技研では10年以上経過しているエアコンの分解洗浄はお奨めしていません。
「どうしても」と言われる方は、一切の保証はできない事をご理解いただいた上でお預かりしています。

さすがにリビングで11年使うとスゴイですね(^_^;)

このファン、黒色じゃなくて本当は青色なんですよ...

電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
配管穴には、なんちゃってキャップがハメ込まれているだけ。


きちんと貫通スリーブを挿入します。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

はぃ、無事壊れる事なく洗浄できました(^_^;) 相当神経使いましたけど...
「結構汚れていたんですよね。中を覗いてみたら凄かったのが、キレイになってますね。また今度別の部屋のもお願いします。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

※お知らせ:2017年6月30日を持って、今シーズンのエアコン分解洗浄の受付を終了しております。 受付再開は、夏シーズンが終わった秋口を予定しておりますので、ご了承くださいませ<(_ _)>

2017年7月13日木曜日

分譲マンションで三菱システムマルチエアコン取替工事

マンションの一室に設置されているシステムマルチエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

【三菱電機製システムマルチエアコン】
MXZ-6817AS 室外機×1台・MLZ-GX4017AS-IN 天カセ室内機・MLZ-GX2817AS-IN 天カセ室内機・MSZ-2217GXAS-IN 壁掛け室内機・MAC-R01PW 化粧パネルホワイト×2個

「あれ?この前も同じ様な取替えやってましたよね?」て思いました?
正解です(^_^;) 同じマンションです。
5年ほど前から、ちょこちょこと口コミでご紹介いただきまして、今までに10軒ほどのお宅のマルチエアコン取替工事をご依頼いただいています<(_ _)>

既存機は三菱重工(ビーバー)製で、天井カセット形1方向吹き出しタイプの室内機×2台、壁掛形×1台、室外機×1台のマルチエアコンです。


1995年製ですよ。ビーバー製も結構な耐久性ですね。

まぁ今回壊れてるから取り替えるんですけど(^_^;)

3台の室内機のうち、1台は壁掛けタイプなんですが、ほとんどのお宅がこのお部屋は物置の様な感じに使われていて、今回のお宅も同様でした。

「物置だからエアコンいらない」と言われる方が多いですけど、将来子供部屋に変わるかも知れません。
その時にこの部屋だけどうにかすると言うことは、この後の工事内容をご覧いただければ解ると思いますが、ほぼできません。
という訳で、現状通りの配置ですべて取り替えとなります。

室外機は1台のマルチエアコンです。

マンションのベランダなどの限られたスペースで、何台も室外機を置けない様な場合にメリットがあります。
それ以外のメリットはありませんね(^_^;)

では工事に掛かります。
既存室外機を撤去。


室内機3台も全撤去します。


既存配管は流用するので、サクサクっと進みそうですがそぅはいきません。
前の記事にも書きましたが、この既存機、各室内機と室外機までの信号線が、屋内用警報用ケーブル0.9mm×2芯を使っています。

当時のビーバー製品は、室外機との通信は高負荷にならないため、細いケーブルでもOKだったんですが、現在、各メーカーから発売されているエアコンは、VVF2.0mm×3芯でなければなりません。

という訳でこのマンション、取替時には毎回ケーブルの引き換え工事を行っています。
この作業が大変なんですねぇ...

天カセ2箇所の開口部を点検口代わりにして、ユニットバスの点検口や、ダウンライトの開口部まで使って、各部屋から3系統のケーブルを引っ張っていきます。

他の業者さんが施工したお宅は、いろんなところに点検口を作られて、見栄えが良くなかったそうで、エレベーターでお会いする方々に根掘り葉掘り工事方法を聞かれます(^_^;)
これも慣れると工事スピードも上がってきますね。結構シンドイですけど...

はぃ、ベランダのところまでケーブルが3本通りました。

この穴は先行配管で冷媒配管が通っていますが、どのお宅もこの配管は使いません。
ケーブルの立ち下げは、グレー色のスリムダクトを使います。

室内機の取付けに掛かります。
新しい室内機は横幅寸法が広がるので、少し天井材をカットします。


位置決めをしてアンカーを打ち直し、吊りボルトを降ろします。


リビングの既存配管は2分4分のため、異径ユニオン継手を使って、サイズを2分3分にして延長します。

既存のドレン管はVP25の塩ビ管なので、そのまま流用。

室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。


室外機への配管接続がすべて完了すると、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


天カセの吊り込み高さ調整と、パネルを取付けて行きます。


ベランダ周りはこんな感じで完成です。


作業が完了すると試運転を行なって、異常がない事を確認してお引き渡しです。

はい、今回の取替工事、一日で完了できました!今までで最短です(^^)
さすがにもぅ予定がびっちりでハードスケジュールなため、以前にも応援を頼んだ、頼れる助っ人1名に応援を頼みまして、まぁこの人が仕事が早いのと上手くケーブルが通ったことで、かなりの時間短縮になりました。
2日予定していた工事が1日で終わり、「わぁ、早かったですね。相当涼しいです。今晩から快適です。親が別の階に住んでるんで、阿部さんが暇になった時期に取替えをお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。