2016年4月3日日曜日

三菱電機製 標準タイプエアコン分解洗浄&新設工事

一年半ほど前に取外して保管されていたエアコンの分解洗浄をして、引越し先で取付けをしてほしいとご依頼いただき、洗浄が完了したので取付けにお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GM282-W(2012年製)


お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
コンセントの位置、配管穴の位置、、、微妙です。。。


配管穴には貫通スリーブが入っていたいため、挿入しておきます。


室内機を取付けて、配管類を接続していきます。


室外機に接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認。

2階ベランダ置きのエアコン分解洗浄分はこれで完了。

これとは別に、1階リビングにお客様支給品のエアコンも取付けます。
工事の前に下見にお伺いしていまして、この状態。

もともと設置されていたエアコンの跡がありますが、お客様のご希望は右側の壁面へ設置。

既存の配管穴は高さ的に再利用できない上、筋交いが・・・(´・ω・`)

この穴は利用しません。

コンセントの位置も既存の場所だと届かないため、右側へ移設。


右側に配管穴も開けておきます。


はい、クロス屋さんがビシっと貼ってくれて、こんな感じに(*^^*)


本日、お客様のご希望通りの位置に設置完了です(^_-)


外周りはこんな感じで完成です。

個人的にはスリムダクトでビシっと行きたかったところですが、お客様のご希望通りに<(_ _)>

「先に下見していただいて良かったです。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2016年4月2日土曜日

エアコン配管穴 コンクリートコア抜き工事

お引越しシーズンですね。
エアコンの移設工事のご依頼もたくさんいただきますが、ご希望に添えず申し訳ございません。
大変忙しくさせていただいていて、感謝申し上げます。

さて、かなり早めにご予約いただいていましたエアコン移設工事にお伺いしてきました。
移設先は、いわゆる公団住宅。

エアコン配管穴の無い、古いタイプの公団住宅の場合、通常はサッシの小窓から配管を通したり、窓パネルを挟み込んで配管を取り出したりしていますが、そうすると片方の窓の開け閉めができなくなります。

アベ冷熱技研では、お客様のご希望があればコンクリートコア抜き工事も承ります。

湿式ダイヤモンドコアツールで、水を流しながらコンクリート壁を貫通します。

貫通完了。


コンクリート内部の鉄筋は切断していません。


もちろん「勘」で開ける位置を決める訳ではありません。
鉄筋探知機を使って、壁内部にある鉄筋の位置を把握してから、配管穴の位置決めを行います。


当然のことながら、建物の重要な部分には貫通しません。
梁・柱は当然ですが、壁の部分も重要な耐力壁となっている場合があるため、見極めが重要です。

今回は上層階の荷重が掛かっていないサッシ窓上に貫通して、エアコンを設置しました。
最近のマンションでは、この部分が梁になっていることが多いですが、この頃の建物は構造が違いますね。

コンクリートコア抜き作業は、必ず建物所有者様の許可をいただいもらっています。
外壁部分は建物の共有部分になりますから、そのお部屋にお住まいの方の判断では施工できません。
最悪の場合は賠償問題になりますので、ご注意ください。

ちなみにこの建物も、耐震性の問題から5年後に取り壊しが決まっているそうです。
近年の建物は新築当初から配管穴が開いているので、最近はこの様なコア抜き作業も減ってきましたね。
まぁ、建物を痛める作業は少ない方がいいですから。

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2016年4月1日金曜日

ダイキン製 標準タイプエアコン取外し・分解洗浄作業

お引越しのため、エアコンの取外しと分解洗浄をご依頼いただいていたエアコンの洗浄が完了したので、お届けに行ってきました。

ダイキン ATS40FPE1-W(2005年製)

よく使い込んでいらっしゃいます(^_^;)

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


通常、洗浄が完了すると取付けにお伺いするのですが、今回はお引越し先では設置されず保管しておくそうなので、梱包材でしっかりと梱包しておきます。

手前の黒ずんでいるフィルターは紙製で洗えないため、必要であればオプション品としてご購入していただくようお願いしています。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2016年3月24日木曜日

ライブハウスでエアコン取替工事

お昼から、エアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 4.0kw200Vルームエアコン お客様支給品です。


既存機はダイキン。こんな感じに設置されていました。

建物はコンクリート打ちっぱなし。3階というか、2階上のロフトみたいなスペースです。

通常の2階よりちょっと高い感じなので、少し長めのハシゴで。


室外機はこの位置。


既存機を撤去します。

配管類は取替えますが、配管化粧カバーと壁面置台は流用します。

室内機も撤去して、新しい背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


今日は風が強くて、高所作業が捗りません。。。


配管接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


こんな感じで完成です。まぁ、化粧カバーは流用ですから(^_^;)


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


今回ご依頼いただいたのは、「スタジオOWL」さん。
→ http://wwwa.pikara.ne.jp/owl21/

愛媛のミュージシャンや音楽好きが集まるライブハウス兼カフェ。
結構な有名人も訪れる、音楽発信基地ですね。

今回の工事に、オーナー様からFBでとても嬉しいコメントをいただきました。

実は今回、エアコンを購入されたお店に工事依頼をされていたそうですが、現地を見て高額な見積金額を提示されたそうで、ネットでいろいろ検索されていたところ、アベ冷熱技研を見付けていただいたそうです。
他にも業者さんが検索結果に出てきますが、「阿部さんのホームページが一番分かりやすくて親身になってくれそうだったから」との事。
とても嬉しいお言葉をいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2016年3月22日火曜日

火を使いたくないとのご希望でガスコンロからIHクッキングヒーターへ取替工事

午後から、IHクッキングヒーターの設置工事にお伺いしてきました。

パナソニック製 KZ-D60KM エコナビ搭載 右側オールメタル対応IHクッキングヒーターです。


お使いだったガスコンロ。

実は今回、給湯器も取替えてオール電化をご希望でしたが、お使いの水道が上水道ではなく地下水をお使いでした。
メーカーの水質検査を行ったところ、「機器に対しては腐食性があり不適合」との回答が帰ってきまして、エコキュート・電気温水器は断念。。。
でも、どうしてもガスコンロだけはどうにかしたいとの奥様のご要望で、IHクッキングヒーターへの取替えをご依頼いただきました。
「これから歳を取ると火を使うのも不安だし、自分がしっかりしているうちに取替えておけば、使い方も慣れるでしょ。」というお考えです。ごもっとも<(_ _)>

で、いつも三菱電機製をお奨めしている阿部が、なぜパナソニックを設置したか(^_^;)
このシステムキッチン、奥行きが525mmなんです。


三菱電機の据置形IHクッキングヒーターは、奥行きが549mm。

把手部分を含めると、かなり前面が飛び出てしまいます。。。
天板をできるだけ広く使っていただきたいという設計が、今回はアダとなりました。

対してパナソニックは、天板が狭くなるものの、今回のコンロ台には丁度いい寸法でした。

あ、パナソニックのIHクッキングヒーターもいい商品ですよ。
オール電化のお話をいただくと、必ず三菱電機とパナソニックのカタログをお持ちして、双方のいいところをきちんとご説明させていただいていますからね。

さて、工事に掛かります。
※ガス機器の撤去は、ガス供給会社さんへ依頼していただきます。
IHクッキングヒーターには200V30Aの電源が必要ですから、分電盤からケーブルを通していきます。


天井裏に上がって、、、


こんな狭いところにケーブルを通していきます。


キッチンのところは、一度外部に出して、、、


塩ビ管で保護して立ち下げ。


コンロ台の後ろから、アース(接地)と共に屋内へ。


200V30Aアース付きコンセントを設置。


分電盤のところに30Aのブレーカーを増設。


電圧を確認して、電源工事完了。


IHクッキングヒーターを設置して、試運転。
使用方法を軽くご説明して、お引き渡しです。

「あぁ、良かった。ぴったり収まったし、上を拭くだけで掃除が簡単なんでほんと嬉しいです。お湯が沸くのも早いですね。周りに熱も出ないし、お願いして良かった。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は、四電エナジーサービス認定「でんのすけショップ」です。
第一種電気工事士が取付工事を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>