2015年10月2日金曜日

新築住宅展示場で三菱スリムZR×2台・霧ヶ峰GV×1台新設工事

10月10日にOPENされる住宅展示場のエアコン新設工事が完了し、本日、試運転調整とお引き渡しにお伺いしてきました。

三菱電機製 PLZ-ZRMP80SJH スリムZR 4方向カセット形コンパクトタイプパッケージエアコン×2台 


三菱電機製 MSZ-GV285-W 霧ヶ峰汎用タイプルームエアコン×1台

機種選定及び設置場所指定はアベ冷熱技研ではなく、建物を設計された設計事務所様です。
今回は、「施工者」に徹します。

当初、エアコン工事も建築工事に含まれていたのですが、施主会社様にお勤めのお客様のご紹介で、「エアコン工事だけ直接依頼すれば安くなるのではないか?」と言うことで、アベ冷熱技研ご相談いただき、お見積りをさせていただきました。

機器の価格、工事費、経費も含めて考えると、当然ですが直接施工の方が価格を抑える事ができます。
アベ冷熱技研では、今までにもその様な現場をいくつも経験させていただいていますので、打ち合わせから施工まで、よほど無理難題を言われない限り、お見積り価格内で対応できます。

と言うことでコチラの現場、7月初旬からスタートしました。

ある程度の内部構造ができあがった時点で建築屋さんからお声掛けいただき、冷媒配管・ドレン管類を入れにお伺いします。

1階部分。


2階部分。

宅内の配管工事が終わると、天井ボードを貼ってもらうまで作業はありません。

外周りは、足場がある方が施工しやすいので、外壁作業が終わって足場撤去寸前にスリムダクトで配管を立ち下げます。


天井ボードが貼られました。


通常、大工さんに開口していただく事が多いですが、こちらの場合、梁の位置が特殊なのと、天井裏スペースが狭いので、機器に合わせて開口が必要なので、自分が開口しました。

ここから、クロスが貼られるまで作業はありません。

クロスが貼られると、室内機吊り込みにお伺いします。
穴あきLアングルを使って、吊りボルト位置を決めます。

吊りボルトの位置・開口の具合・梁の位置、、、キチキチなのが見て取れると思います。。。

室内機を吊り込みます。


配管類を接続し、高さ調整を行います。


パネルを取付けて、室内機完了。

壁面が近いのが「施工者」としては気になりますが、設計上ここ指定です。

ルームエアコンも取付けます。


室内側が完了すると、室外機周り。
室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。

試運転は、まだ仮設の電源しか入ってないので、本設が入り次第再度訪問です。

電源が入ったとご連絡いただき、本日試運転に。
電源投入後、まずは水がきちんと流れるか、ドレンテスト。


初期設定、試運転開始。


運転ガス圧測定などを行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


図面の段階からお打ち合わせさせていただき、当初の内容から大幅に変更になったところもあり、当初のお見積り金額より上がりましたが、お施主様の予算金額よりは抑えることができました。

室内機の設置場所に関しては少々難ありでしたが、大工さんも電気工事屋さんもいい方ばかりで、久々に気持よく作業させていただきました。

10日OPENとの事。
お洒落な空間ができあがったので、いろんな方々に観ていただけるといいですね。

イシンホーム松山東店→ http://www.ishinhome.co.jp/franchise/detail.php?id=238

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2015年9月30日水曜日

中島へフェリーに乗ってエアコン工事

いつもお世話になっているマンション・アパートのオーナー様からのご依頼で、エアコン取付工事にお伺いしてきました。

どこかと言いますと、「中島」。


中島は松山沖にある島です。
フェリーに車を乗せて渡る訳ですが、朝一の便に乗りたいので、朝5時起きで並んでいたんですけど、、、うちの前で「はい、ここまで。ここから次の便ね。」って。。。(T_T)

次の便なんて10時過ぎですよ。

ここまで来たら意地です。3時間待って乗船。

風が強くて、波が高く、揺れまくり。。。
一時間半掛けて、やっと中島へ上陸。
昼前ですが、どんな事があっても5時半の最終便には乗りたいので、昼食も取らずに作業に掛かります。

取付けるエアコンはお客様支給品。
それも中古。。。

悩んでいる時間はありません。

早速工事工事。。。


一台目終了。


二台目終了。


途中、雨がパラパラしましたが、なんとか。


試運転も異常なしで完了。


4時前には港に並べたので、5時半の最終便には乗れます。
安心したので、昼食。。。

中島も最近何度か仕事で来ますが、いつもバタバタ。

学生の頃はキャンプとか来て楽しんでたんですけどねぇ。
今度ゆっくり来てみたいです。

そう言えば、鶴瓶さんがテレビ番組の収録をしていました。
いつ放送されるのか、全然知りませんが(^_^;)

松山の事務所に着いたのは夜の8時前。
約13時間掛けて、エアコン2台ですか。。。
基本的にエリア内しかお引き受けしませんが、繁忙期を避けていただいて、別途「移動費」をご負担いただける場合は、この様なエリア外工事もお引き受けしております。

2015年9月29日火曜日

農業用倉庫で電気容量増設工事

以前、農業用倉庫で電気工事をご依頼いただいたお客様から、「新しい乾燥機を買ったんで、コンセントの増設をしてほしい。」とご依頼いただき、お伺いしてきました。

既存のブレーカー設備。主幹は30A。

電灯用の100Vと、乾燥機200V、籾スリ機200Vの3回路。

ブロック塀を隔てた母屋の方から電源を取っています。


で、今回新しく導入される乾燥機。(左奥)

手前の乾燥機の買い替えではなく、もう一台増やす形です。

現在まで、主幹30Aでギリギリの状態で使用されていましたから、既存設備のままコンセントを増やすのは無理です。
ということで、母屋からの分岐をカットして、新たに電柱から引込みを入れる形でご提案させていただき、ご依頼いただきました。

四国電力へ申請を行い、許可が出たので内部作業に掛かります。
既存ブレーカーを撤去し、一次側ケーブルを許容電流の大きなものにします。


引込点まで延長していきます。


引込側の接続は後日になるため、とりあえず一次側は既存の母屋からのケーブルに接続しておきます。


増設コンセントを設置。


竣工検査後、四国電力で電力量計(スマートメーター)を受け取り、接続しておきます。


後は、この引込点へ引込班が接続してくれれば完了です。

ここまでが連休前の作業でした。

本日、引込みが入ったので、一次側の切替工事にお伺い。


分電盤のところで、一次側ケーブルの繋ぎ替えを行います。。


増設コンセントの電圧を確認。


異常がない事を確認して、お引き渡しです。

主幹ブレーカーは60Aになりました。
これでブレーカーが落ちる心配をしながら農作業をすることもなくなりますね。

アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。

2015年9月26日土曜日

賃貸マンションで三菱霧ヶ峰GVタイプ取替工事

賃貸マンションの管理をされている不動産業者様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV225-W 霧ヶ峰汎用機です。


既存機は・・・

三洋電機製、それもワイヤード、、、20年以上は経過していますね。。。
動いてはいますが、効きが悪いのと音が大きいそうです。

今回、「ベランダ置きです。」との事でしたので、下見なしでお電話だけで現状をお聞きしてお伺いしたのですが・・・

吊ってますけど?

それも錆まくっている吊りボルトで。。。(T_T)

「ベランダ置きですよね?」と管理会社様へ連絡。
すぐに飛んで来られまして(^_^;)、これを撤去してベランダ置きで構わないとの事で作業に掛かります。

既存室外機を撤去。
30Kg超えてますよ。。。これが一番大変な作業でした。


室内機も撤去。

クロスは後で貼り替えるそうです。

できるだけクロスが恥かかない様に、位置決めをして背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。

ベランダ置きと言うより、1階なので地上置きですね。

外周りは、こんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

上部のクロスは剥げてるのが丸見え状態ですが、下や横から見ると何事もなかった様に付いています(^_^;)
入居者様には、「上等よ。キレイに付けてもらって、ありがとう。よぉ冷える様になりました。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2015年9月24日木曜日

光ケーブル用保護配管敷設工事

某テナントビルで、光ケーブルを保護するための配管工事にお伺いしてきました。

某大手通信会社の光ケーブル工事は、配管がないと施工しないそうです。
配管というのは、ケーブルを保護するパイプです。
通常、電話用の配管があるハズなんですが、テナントビルなどの場合、間取りが変わったり、大きなスペースを区切ってしまっていたりするため、配管が入っていない場合があります。

この配管を、ビルのパイプシャフト内にある集合計器盤から、ご依頼のテナントまで導入する工事です。

ここからご依頼のテナントスペースまで、配管長で約30m。。。

点検口がある場所はいいんですが・・・


点検口がないところは、ダウンライトから腕だけ突っ込んで作業です。。。

かなりいろんなケーブルや配管が通っているのと、目視できず手探りなので時間が掛かります。。。

仕切り部分は、配管が通る程度に開口して通していきます。


やっと電話の近くまで来ました。
既存の開口部を利用します。


なんとか通りました。

ケーブル通すなら訳ないですが、PF16は厳しいです。

埋込ボックスが設置できないので、露出ボックスにノズルプレートで完了。


パイプシャフト側へ戻り、配管を弱電ボックスへ導いて作業完了です。

簡単に書いてますが、3時間ほど掛かっています(´・ω・`)

あとは、光ケーブル施工者さんに施工していただいて、光サービスがご使用いただける様になります。
愛媛CATVのネットサービスとか、STNetのピカラサービスなら、配管なくても施工できるんですけどねぇ。。。