2011年1月21日金曜日

生石町でボイラー取替工事

お昼から、ボイラーの取替工事にお伺いしてきました。


2日前、「倉庫に設置してあるボイラーから、灯油が漏れている見たいなので見て欲しい」とご依頼いただき、点検にお伺いしていました。
お伺いして見ると、「倉庫」ではなく「物置き」の上から円筒。


引き戸を開けると、もの凄い灯油の臭い(>_<)

それに、ボイラーに近接された灯油タンク。。。
急いでコンセントを抜き、「もしかしてこれ、この状態で使っていたんですか?」とお尋ねすると、去年の年末から漏れてるのは知っていて、ご主人が修理を試みたそうですが、今回に至っています。

・・・恐ろしい(T_T)

漏れ箇所を探すと、、、

灯油を送る、電磁ポンプから漏れ出していました。
恐ろしい事に、その下には電気系統が。。。
よく火災になりませんでしたねぇ。。。
��最近の機種は、電気系統が上に付いています)

97年製で部品が無いので、今回は修理不能で取替えとなります。


で、本日午後から取替えにお伺いしてきました。
既存機を撤去します。

灯油の染み込んだブロックも取り替えました。

新しいボイラーを設置して、配管を接続していきます。


排煙筒は既存の物を流用しますが、支持材が無くグラグラだったので壁面から支持します。


リモコンを新しく設置します。


この物置きは常に閉められているため、排気より吸気が少ない状態で不完全燃焼を避けるために、引き戸に通風孔を取り付けました。


水漏れ箇所が無い事を確認し、保温材を巻いて、試運転終了後お引き渡しです。
長府製作所製 IB-4731DS 水道直圧式灯油ボイラー
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「良かった、今日から安心して使えます」と、大変喜んでいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研では、石油機器技術管理士・給水装置工事主任技術者が点検・整備・工事を行います。
お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

リビングへショップライン取付工事

先週、「ペンダント照明を取付けたいので、配線工事をして欲しい」とご依頼いただき、下見にお伺いしていました。

広いリビングの天井には、埋込形の照明器具が付いていました。

以前、こちらにお住まいの方が埋込タイプがお好きで、新築時に設置されていたそうですが、今回ご依頼いただいたお客様はペンダントタイプの照明器具がお好きで、既に通販で購入されていました。

さて、どうする。
既存器具を取外して天井裏を覗いて見ましたが、近くに電源回路はありません。
新しく器具を設置するためには、電源回路とスイッチ回路を新設しなければなりません。
少し考えて、この既存の2台を1つのスイッチ回路にして、空いた回路を使ってペンダント照明の入り切りをする事をご提案・ご了承いただきました。

2個用スイッチで良かったぁ(*^^)

それと、「固定するんじゃなくて、好きな場所へ移動できるようにして欲しい」と、お客様のご希望でショップライン(配線ダクト・ライティングレールとも言います)を設置する事になりました。

で、商品が揃ったので、本日午前中取付けにお伺いしてきました。
既存器具を取外して、点検口代わりに天井裏を覗きます。


配線を分岐・接続して、スイッチ回路を作り上げます。


器具と器具の間に、ショップラインが付きました。

「[emoji:v-109]ショップライン」、その名の通り、店舗照明に使われる配線ダクトです。
付属品を引っ掛けるだけで、このライン上どこにでも照明器具が設置できます。
最近では、新築住宅にもスポット照明用として使われていますね。

これに、引掛けシーリング部材を取付けて、、、


ペンダント照明を取付けました。

すみません、これは骨組だけです。
この先っぽには、花びらの装飾品が付くそうです。
さすがに全部取付けるには時間が掛かりそうだったので、お客様にお願いいたしました<(_ _)>
飾るのも楽しそうですよね。

2011年1月20日木曜日

中古エアコン取替工事(フロンガス補充)

昨日、腰やってしまいました。。。(>_<)
今回の工事の終了間際に。
ちょっと動くと激痛で、何もやる気になりません。
やらないといけない事、たくさんあるのにどうしよう。。。(-_-;)

その工事の模様を。
既存の室内機です。

この部屋、ここしか設置できる場所が無く、戸袋を一部潰して室内機を設置しています。

配管は、左側の戸袋の内部を通って外部へ出ています。

工事の内容としては、何ら難しいことはありません。

まずこれを撤去します。


で、室外機。。。

室内機は一番右側の窓の部屋で、室外機は左側の物。
これもハシゴを掛けて、窓から撤去しました。
この室外機が異様に重かったんです。
この時は何とか1階まで担いで下りました。

室内機設置に掛かります。

位置決めをして、背面板を取付けます。

下地がボコボコしているので、噛ませ物を入れて背面板を浮かせて設置。


室内機を掛けて、配管を接続していきます。


戸袋内を通って外部へ。


取替えの室外機を2階へ担いで上がり、窓から既存の壁面置台へ設置。
この時も腰に違和感はありませんでした。
室外機への配管接続と真空引きは社長に任せていたので、途中写真はありません。


既存機はドレン管が途中で切れていて、2階から垂れ流し状態だったので、新たに塩ビ管を使って1階まで立ち下げます。

この作業時にかなり体温が下がっていた様で、1~2分程しゃがんで作業した後、何の気無しに立ち上がったら「ビキッ!」と腰に激痛が。。。

痛みに耐えながら試運転作業に掛かると、、、ガス不足。。。(-_-;)
室外機を見た時、嫌な予感はしたんです。

取外しされた業者さんが、バルブのところにキャップをしていなかったんです。
ビニールテープで巻かれたバルブから、オイルが漏れ出していました。

ここまでが昨日の内容です。
日が暮れて暗くなったのと、激痛とで、お客様に了解いただき翌日お伺いさせていただく事になりました。

で、本日。
午前中、病院で診てもらって、再訪問させていただきました。(激痛は変わりませんが。。。)

まずは冷房運転で、ガス圧測定。

外気温が低いので冷房運転しても適正値より低い値が出ますが、今回は0.35Mpa程度しか圧力がありません。

フロンガスのボンベを接続して、適正圧力まで様子を見ながら追加充填していきます。


冷房運転で、0.6Mpaまで上がりました。

夏場ならもう少し高めですが、外気温が低いのでこんなところでしょう。

暖房運転に切り換えて、適正かどうかチェックします。

2.9MpaなのでOK。 充填作業完了です(^^)v

しかし、取外した業者さん最悪ですね。
新冷媒R410Aは圧力が高いので、バルブキャップを怠るとかならず漏れます。
こう言うところで、業者の善し悪しが判断できますね。

今回のエアコンは、娘さんが転勤で必要なくなったのを親御さんが頂いたそうです。
まだまだ使えますから、今日から快適ですね(*^^)v


あぁ~、腰痛い。
予定こなせるかなぁ。。。どうしよう。。。(T_T)

2011年1月17日月曜日

先週の続きのエアコン分解洗浄

先週書きました、シニアマンションのエアコン分解洗浄の続きです。

2~3台づつ、取外して、洗浄、そして取付け。
寒い日が続いているので、屋外での水仕事は泣きそうです(T_T)

本日は、洗浄が完了した室内機を3台、取付けにお伺いしてきました。
前にも書きましたが、非常にメンテナンスのしにくい状態で設置されているので、取外し時も取付け時も苦労します。

今回は、パイプシャフトの中に配管接続部があり、作業しにくいのなんのって。。。
体と腕をくねらせながらフレア加工、そしてトルクレンチで締め上げ。
力が入らないのを無理矢理締め上げるので、また腕が痛くなりました(>_<)

何事も無かったかの様に、設置完了。

試運転で異常が無い事を確認して、お引き渡しです。

今日も1台、お預かりしました。
また洗浄しないと。。。


分解洗浄の動画が見れます↓
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2011年1月16日日曜日

平成22年度 自主防災レベルアップ研修会

寒い一日でしたね。。。
今日は朝から、松山市総合コミュニティーセンターへ行ってきました。

毎年行われている、自主防災レベルアップ研修会です。

東築山町防災会の防災士として受講に参加しました。

初めに、10地区の自主防災組織の代表の方たちの活動発表が行われました。
みなさん精力的に活動されていて、パソコンを使って防災マップをデジタル化し、地区の高齢者や要援護者の住居や、その方を援助される方の班割りをされているところもあり、頭が下がりました。
我が地区はどうだろう。。。

2部は、山口大学大学院 理工学研究科 瀧本浩一准教授 「地域防災を考える~あなたは何に対して備えますか~」と題して講演いただきました。
流れる様なパワーポイントの視覚効果と絶妙なおしゃべりで楽しく、且つ、改めて防災に対する考え方について教えていただきました。
「防災とは行政が行うものではない」と言う言葉が耳に残りました。
確かに自分の周りでも、「訓練は消防署に任せたら」「何か起こったら消防が助けてくれる」と言う方がほとんどです。
阪神・淡路大震災の時、現場では何が起こっていたか思い出してください。
明日17日は、阪神・淡路大震災が起こった日です。
たくさんの犠牲者を出した災害を忘れることなく、かならず訪れる南海地震に備えなければなりません。

「今、この時、地震が起こったら・・・」、自分がどう対処するか、常に考えていることも防災の一つです。
みなさんの周りは大丈夫ですか?


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[emoji:v-109]「ルモマコンセント」:アベ冷熱技研

2011年1月15日土曜日

松前町でエアコン分解洗浄×2台

寒い日が続きますね。松山でも雪がちらほらしてました。
今日は、先週お預かりしていたエアコンの分解洗浄が完了したので、取付けにお伺いしてきました。

ダイキン S40FTNP-W(2005年製)
ダイキン S28FTNS-W(2005年製)


電気系統を取り除いて、完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


ダイキンの時はいつもですが、ボディ内部に黒カビが多く発生しています。
部屋の状況や湿度にもよりますが、他メーカーに比べて多い気がします。
結露しやすいんでしょうか。
2年程前に営業の方にお話ししたんですが、新商品でも改善の兆しが見えません。
この奥の方のカビは、アベ冷熱技研の分解洗浄方法でないと取れないんですよ。

室内機の取付けに掛かります。


実は、取外し時に発覚したんですが、ドレンが逆勾配になっていました。

内壁より外壁の穴の方が2cm程上がっていて、ドレン水が流れにくくなっていました。
しかも、冷媒配管の右側から挿入されているため、余計に勾配が取りにくい状態です。
ヒドイ工事でお気の毒です(-_-;)

木造の建物であれば、なんとか外部から抜き替え修正できるんですが、

RC造で2階、しかも配管はきっちりラッキング仕上げ。
見た目はきっちりされていますが、肝心なところが。。。

ドレンホースの抜き替えは無理なので、冷媒配管を目一杯持ち上げて、その下側を右から左へドレンホースを交差させ、尚且つドレンホースの下へ木片を挿入して、なんとかドレンパン下部と水平になる様に細工しました。

勾配は取れませんが、以前よりはドレン水が流れやすくなりました。

今回はダイキンの施工性の良さに助けられました。

全面カバーを外すと、配管接続がやり易いんですよね。

後は、真空引き作業・試運転を行いお引き渡しです。

5年間の汚れがスッキリ綺麗に落ちました。
きれいな空気で快適にお過ごしくださいませ<(_ _)>


分解洗浄の動画が見れます↓
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研