2012年2月20日月曜日

隠蔽配管のルームエアコン取替工事

いつもお世話になっている家電店様からのご依頼で、ルームエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

今回は下請工事なので、機器支給。
三菱電機 霧ヶ峰 自動フィルター掃除機能付きです。

既存機も霧ヶ峰でした。

これ、隠蔽配管されています。

撤去すると配管が見えますが、壁の中に配管が隠蔽されているので取替えは不可能です。

既存機のコンプレッサーに異常があればこの配管も使えませんが、今回は別の故障での取替えなので、既存配管を流用します。

でも少し問題がありました。
ドレン管です。

空調屋さんなら、隠蔽部分のドレン管はVP管20Φ(塩ビ管)に断熱材を巻いて使用するのが当たり前ですが、こちらはソフトタイプの断熱ドレンホースを使用していました。
最近、新築のお家で施工されているのを見掛ける様になりました。
点検できるところなら使いますが、壁の中や天井裏・床下の横引きに使うのはハッキリ言って怖いです。
ソフトドレンは柔らかいのでたるみ易く、ヘドロ状のドレン水が詰まり易くなります。
施工性の面で使う業者さんが多いんだろうと思いますが、長く快適に使っていただこうと思う気持ちがあれば、絶対VP管を使いますね。
まぁ、予算の都合もあるんでしょうけど。。。

と言う訳ですが、壁を剥いで入れ替える訳にも行かず、しかたなくドレンホースも流用します。

室内機を取付けるため、冷媒配管を延長します。

室内なので溶接は行わず、フレアユニオンを使って接続・延長します。

室内機に配管を繋いでいきます。


フレアナットは、トルクレンチを使って規定トルクで締め付けます。


ドレンホースも抜けない様にしっかりと差し込みます。

三菱電機製は左側面カバーが大きく外れるので、隠蔽配管の接続が容易にできます。

室内側に時間が掛かっている間に、室外機側は真空引き作業まで社長が済ませてくれてました。


すべての作業が完了すると、異常がないか試運転を行なってお引き渡しです。

一連の作業をご主人様がずっとご覧になられていて、完了後お部屋に来られた奥様に、「おい、相当丁寧に付けてくれたぞ。キレイに付いた。前に取付けに来た業者とぜんぜん違うわい。」とお褒めいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研では、下請け作業でもお客様の立場に立った工事を行い、下請けに徹した対応をさせていただいています。
同業者様からご依頼をいただけるのは、信頼の証ですね(^^)v

Panasonic製テレビドアホン取替工事

午前中、テレビドアホンの取替工事にお伺いしてきました。
Panasonic製 VL-SV25K


既存のドアホンもテレビドアホンでしたが、経年劣化で映像が映りません。

それに付け加えて、来訪者がいないのに突然チャイムが鳴ったりします(^_^;)
モニターに映像が映らないので、鳴るたびに表に確認に行かなければなりませんでした。
これ、夜中も鳴っていたそうで、大変な思いをされていました。

本体を撤去して、玄関カメラ子機も撤去します。


取り外すと、警報用AE線が出てきました。

これ屋内用なので、保護管に入れておかないと劣化してしまうんですよね。
短絡はしていない様だったので、突然チャイムが鳴る原因とは違うみたいです。
配線の抜き替えは不可能なので、劣化しているところはカットして接続します。

新しいカメラ子機を取付けます。

水が侵入しない様に、周囲をコーキングしておきました。

室内側に本体を取付けて、確認。

表でチャイムを鳴らして、お客様に映り具合と音量をご確認いただいてお引き渡しです。
「今日から安心して寝れるわ」と、大変喜んでいただきました。

これからは防犯のためにも、テレビドアホンをお奨めいたします。

2012年2月18日土曜日

太陽光発電用 売電電力量計(電力メーター)取替工事

年明けにご予約いただいていた、太陽光発電システム用の売電力量計の取替工事にお伺いしてきました。

写真左が「買電力量計(四国電力持ち)」、右が「売電力量計(お客様持ち)」です。
電力量計には有効期限があり、満期を迎えるまでに取替えなければなりません。
買電力量計は、四国電力が定期的に取替えてくれますが、売電力量計はお客様の持ち物ですから、取替えはお客様負担となります。

まず、主開閉器を遮断して宅内を停電(無負荷状態)させます。
宅内側は通電されていませんが、電力量計側は通電された状態(活線状態)なので、電線同士を短絡させないように既存の電力量計を取り外します。


左側が既存の三菱電機製電力量計。

右側が新しい富士電機製 F22F-R 逆転防止機能付き電力量計。
かなりコンパクトですね。

有効期限も10年後となります。


新しい電力量計を取り付けて、端子に接続します。

感電防止のために低圧用ゴム手袋で安全対策を行い、トルクドライバーを使い規定トルクで端子を締めます。

送電前にテスターで電圧測定を行い、主開閉器を入れて送電します。


正常に電力量計が動作しているか確認を行い、フタを閉めて作業完了です。

後は、指示数や品番などを四国電力へ報告して完了です。

今回のお客様は、以前同じ様に電力量計を取替えさせていただいたお客様からのご紹介でした。
建築メーカーさんに取替え依頼するより、アベ冷熱技研の方が少しお安いそうですよ。
料金上げようかな(^_^;)

アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
この様なご依頼も、お気軽にご相談ください。

2012年2月17日金曜日

エアコン室外機壁面置き設置工事

テナントビルの一角へ、中古ルームエアコンの取付工事にお伺いしてきました。

室外機は、オーナー様に許可を取っていただいて壁面置きにしました。

以前この部屋を使われていた方が配管を残していたのですが、これ屋上まで延びています。

屋上には簡単に上がれないため、室外機を上げるためにはクレーンが必要です。
古い配管を使うのはリスクがありそうな事と、予算の都合もあり、壁面置きとなりました。

室内機を設置するため、背面板を取付けます。

配管穴は既存のものを流用。
スリムダクト(配管化粧カバー)も残っていたものを再利用します。

室内側が完了。


溶融亜鉛メッキ製の壁面置台を取付けて、室外機を乗せます。


配管を接続が完了すると、電動式真空ポンプを使って配管内を真空乾燥させます。

室外機の下部ドレンをキチッと取ります。
冬場に暖房運転すると、室外機からドレン水が出るのでこれは必須です。

すべての作業が完了すると、試運転を行なってお引き渡しです。


アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2012年2月16日木曜日

新築住宅へUHF/BSアンテナ新設工事

週明けから雨で延期になっていた、新築住宅のアンテナ新設工事にお伺いしてきました。

・・・って、今日も雨降ったんですけど。。。

テレビの見えない生活は寂しいので、卓上アンテナをお貸ししていました。

これでもブースター内蔵なので、室内でもギリギリのレベルで受信可能です。
アンテナ倒壊時や雨で工事延期などの場合に、お客様にお貸しできるように今回購入しました。

さて、工事開始時には曇りだったんですが、アンテナを立て始めるとポツポツと雨が・・・

瓦が新しい事とツヤ無しの陶器みたいな感じだったので、全然滑りません(^^)v

少し腰が引けながらも作業を進めます(^_^;)
地上波は松山本局を狙います。

目視で送信塔が確認できる、最高のロケーションです。

受信レベルも悪い訳がありません。


BSアンテナを取付け。


レベルを見ながら、最適な方向を探っていきます。

雨でも良好なレベルを確保。

BSアンテナの後ろに、UHF/BSブースターを取付け。

この時点でドシャ降りです。。。

宅内の弱電BOXへブースター電源部を設置し、本体へ電源を送ります。


テレビユニットでレベルを測定しながら、ブースターの出力レベルを調整します。


エラーフリーで、キレイなレベルが確保できました。


テレビに接続し、異常がない事を確認してお引き渡しです。

延期でご不便お掛けしましたが、本日完了できて良かったです。
新しいお家で、快適なデジタル放送をお楽しみください<(_ _)>

アベ冷熱技研ではアンテナ工事だけでなく、ケーブルテレビなども、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

BSアンテナ取替工事

午前中、「BSアンテナが悪いみたいなので、取り替えてほしい。」とご依頼いただいていたお宅へ、BSアンテナの取替工事にお伺いしてきました。

既存BSアンテナはSONY製。

屋根上のアンテナポールに取付けられていました。

ブースターかな?と思ったら、ミキサーが付いています。

「あれ?写真が傾いたかな?」と思ったら、ポールが傾いています。。。

屋根馬も1本浮いています。。。

支線が緩んで、風で動いた見たいです。

支線をしっかり張ってから、既存のBSアンテナをチェック。

レベルはそこそこ出てますが、CN値がダメですね。
「雨の日には衛星放送が映らなくなる」と言われていたので、ギリギリのレベルなんですね。

ミキサーに接続されているケーブルも腐食してきているので、ここも要チェックです。


今回は、お客様が既にBSアンテナをご用意されていたので、新しい物に取替えます。

DXアンテナ製品です。

曇りですが、結構いいレベルが出ました。


キレイに受信できた電波を少しでもロス無く送りたいので、先程のミキサー接続部も再加工。

既存の物はシールドがめくれてしまってました。

シールド部を傷めない様に、きちっと加工します。


屋根馬の足元には、動かないようにコーキングをしておきました。


屋根上側が完成です。


宅内のテレビユニットでレベル測定。

やっぱりブースターが入ってないので、レベルが低いです。。。

何分配されているのか、天井裏の分配器を確認。

4分配。。。
それも全端子電流通過形の分配器なので、初めからブースター付ける気がなかった様ですね。

「これで映るんかいな?」と思いながらテレビに接続すると・・・

さすが Panasonic VIERA !!!
機器内部での補正能力が高いので、少々の低レベルはモノともしませんね。

今回はBSアンテナの取替えのみのご依頼でしたので、もし不具合が出る様であれば、ブースターを追加していただく様にご説明させていただきました。

アベ冷熱技研では、アンテナ工事・ケーブルテレビなど、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>