2022年5月25日水曜日

分譲マンションでダイキンから三菱霧ヶ峰へエアコン取替工事

以前、他のお部屋でエアコン工事をさせていただいたお客様のご依頼で、リビングのエアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 霧ヶ峰ZWシリーズ お客様支給品です。

既存機はダイキン製でした。
まだ動いていますが、このお部屋を中古で購入される前から設置されていたものなので、今回取替えてしまいます。

屋内側のセンスのない配管化粧カバーも取替えます。

室外機側はこんな事になっていました。。。
マンションの外壁修繕工事が続いていて、外壁タイルの貼り替えや、ベランダの防水シートまで剥がされています。

室外機を動かし易い様に、化粧カバーが外されていました。

では既存機を撤去していきます。
配管穴がパテ埋めされていませんでした... いわゆる手抜きですね。

ドレン排水も、ドレンホースを転がしてあるだけ...

屋外の配管化粧カバーは流用しますが、それ以外は全撤去。

室内機位置はお客様のご希望で、少し右側へ取付ける事にします。

位置決めをして、背面板を設置。
MDダクトを取付けます。

今回、6.3kwのエアコンのため、配管サイズが2分4分と少し太い銅管を使います。
太い配管は、手曲げすると簡単に折れてしまうので、パイプベンダを使用して曲げます。

室内機を掛けて、配管類を繋いでいきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

室外機は、配管化粧カバーを外して、少し前の方へ置いておきます。
これ、防水シート貼る時、結構大変だと思うんですけど、どんな風に作業されるのか興味津々です。
無理に動かして、ガス漏れ起こしません様に...

「きれいにしていただいて、ありがとうございました。またお願いすることもあるんで、その際はお願いします。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2022年5月24日火曜日

エアコン専用コンセント増設・分電盤取替え・エアコン新設工事

ご夫婦でFB友さんであるお客様のご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2221-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

お住まいの敷地に古い母屋があって、そちらの一室を娘さんが使われるそうで、エアコンを取付けて欲しいとご相談いただきました。
このお部屋、娘さんだけでなく、かわいい子猫ちゃんがいました(*^^*)
お聞きすると、ほぼこの猫ちゃんのためのエアコンの様です(^_^;)

外壁に面していて、取付けができそうな壁面はこちら。
専用コンセントがないので、分電盤から専用で引っ張って来ないといけませんね。

分電盤を拝見すると・・・
外れかかって傾いているのは仕方ないとして、主幹ブレーカーが無いので、漏電しても遮断されない状態でした。

建物の設備も古いですし今回エアコンも設置するので、分電盤の取替えもご提案させていただき、ご依頼いただきました。

では作業に掛かります。
まずはエアコンから。
位置決めをして、背面板を設置。

配管穴を開けていきます。

配管穴には、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管はほとんど直射日光が当たらない建物裏側のため、テープ巻き仕上げで。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

今回、アース(接地)は室外機側で取りました。

室外機周りは、こんな感じで完成。

専用コンセントの増設に掛かります。
天井裏点検口がないのと、露出配線でかまわないというお話でしたので、廻り縁の色に近いブラウン色のケーブルで配線していきます。

これがですね、延々と、、、

延々と、、、

建物の反対側へ、、、

分電盤のところまで引っ張りました...
天井裏通す方が楽ですねぇ...(^_^;)

既存分電盤を撤去。

新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。

こんな感じで完成。
漏電遮断器も付いているので、安心してご使用いただける様になりましたね。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

あ、そうそう。
古くて傷んでいるコンセントを、三ヶ所。

取替えさせていただきました。

一箇所、コンセントを外したら、ケーブルがスッポ抜けました...
危なかったですねぇ...

「きれいにしてもらって、ありがとうございました。これで安心して使えます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
Wさんご夫妻、たくさんお菓子いただきまして、ありがとうございました!

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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2022年5月23日月曜日

いろいろと問題が出てきた隠蔽配管のエアコン取替工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

取替える機器は、ご主人さんが転勤先で数年使っていたアイリスオーヤマ製のエアコンです。

既存機は三菱霧ヶ峰。
1995年製ですから、27年目ですよ!まだ動いているし、さすが霧ヶ峰です(*^^*)

このエアコン、隠蔽配管になっています。
室外機はこちら。

まだ動いていますが、霧ヶ峰くんには引退してもらいます。お疲れ様。
室外機を外してみてビックリ...
お客様もここに通気口があったのとは、ご存知ありませんでした。
新築時に施工されたものですから酷いですね。ホント酷いです。

室内機側もメチャクチャでした。
ドレンは断熱されていない、屋外で使うドレンホースを差し込んでいるだけでした。
よく今まで結露しなかったなと、逆に感心します。

それより酷いのは、電源コードを切断して、ケーブルとジョイントして壁内へ押し込まれていました。
電源コードは撚り線なので、単線ケーブルと圧着接続はNGです。
最悪は発熱して、火災の原因になりかねません。

酷いです。ホント。
お陰で、予定していた以上にかなり手間が掛かりそうです...

全撤去しました。
取付けに掛かります。

まずはコンセントを取付けるために、配管穴脇に開口します。

この開口部を利用して、ドレンホースがどうなっているか確認。
うわぁ...この施工した人...ホントに...この世から消えてください...
奥に塩ビ管VE22のノーマルが見えます。
そこに差し込まれていますが、そこまではドレンホースのままですから、重みでトラップができてドレンが詰まる可能性もありましたね。
案の定、ホースの内部にはヘドロが溜まっていました。

とりあえず、室内機を取付けていきましょう。
背面板を設置して、冷媒配管が短いのでユニオン継ぎ手を使って延長します。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
このアイリスオーヤマのエアコン、東芝のOEMの様です。
東芝の左配管接続は、まったく持って施工性が悪いです。
同業者さんは激しく同意していただけるほど、何十年も改善されないところです。

既存のドレンホースは引き抜いて、機器に付属の断熱ドレンホースを少し加工して、コンセントの開口部から無理矢理手を突っ込んで、塩ビ管に挿入しました。
ちゃんと勾配は取れています。

室外機側へ掛かります。
こちらも配管が短いので、溶接延長します。

通気口を避けるため、少し長めに延長しました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

真空引きしている間に、ちゃんと排水できるかドレンテスト。

きちんと屋外へ排出されて、確認完了です。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
いろいろあった上に、阿部の凡ミスも重なり、かなり時間が掛かってしまいましたが、なんとか完了できました。

「丁寧にいろいろ治していただいて、ありがとうございました。また何かありましたたら、お願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。